Takuomi Mochida– Author –
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教養と思想
会社は小さくなり、数は増える——ザッカーバーグの未来観を、自分のルーツから読む
前回「操作を覚えても、差はつかない」で、役割を設計し直す人に差がつく、という話をしました。 今回は一段外へ出て問います。役割を設計し直した先で、会社の形はどうなるのか。 この問いを、Metaの創業者マーク・ザッカーバーグ氏の言葉を借りて読みま... -
心を高める
吸って、吐いて、1つ——坐禅の数息観を10まで数えられるまで
前回は、坐禅会に通う経営者たちの実話を読みました。3.11の翌日に福島へ戻った佐藤社長。全社員と面談して会社が一変した千田社長。どちらも、坐りつづけた人の話でした。 読んでくださった方から見れば、次に出てくる問いは一つだと思います。では、明日... -
学び方
恥をかく覚悟が、ようやくできた——ChatGPTに飛びついた私が、ライティング道場で学んだこと
「分かっているつもりで、13枚を書き出した」という記事で、書き出してみて初めて見えたものについて書きました。見ることをサボった影響は、もう現実に出ていた、という話です。 今回は、その「書く」ということ自体の話です。 私は3年前、書くことから逃... -
教養と思想
分かっているつもりで、13枚を書き出した——見ることをサボった影響は、もう現実に出ていた
前の記事「易は『人生の構造』を読む地図である」で、無意識は過酷な自然と同じで、制御はできないと書きました。特性を知って、上手に付き合うしかない。そして占いは、見たくない現実を直視するための便法にすぎず、本来は目の前の事実をちゃんと見れば... -
学び方
古典を読むだけでは、差がつかない——過去は「跳躍台」に変えられる
「道」を扱った記事(道01)は、道を知る出発点は自分の観察にあり、次に見るべきは自分と自社の来歴だ、という話で締めくくりました。また、差別化の原理としての温故知新には「故き」が二層ある、という話もすでに見ています(温故知新01)。第一層は人類の... -
学び方
技術は、螺旋を描いて発展する——次に何が復活するかを読む
前回は、自分と自社の過去を一つずつ思い起こす追想が、次の飛躍への跳躍台になる、という話で終わりました(温故知新02)。あなたの跳躍台は、あなたの過去の中にある、と。 すると、当然、次の問いが出てきます。その跳躍台は、どちらを向いているのでしょ... -
教養と思想
拒否ではなく、共に進化する——孫正義の「ASI Economy」を、自分のルーツから読む
前回、ゲイツ氏の「準備ができていない」を読みました。準備とは待つことではなく、線を引くことでした。 今回は、線を引く前に、期限と数字で未来を描け、と言った人の言葉です。日本語で読める、シリーズで唯一の一次資料でもあります。 ソフトバンクグ... -
教養と思想
今、使っている言葉が、これからの自分を決める——修辞立誠
言志四録の総論で、書を読むことは我が心を読むことだ、という一行を見ました。では、読むのではなく、書くこと、話すことは何を決めているのでしょうか。今回は「言葉」の話です。佐藤一斎は言志録の十五で、それを四つの字にまとめています。修辞立誠——... -
教養と思想
AIの話を、あえてしなかった——ピチャイの「三つのフィルター」を、自分のルーツから読む
前回は、孫正義氏の「期限と数字で描き、逆算する」を読みました。 今回は、その逆で、あえて技術の話をしなかった人のスピーチです。 Google CEOのスンダー・ピチャイ氏は、2026年6月、母校スタンフォード大学の卒業式で、AIの話をほとんどしませんでした... -
組織づくり
「受け売りでよい」には、前提がある——半年もたなかった勉強会から
前の記事「盛和塾が遺したもの——最後の講話「フィロソフィをいかに語るか」を読み返す」で、フィロソフィの語り方を四つ紹介しました。最初は受け売りでいい。率先垂範。本音で語り合う場。共に学びつづける。 では、自社でどう回すのか。 私は十年ほど前... -
教養と思想
数十年で考え、四半期で実行する——ナデラの年次書簡を、自分のルーツから読む
前回は、ピチャイ氏の「技術に依らない三つのフィルター」を読みました。 今回は、同じ時期に別の会社のトップが株主に宛てて書いた、時間の使い方の話です。 Microsoft CEOのサティア・ナデラ氏は、年次書簡の題名を「数十年で考え、四半期で実行する」と... -
教養と思想
「持続可能な豊かさ」は、何を前提にしているか——マスクの未来観を、自分のルーツから読む
前回「操作を覚えても、差はつかない」で、AI時代の役割の再設計を考えました。 今回は、その再設計の先で、何を「豊かさ」と呼ぶのか、という話です。 イーロン・マスク氏がCEOを務めるTesla社は、2025年9月、「持続可能な豊かさ」を掲げる文書を公表しま... -
教養と思想
道具は、道の代わりにならない——「道」とは変わらないルールである
前回、言葉が構造を決めるという話の最後に、一つの定義を予告しました。道とは道徳のことではなく、目標に到達するための変わらないルールである。今回は、その道の話です。素材は、岡本吏郎先生の読書会「真剣に本を読む会」第一シーズン第13回(2021年6... -
組織づくり
外れた場所に植えられた木——一緒に学ぶ経営者の、小さな生態系
「主宰する人が、いちばん学ぶ」という記事で、自社に読書会をつくった話を書きました。社内に学ぶ場をつくると、主宰する自分が最も学ぶ、という話です。 では、その私自身は、どこで学んでいるのか。 今回は、その問いから始めます。社内の話ではなく、... -
経営者の生き方
100を知って、1を語る——深さは生き様から来る
前回は、自分に合う「水」は実験でしか見つからない、という話で終わりました(哲学04)。後半生は、その実験を意図的にやる季節だ、とも書きました。 では、実験を重ねた先に、何が残るのでしょうか。残るのは、知識の量ではないと思います。残るのは、深さ... -
教養と思想
渡してよいものと、渡してはいけないもの——カープの「属国」論を、自分のルーツから読む
温故知新01で、最新技術を入れるほど会社は似てくる、と書きました。差が残るのは、自社の歴史との交差点だけだ、と。 では、その交差点で見つけたものを、AIに渡してよいのでしょうか。 これは私の問いです。そして同じ問いを、株主に向けて書いた経営者... -
教養と思想
AIは、工場である——フアンの「AI工場」論を、自分のルーツから読む
前回は、ナデラ氏の「数十年で考え、四半期で実行する」を読みました。 今回は、AIそのものを「工場」と呼ぶ人の言葉です。工場という言葉は、私の会社の歴史に直結します。 NVIDIA創業者でCEOのジェンスン・フアン氏は、2026年3月の基調講演で、AIをトー... -
教養と思想
学び方を、学ぶ——ハサビスの「学び方を学ぶ」を、自分のルーツから読む
前回「己の為に学ぶ」で、AI時代になぜ学ぶのかを考えました。答えは、誰かのためではなく己のために学ぶ、でした。 今回は一段上がって、こう問います。学び方そのものは、どう更新するのか。 この問いを、世界の最先端にいる一人の言葉を借りて読みます... -
教養と思想
読書とは、我が心を読むことである——八十歳まで書き続けた『言志四録』
菜根譚の半年を終えたとき、こう書いた。線を遠くに引いたその先に、何を目指して歩くのか——。その問いを持って開くのが、佐藤一斎『言志四録』である。真剣に、本を読む会シーズン1は、この語録を一年かけて読んでいった。言志録・言志後録・言志晩録・言... -
教養と思想
「準備ができていない」——ゲイツの警告を、自分のルーツから読む
前回は、アモデイ氏の「技術の思春期」を読みました。力が先に来て、成熟が追いつかない時期、という見立てでした。 今回は、同じ隙間を「準備」という言葉で語った人の文章です。 Microsoft共同創業者のビル・ゲイツ氏は、この移行期に対して、私たちは準... -
経営の実学
答えではなく、問いを遺した——経営者はドラッカーの「5つの質問」をどう学ぶか
DR02の最後に、ドラッカーが生涯をかけて問うたものを見ていく、と予告しました。実は「問うた」という言い方は、比喩ではありません。ドラッカーが晩年、経営者への贈り物としてまとめた小さな本のタイトルは『経営者に贈る5つの質問』。膨大な著作を遺し... -
経営の実学
採算を上げようとしたら、おせっかいができなくなった——指標の手前に、問いを置く
前の記事「ERPは経営の計器盤である」で、計器の性能が上がるほど、それを読む人の心が問われると書きました。仕組みは実装できても、数字をどう読むかは人に残る、と。 ただ、あの結びには続きがあります。心を磨け、と言うだけでは足りなかった。指標が... -
経営の実学
成果をあげることは、才能ではなく習慣である——『経営者の条件』のセルフマネジメント
稲盛07では、六つの精進が「思想」ではなく「毎日使うための実践リスト」であることを見ました。心に積む三つと削ぎ落とす三つを、毎朝毎晩くり返す。実は、太平洋の反対側で、同じ結論に達していた人がいます。ピーター・F・ドラッカー。その結論が最も凝... -
実践記
約9,000件のログを、私は見たくなかった——AIが来て、過去を読み直した
前の記事「ERPは経営の計器盤である」で、ERPに載るものと載らないものを分けました。載らないのは哲学の側、数字を読む心のほうだ、という話です。 ただ、書き終えてから気づいたことがあります。計器盤に載らないものが、もう一つありました。 日々のや... -
教養と思想
技術の思春期——アモデイが語る「力を持つ前の成熟」を、自分のルーツから読む
前回は、アルトマン氏の「穏やかな特異点」を読みました。知能が安くなり、奇跡が日常になる、という見立てでした。 今回は、同じ地平を反対側から見ている人の言葉です。楽観と警戒の対比は、どちらも本人の原典から読みます。 Anthropic社CEOのダリオ・... -
教養と思想
知能の値段が、電気代に近づく——アルトマンの「穏やかな特異点」を、自分のルーツから読む
前回は、ザッカーバーグ氏の言葉を借りて、会社の形が小さく多くなる未来を読みました。一人の射程が伸びる、という話でした。 今回は、その射程を伸ばしている当のもの、つまり知能の値段の話です。 OpenAIのCEO、サム・アルトマン氏は、知能のコストはや... -
学び方
なぜ、経営者は学びつづけなくてはいけないのか
「もう十分に経験を積んだ。今さら学ぶことなんてあるのか」 長く経営をしていると、ふとそう思う瞬間があるかもしれません。しかし、ピーター・センゲの『学習する組織』を読み、「5つのディシプリン」(同書が示す5つの実践の柱)を体験するセミナーに参... -
DX・AI
AIが速くしても、腹落ちは速くならない——ボトルネックは人の理解と合意
役割の再設計の稿(テク01)で、「何をAIに任せ、何を人が担うのか」を書いた。人に残るのは、課題の発見、判断と責任、一次情報——つまり、決めることと引き受けることである。ところがいま、多くの現場で奇妙なことが起きている。AIのおかげで、資料作成も... -
学び方
どこから読むか——守破離で組んだ、このサイトの歩き方
前回、AI時代になぜ学ぶのかを考えました。孔子の言う「己の為に学ぶ」、つまり自分を修めるための学びです。 理由がはっきりすると、次に来るのは別の問いです。 では、何から手をつければいいのか。 このサイトには、経営者・役員・リーダーのための記事... -
経営の実学
差別化は、狙って作れない——売上を決めているのは、立地かもしれない
前回は、世の中を見る三枚のレンズ——大枠・分布・普遍——を訪ねました。では、レンズを磨いたあと、何を決めればいいのか。同じ講演の後半で、岡本吏郎先生は打ち手の側の当たり前について語っています。そこで最初に出てくるのが、多くの経営者がいちばん... -
学び方
学習1をどれだけ積んでも、学習2にはならない——イルカが笑った日
前回は、差別化は狙って作れない、という話を書きました。生存ポイントを知り、当たり前を積み重ねた先に差がついてくる。しかし、その積み重ねをどれだけ続けても、ある地点から先へ進めなくなることがあります。岡本吏郎先生は、2016年の講演の最後に、... -
経営の実学
言われたとおりに納めても、満足はされない——商売の王道は、長く付き合うこと
前の記事「深掘りだけが、不安を消す」で、不安を消すのは深掘りしかない、という話を扱いました。 では、何を掘るのか。 材料は前回と同じです。十年以上前の年末、岡本吏郎先生が自社の社員に向けて話した会議の録音です。私たちは教わる側ではなく、他... -
学び方
深掘りだけが、不安を消す——手数を増やしても、不安は減らない
先の記事「当たり前は、そのまま武器になる」で、世の中を見る三枚のレンズを扱いました。 ただ、見方が手に入っても、落ち着かない感じは残ります。私がそうでした。 今回の材料は、講義ではありません。十年以上前の年末、岡本吏郎先生が自社の社員に向... -
DX・AI
答えだけを買っても、使えない——ERPのルーツは会計700年の歴史にある
前回(テク11)、AIが速くしたのは知識の段までで、腹落ちの速度は変わらないという話を書いた。作る工程が速くなるほど、確かめ、納得し、決める工程が律速として浮かび上がる。そこで最後に、道具の側の歴史に潜りたいと予告した。 ERPというシステムの... -
経営者の生き方
「できない」は「しない」と決めただけ——回避に気づき、優先順位をつける
「当たり前は、そのまま武器になる——世の中を見る三枚のレンズ」では、世の中を見るレンズの話を書きました。大枠で見る。分布で見る。普遍で見る。前回は、そのレンズで見ていても、学習1を積むだけでは段が上がらないという話でした。では、レンズを磨い... -
心を高める
当たり前は、そのまま武器になる——世の中を見る三枚のレンズ
前回の「なぜ、経営者は学びつづけなくてはいけないのか」では、頭の中の地図——メンタル・モデル——は必ず古くなる、と書きました。では、地図を描き直すとき、何から手をつければいいのか。私は、その手前にもう一つ問いがあると考えています。自分はいま... -
DX・AI
操作を覚えても、差はつかない——AI時代の「役割の再設計」
「最新技術を入れるほど、会社は似てくる」——前回(温故知新01)は、そう書いた。AIもERPも、いまや誰でも買える。道具そのものは差にならず、自社の歴史との交差点にしか存在意義は立たない。では、誰でも買えるその道具と、経営者はどう向き合えばよいのか... -
心を高める
心を高めるために、坐禅をする——『禅の正門』に学ぶ禅の三大目的
前回の結びに、こう書きました。自力を尽くし、従業員に、そして宇宙に応援される——その一切の土台にあるのは、経営者の「心」である。では、心はどうやって高めるのか。まずは坐禅の話から、と。 今回は、その約束の続きです。結論を先に言います。心を高... -
心を高める
「よし来た!」——坐禅会の老師・窪田慈雲が教える、大難の受け方
前回、「心を高めるために、坐禅をする」と書き、禅の三大目的——定力・見性・人格の完成——を見ました。今回はその実例集です。 主役は、窪田慈雲老師。山田耕雲老師(『禅の正門』の著者)の三雲禅堂を継いだ、坐禅歴70年の在家禅の老師です。盛和塾メンバー... -
経営者の生き方
魚は水を出ない——スピノザに学ぶ「自分の望む生き方」の見つけ方
前回の結びに、問いを残しました。禅で心の軸をつくり、易で変化の地図を手に入れた。では、その地図を持って自分はどこへ向かうのか——どの水を泳ぐのか。答えを探しに、今回は西洋へ渡ります。 岡本吏郎先生の連続セミナー「Bande a Part」。ゴダールの映... -
心を高める
六つの精進——毎日、積む三つと削ぎ落とす三つ
稲盛01では、稲盛和夫氏がなぜフィロソフィを説きつづけたのかを見ました。従業員に幸せになってほしいという純粋な動機がすべての土台にある、という話でした。しかし、ここで多くの経営者が立ち止まります。考え方が大切だ——それは腑に落ちた。では、月... -
教養と思想
満たすな、余白を残せ——菜根譚が説く「謙」は戦略である
前回、菜根譚の上巻を読みながら「染まるな、淡くせよ」という話を書きました。世間の色に染まらず、人との関わりを淡く保つ。自分の心の色を守るための教えでした。 中巻に入ると、指示の向きが変わります。守るのではなく、空けておけ。満たすな、という... -
教養と思想
菜根譚——染まるな、淡くせよ
前回、私たちは「魚は水を出ない」というスピノザの話から、最初の問い——なぜ経営者は学びつづけなくてはいけないのか——へと戻ってきました。禅で心を調え、易で変化を読み、スピノザで自分の水を知る。「己を修める」旅は、これで一周したことになります... -
教養と思想
熱の中で決めるな——菜根譚が教える「境界線」の引き直し方
前回、菜根譚の中巻から「満たすな、余白を残せ」という知恵を受け取った。余白とは、身体に、事業に、他者との間に、意図的に空けておく空間のことだった。では、その余白は、どこまで広く取ればいいのか。真剣に、本を読む会シーズン3の第11回・第12回——... -
DX・AI
最新技術を入れるほど、会社は似てくる——自社の歴史との交差点
前回、ERP(基幹業務システム)という計器盤の話を、ひとつの問いで締めくくりました。ERPもAIも、いまや誰でも手に入る道具になった。同じ道具を入れれば、会社は似てくる。では、差はどこから生まれるのか。今回はこの逆説を、正面から考えます。newbusi... -
経営者の生き方
過去は、捉え方で変えられる——行動の足跡から、自らの語りへ
哲学04で、スピノザのコナトゥスを取り上げました。人はもともと「自分であり続けようとする力」を持っていて、去年の自分を続けていくことが、そのまま新しい自分になっていく——そういう話でした。 ただ、そこには一つ前提があります。去年の自分が、どこ... -
学び方
己の為に学ぶ——AI時代の「なぜ学ぶのか」
「作業がAIに移っていくほど、人に残るのは心と判断だけになっていく」——テクノロジーの章(テク01)は、そう締めくくった。AIに任せるものと、人が担うものの線を引き直す。自社の歴史との交差点に存在意義を立てる。ここまで、道具との付き合い方を考えて... -
組織づくり
主宰する人が、いちばん学ぶ——自社版の塾・読書会のはじめ方
形式を整えても、動かない場がある 前回、『稲盛流コンパ』を手がかりに「場は設計するものだ」という話を書いた。全員参加、テーマ、時間割と座席表、手酌はご法度、そして総括。本音は待っていても出てこないから、出るように設計する。その七つの奥義を... -
心を高める
経営者に求められる「3つの力」——自力を尽くし、応援される力を得る
稲盛和夫の経営講話に「経営者に求められる3つの力」というテーマがあります。学びを深めるための教材として、講話とワークシートがセットになったもので、私も繰り返し学んできました。稲盛シリーズの締めくくりに、フィロソフィ(稲盛01)・会計(稲盛02)・... -
心を高める
盛和塾が遺したもの——最後の講話「フィロソフィをいかに語るか」を読み返す
フィロソフィが社員に浸透しない——多くの経営者が抱えるこの悩みに、稲盛和夫氏は最後の講話で答えを遺しました。盛和塾36年の締めくくりに語られたのは、華々しい総括ではありません。明日から使える、4つの語り方でした。 1983年、京都の若手経営者たち... -
心を高める
なぜ稲盛和夫は、従業員に「フィロソフィ」を説きつづけたのか
京セラとKDDIを創業し、JALを再建した稲盛和夫氏。その経営の中核にあったのが「フィロソフィ」——人生哲学であり経営哲学である考え方の体系です。 前回、稲盛哲学のすべては「心を高める、経営を伸ばす」という一語に帰結するとお話ししました。ではその... -
心を高める
稲盛哲学は、この一語に帰結する——「心を高める、経営を伸ばす」
前の記事の終わりに、問いを一つ残しました——稲盛和夫は、東洋の古典を拠り所に何をつかんだのか。この稲盛シリーズは、その問いへの答えでもあります。 稲盛和夫が遺したものは膨大です。フィロソフィ、経営12ヶ条、会計の7原則、アメーバ経営、六つの精... -
組織づくり
本音は、待っていても出てこない——『稲盛流コンパ』に学ぶ、場の設計
前回、盛和塾の最後の講話から、フィロソフィ浸透の4つの教えを見ました。その三つ目が「本音で語り合う場」でした。斜に構える従業員から逃げず、本音の出る場を意図的に設計せよ——稲盛和夫氏はそう説き、自身の装置として「コンパ」を挙げていました。 ... -
経営の実学
「会計がわからんで経営ができるか」——『稲盛和夫の実学』に学ぶ数字の哲学
稲盛和夫といえば「利他の心」「敬天愛人」といった哲学の人、というイメージが強いかもしれません。しかし稲盛経営にはもう一つの顔があります。それが『稲盛和夫の実学——経営と会計』に凝縮された、徹底的にシビアな「数字の経営」です。 「会計がわから... -
DX・AI
ERPは経営の計器盤である——アメーバ経営をNetSuiteに載せる
前回、『アメーバ経営』を設計図として読みながら、最後にひとつの問いを残しました。稲盛和夫が求めた「現在の数字」は、日々のデータがリアルタイムに流れ込むERPの上では、どこまで現在に近づくのか。今回はその問いに、私たち自身の仕事——NetSuiteの実... -
教養と思想
易は「人生の構造」を読む地図である——岡本吏郎『ビジネスパーソンのための易経入門』に学ぶ
前回の結びに、こう書きました。ここまでが坐禅——「内」を修める道の話。次は目を「外」へ向ける、と。今回がその話です。変化しつづける世界の構造を、どう読むか。その道具が、易です。 易と聞くと「占い」を連想して、眉に唾をつける人も多いでしょう。... -
経営の実学
全員参加の経営は、どう設計されているか——『アメーバ経営』を読む
前回の「会計がわからんで経営ができるか」では、会計を経営の中心に据える稲盛実学を学びました。数字は過去の記録ではなく、いま経営の舵をどう切るかを教えてくれる計器である——それが実学の核心でした。しかし、ここでひとつの疑問が残ります。その計... -
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Google砲とは?Google砲を狙うために必要なコト
ウェブサイトへの集客としては、SEOによる自然検索流入とSNSからの流入が一般的です。しかし近年、スマホが普及するにつれて、ウェブサイトへの流入はさまざまな経路が見られるようになりました。 たとえばGunosyやSmartNewsといったニュースまとめアプリ... -
Power Apps
【2024年最新】Power Apps完全解説!機能・価格・導入メリット・活用事例まで紹介
Power Appsは、アプリ開発における業務効率化を実現するサービスです。近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、プログラミングの専門知識がなくてもアプリケーションを開発できる「ローコード・ノーコードツール」への関心が急激に高... -
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Power Automate Desktopとは?無料版・有料版の違いと導入前に知っておくべき注意点【2026年版】
「繰り返しの入力作業を自動化したい」「毎日同じ操作に時間を取られている」と感じたことはありませんか。 そんな悩みを解消するツールとして注目されているのが、Power Automate Desktopです。 この記事では、Power Automate Desktopの基本から、無料版... -
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Power BIとは?特徴やメリット・料金プラン・選び方・活用事例・関連資格を紹介
Power BIは、Microsoftが提供するビジネスインテリジェンス(BI)ツールで、複雑なデータを直感的で理解しやすい形に変え、実用的な情報を抽出する力を持っています。Microsoftの最先端技術とユーザーフレンドリーな設計が融合しており、経営ダッシュボー... -
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【BtoB企業向け】SEO会社とは?業務内容や良質な業者の見分け方を解説
SEO対策を行いたいが、自分ではなかなか挑戦する時間がない、失敗が恐いという方は多いのではないでしょうか。そのようなときに依頼を考えるのがSEO会社です。SEO会社は、SEO対策のプロフェッショナルであるべきですが、全ての会社が同じスキルを持ってい... -
ビジネスモデルキャンバス
『世界は贈与でできている』近内悠太氏へのロングインタビューで見えた”日本人の真髄”
2022年7月、岡山県津山市のブドウ農家である権田和朗氏が主体となり、とあるクラウドファンディングがCAMPFIREにてスタートした。その内容は、マスカット1房購入につき初なりシャインマスカット1房を子ども食堂へ贈る(1マスカット1ギフト)ものであり、今...
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