マイクロ起業の始め方①「需要を拾おう」(借金玉のマイクロ起業 Vol.03)

こんにちは。借金玉です。僕は現在、二足の草鞋で生きています。

  • フリーランスの物書き(フリー)
  • 雇われ営業マン(非正規雇用、歩合制)

でも、今の僕なら、もう少し何かできるのではないか、という思いがあり「マイクロ起業」をしてみました。今回からは、この「マイクロ起業」の始め方についてです。

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マイクロ起業の考え方

僕の回しているマイクロ事業もじわじわと進展を見せ、ちょこちょこと利益が出ています。しかし、本業の方(フリーランスと雇われのどちらが本業なのかは不明瞭ですが)が忙しく、思ったより進展は鈍い状態です。8月の売り上げは大体10万円、利益はおよそ3万円でした。実労時間は3時間というところでしょうか。

さて、では僕は具体的に何をやっているかというお話です。世の中には実に様々な商売がありますが、大別してこの2つに分けられるでしょう。

      1.商品を仕入れて売る
      2.サービスを売る

マイクロ起業の場合、「仕入れ」のコストを発生させるのは、「初期投下資金を限りなく抑える」という条件を満たしません。よって、売るのは2.の「サービス」ということになります。また、物理的な実体のある商品を売るのは発送の手間や在庫管理などが発生する可能性も高いです。もちろんブローカーをやる手はありますが、これは「起業」として仕組み化しにくいと思います。

かといって、サービスを自らの労働力によって商品化した場合、今度は「本業は他にあり、可能な限り手数を少なく利益を出す」と相反してしまいます。というか、単純に仕事を請け負って自分で行うならそれは「フリーランス」ですよね。つまり、「自分自身の労働力ではないところから発生するサービスを売る」というのが、マイクロ起業の基本的な形式になると思います。となると、方法は2つ程度になるでしょう。

      α.人に働いてもらう
      β.システムに働いてもらう

このどちらかになりますよね。プログラミング技能に代表されるような能力のある人なんかは、βの方も採用できると思います。僕はそちら方面のスキルが一切ありませんので、αの方の方針を採用しています。いわば、僕のマイクロ起業は、仕事を拾って来て、人に労働していただく。その中間に立つお仕事と言えると思います。僕の考える限りということですが、「投下資金も投下労力も限りなく最小限に抑える起業」というのは、この形以外は考えにくいのではないでしょうか。

マイクロ起業における需要の潮干狩り

商売をする以上、まずは需要を見つけなければいけません。顧客がどのようなサービスを欲しがっているのかがわからなければ、サービスは開発出来ません。この「需要」というヤツは、マーケットの浅瀬を探しているとぼちぼち落ちています。

僕は会社を経営していたのでその辺に鼻が利きます。大量の資金、あるいは特殊な技能を持っていなければ踏み込めない海の深みにしか需要が存在しないというわけではありません。足のつく浅瀬にも結構あります。これは自分自身の会社経営の経験を鑑みても間違いないと思います。

というのも、会社組織には「やりたいけれど、自社で人員を抱え込みたくはない業務」というのがたくさん存在するからです。「人に働いてもらう」にしても、あるいは「システムに働いてもらう」にしても、まずはこれを見つけなければなりません。

僕の取引相手は零細企業です。何故大した特殊能力を持たない僕にこのような需要を見つけられるかといえば、これはもう本当にシンプルで「可能な限り人を雇いたくない、自社で抱え込みたくない」という小さな会社の経営者の心理を知っているからです。

もったいをつけましたが、僕が請け負っているお仕事は2種類。ひとつは、調査と文章作成の代行。もうひとつは、企業内で発生するちょっとした雑用の代行です。あまり明確に書くと身元バレがおっかないので適宜ボカすことをご容赦いただきたいのですが、「ランダムに発生するちょっと業界の見通しが利く人間なら誰でも出来る仕事」というようなものを抱え込んでいる会社というのはよくあります。これが狙い目です。

業務の発生が定例的なら人員を雇用すれば済みます。しかし、発生がランダムであればヘタに人を雇用してしまえば人員が遊ぶことになってしまいます。僕はここを拾いに行きます。拾った仕事は、付き合いのある人間に僕の方から業務を委託します。電話一本で仕事を拾って放り投げて一丁上がりです。LINEも便利です。

僕は「人」を使うことしか出来ないので、選択肢が狭いですがここで「システム」を自ら構築してそれを動かせる人は強いですよね。ちょっとしたものでも、零細企業の場合は本当に役立つことが多いです。出来る人は是非やってみたらいいと思います。あなたのちょっとした思い付きのシステムが、とてつもない効果を零細企業に及ぼすことはありえます。

零細企業には未だにエクセルとワードの機能の差を理解していないような人たちで事業を回しているところがたくさんあります。もちろん、この人たちが無能というわけではありません。当然ある分野の技能や知識は持っているのです。しかし、非効率な部分がたくさんあり、それを補うのに必要なものはそれほど高度な能力とは限らないのですね。

大企業なら資金や人員の豊富さやメンバー一人一人のオールラウンダーとしての能力の高さであっという間に効率化できてしまうようなことも、零細企業にとっては非常に高いハードルになります。これは僕自身もそうでした。「エクセルとワードの区別がつかない」人を笑う権利は僕にもありません。だからこそ、そこに「需要」が落ちているのです。

いかがでしょう?

マイクロ起業も考えると色々な方法があると思いますが、実際に僕がやっている「マイクロ起業」はこんな感じです。次回は、「需要を見つける方法」について、考えてみます。

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この記事を書いた人

1985年、北海道生まれ。大学卒業後、大手金融機関に就職するが2年で退職。
現在は不動産営業とライター・作家業をかけ持ちする。
著書に『発達障害サバイバルガイド: 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』(ダイヤモンド社)、『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(KADOKAWA)がある。

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