Celigo vs Boomi vs Workato|NetSuite向けiPaaS徹底比較

「Celigo、Boomi、Workato。結局、うちはどれを選べばいいのか」

NetSuiteとほかのシステムをつなぐ相談で、よく聞かれる問いです。

ECの注文を手で打ち込み、在庫の数がシステムごとに合わない。

その手間をなくす道具として、3つの名前が挙がります。

iPaaS(アイパース)とは、複数のシステムをクラウド上でつなぎ、データのやり取りを自動にするサービスです。

Integration Platform as a Service の略です。

3製品には、それぞれ合う会社があります。

  • NetSuite中心でECや定番のサービスをつなぐなら、Celigoが合いやすい
  • 多数のシステムを全社で束ねるならBoomi、部門をまたぐ業務の自動化ならWorkatoが合いやすい
  • つなぐ先が1〜2個なら、iPaaSを使わない選択も比べる

ただ、この3行だけでは選べません。

同じ製品でも、利用料とは別の費用が会社ごとに大きく変わるからです。

その費用は、何で決まるのか。

目次

この記事で分かること

  • Celigo・Boomi・Workatoの違いを、5つの軸で
  • 製品を選ぶ前に押さえる、NetSuite側のSOAP終了予定
  • 連携の費用と期間を左右する要因と、担い手の分け方
  • どの会社にどれが合うか。iPaaSを使わない選択も含めて
  • 選定でよくある3つの失敗と、1時間でできる連携の棚卸し

iPaaSとは|3製品の全体像

iPaaSは、つなぐ処理を、プログラムをほとんど書かずに作れる仕組みです。

たとえば、ECサイトで注文が入ったら、その情報を自動でNetSuiteの受注と在庫に反映します。

NetSuiteは、会計・販売・在庫などを一つにまとめたクラウドERPです。

ERPは、会社の基幹業務を一つのシステムで管理する仕組みを指します。

3製品の位置づけは、次のとおりです。

  • Celigo(セリゴ):NetSuiteとの連携に長く力を入れてきた製品。NetSuite向けの連携アプリを持つ
  • Boomi(ブーミ):多数のシステムを全社で束ねる汎用型。公式は「エンタープライズ向け」を掲げる
  • Workato(ワーカート):業務の自動化が軸。ローコードで作れる範囲を広く案内している

各社の公式サイトでは、次のように案内されています(2026年9月確認)。

製品公式サイトの主な案内
Celigo1,000以上の既製のコネクタ。NetSuiteの顧客5,000社以上。2026年のGartner Peer Insights「Customers’ Choice」(iPaaS)に2年続けて選出
Boomi世界30,000社以上が利用。Gartner Magic Quadrant for iPaaSで12回連続リーダー
Workato2026年のGartner Magic Quadrant for iPaaSで8回目のリーダー。日本語サイトでは「1,400以上の業務アプリと安全に接続」

出典:Celigo・Boomi・Workatoの各社公式サイト(日本語サイトを含む)、2026年9月確認。

数字の数え方は各社で違うため、数の大小で優劣は決まりません。

API管理を重視する場合は、MuleSoftという選択肢もあります。

MuleSoftは、APIのライフサイクル全体の管理を公式で案内しています(出典:MuleSoft公式、2026年9月確認)。

ここでは、NetSuite中心の中堅企業で候補に挙がりやすい3製品を比べます。

5つの軸で比較する

比較軸CeligoBoomiWorkato
①価格の決まり方価格は非公開。エンドポイントとフローの数で決まり、タスクや取引の数ではない価格表は非公開。接続の数・データ量・規模で変わる価格は非公開。デモと問い合わせで見積もり
②学習の負担(公式の案内)業務のチームでも深い専門知識なしに作れると案内エンタープライズ向けの統制を掲げるローコードのスタジオと、コードなしで作れる範囲を案内
③NetSuiteとの合い方高い。NetSuite向けの部品と連携アプリが厚い汎用型。NetSuite固有の仕様は設計で手当てする中程度。SaaSの連携全般が得意
④AIとの親和性例外(エラー)の96%が手作業なしで解決と公表。AIエージェントも提供AIエージェントを作り管理するAgentstudioを提供Agent StudioとEnterprise MCPで、AIエージェントを業務アプリにつなぐ
⑤日本語・日本の体制公式の拠点一覧に日本はない。日本の窓口は導入前に聞く日本語サイトとヘルプ・ドキュメントがある日本語サイトと日本語のドキュメントがある

出典:Celigoの料金ページと会社情報、Boomi日本語サイト、Workatoの料金ページと製品ページほか、各社公式(2026年9月確認)。

④の数字は各社の公表値で、実際の効果は連携の中身で変わります。

MCPは、AIが外部のシステムやデータを使うための共通の接続の決まりです。

①価格の決まり方

3製品とも、公式に一律の価格表はありません。

Celigoは、エンドポイント(つなぐ先)とフロー(連携の流れ)の数で決まると案内しています。

CeligoとBoomiには、30日の無料トライアルがあります(各社公式、2026年9月確認)。

利用料のほかにかかる費用は、第4章で扱います。

②学習の負担

3社とも、公式では作りやすさを掲げています。

ただし「学習しやすい=優れている」ではありません。

誰が連携を作り、誰がエラーを直すのかで、合う製品は変わります。

情報システムの担当がいない会社では、社内で直せる範囲の広さが効きます。

開発のチームがいる会社なら、細かく作り込める自由度が生きてきます。

③NetSuiteとの合い方

Celigoは、NetSuiteとSalesforce・Shopify・Amazonをつなぐ連携アプリを用意しています。

(出典:CeligoのNetSuite連携ページ、2026年9月確認)

NetSuite中心なら、着手の早さで有利な場面があります。

④AIとの親和性

3社とも、AIエージェントとの組み合わせに力を入れています。

ただし、AIが正しく動くかは、つないだ先のデータの質に左右されます。

マスタの統一と、正しいデータの置き場所を先に決めておくことが前提です。

⑤日本語・日本の体制

海外発のサービスのため、日本語の対応は導入前に聞いておきたい点です。

国内のパートナーや代理店が窓口になることも多くあります。

次の3つを具体的に聞くと、差が見えます。

  • 管理画面とエラーの通知は、日本語で表示されるか
  • 障害のとき、日本の営業時間に、日本語で問い合わせられるか
  • 日本の銀行・請求・経費などのSaaSに、既製のコネクタがあるか

既製のコネクタがなければ、汎用の接続(APIやファイル)で組むことになります。

その分、設計と保守の手間が増えます。

製品を選ぶ前に|NetSuite側のSOAP終了予定

どの製品を選ぶ場合も、NetSuite側の方針を押さえておきます。

Oracleのヘルプでは、SOAP Web サービスは2028.2のリリースで使えなくなる予定です。

新しい連携はREST Web サービスとOAuth 2.0で作るよう案内しています。

パートナーのSOAPのアプリを使っている場合は、REST版を相談するよう書かれています(出典:Oracle NetSuiteヘルプ、2026年9月確認)。

SOAPとRESTは、システム同士がデータをやり取りする方式の種類です。

Workatoのドキュメントでは、新しい連携にはRESTのコネクタを勧めています。

RESTのコネクタは、SOAPのコネクタと機能が完全には同じでないとも書かれています。

使う前に、要件を満たすかを試すよう案内しています(出典:WorkatoのNetSuiteコネクタのドキュメント、2026年9月確認)。

Boomiには、NetSuiteのREST APIを使うRESTコネクタがあります(出典:Boomiのドキュメント、2026年9月確認)。

Celigoは、NetSuite向けに自社で作ったRESTletの仕組みを案内しています。

RESTletは、SuiteScriptで作るRESTの窓口です(出典:CeligoのNetSuite連携ページ、2026年9月確認)。

製品を比べるときは、次の2点を提供元に聞いてください。

  • NetSuiteとの接続がRESTに対応しているか。対応していなければ、予定はいつか
  • 必要な処理が、RESTの接続で足りるか

ここまでを図にすると、次のとおりです。

製品を選ぶ前に押さえる、NetSuite側のSOAP終了予定 SOAP Web サービスは2028.2のリリースで使えなくなる予定で、新しい連携はREST Web サービスとOAuth 2.0で作る。製品を比べるときは、接続がRESTに対応しているか(対応していなければ予定はいつか)と、必要な処理がRESTで足りるかを提供元に聞く。 製品を選ぶ前に、NetSuite側の方針 SOAP Web サービス 2028.2のリリースで使えなくなる予定 新しい連携 REST Web サービスとOAuth 2.0で作る 提供元に聞く2つのこと 接続はRESTに対応しているか 対応していなければ、予定はいつか 必要な処理が、RESTで足りるか
製品を選ぶ前に押さえる、NetSuite側のSOAP終了予定

移行の全体像は、NetSuiteの認証方式の移行で扱っています。

連携の費用は、利用料だけでは決まらない

iPaaSの見積もりに載るのは、主に利用料です。

しかし、連携を動かすまでには、設計・構築・テスト・運用の作業が要ります。

費用の大半は、むしろこちらで決まります。

NetSuiteを含むシステムの導入で、費用と期間を左右する要因は4つあります。

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットが導入を支援してきた中で、差を生んできたものです。

導入費用を決める4つの要因 業務の範囲、開発の量、社内の体制、ユーザー数の4つで導入費用が決まる。 導入費用を決める4つの要因1業務の範囲購買・販売だけか、在庫・会計・PJ管理まで入れるか2開発の量とくに外部システムとの連携開発3社内の体制情報システム担当が少ないと、支援を厚くし期間も延びやすい4ユーザー数受入テスト・教育の工数と、社内調整の時間
導入費用を決める4つの要因

4つとは、機能範囲、開発(特に外部システムとの連携)、社内の体制、ユーザー数です。

iPaaSの選定に直結するのは、2つ目と3つ目です。

  • 開発の量:つなぐ先の数と、既製のコネクタで済むかどうか。自社独自のシステムとつなぐほど重くなる
  • 社内の体制:連携を作る人、エラーに気づき直す人が社内にいるか。いなければ外部の支援を厚くし、期間も延びやすい

製品の利用料が安くても、2つ目と3つ目が重ければ総額は膨らみます。

比べるときは、利用料・構築・運用の工数を並べた3年分の総額で見てください。

誰が何を担うか

連携の費用は、担い手で分けると中身が見えます。

担い手担うこと
iPaaSの提供元製品の利用権と、製品のサポート
導入パートナー連携の設計、NetSuite側の設定・カスタマイズ・アドオン開発、保守、PM
自社つなぐ業務の整理、テストデータの準備、日々のエラーの一次対応

ベンチャーネットの場合、NetSuite側の設計と、既存システムとの連携の開発・保守を担います。

PMには、発注する会社側のPM業務や、提供元との調整も含みます。

契約は請負契約に対応しています(準委任も相談可)。

常駐はせず、国内のチームがリモートで進めます。

どんな会社に、どれが合うか

NetSuiteの連携方法の選び方:つなぐ先の数から つなぐ先が1〜2個ならiPaaSを使わない選択を比べる。多い場合は、NetSuite中心ならCeligo、全社で多数ならBoomi、業務の自動化も進めるならWorkatoが合いやすい。 連携方法の選び方 つなぐ先は、いくつあるか 1〜2個で、要件が単純 iPaaSを使わない選択と比べる (CSV・標準の連携・個別の開発) 多い・増える予定なら、何を軸にするか NetSuite中心に、EC・定番のサービス → Celigoが合いやすい 多数のシステムを全社で束ねる → Boomiが合いやすい 部門をまたぐ業務の自動化も進める → Workatoが合いやすい 優劣ではなく、合う条件で選ぶ
NetSuiteの連携方法の選び方:つなぐ先の数から

図の最初の分かれ道は、つなぐ先の数です。

1〜2個で要件が単純なら、iPaaSの利用料に見合う効果が出にくくなります。

CSVでの取り込みや標準の連携、個別の開発と比べてください。

CSVの使い方はNetSuiteのCSVインポートで扱っています。

つなぐ先が多い、または増える予定なら、何を軸にするかで候補が分かれます。

Celigoが向く会社:NetSuiteを中心に、ECや在庫のシステムとの連携を早く始めたい会社です。

連携先がNetSuite周辺に集中していない場合は、強みが活きにくいこともあります。

Boomiが向く会社:つなぐシステムが多く、複雑な業務の流れを抱える会社です。

連携の設計を担う人を、社内か外部に置く前提で考えます。小さな連携には重い場合があります。

Workatoが向く会社:連携と一緒に、SaaS同士の業務の自動化を広く進めたい会社です。

NetSuiteに深く寄せた連携では、別の選択肢が合う場合もあります。

図にない2つの場合もあります。

独自の要件が強く密な連携が要るなら、NetSuiteのRESTを使う個別の開発が候補です。

日本の請求・経費などのSaaSが中心なら、既製のコネクタの有無を先に聞きます。

日本のSaaSとの接続は、NetSuite×日系SaaS連携マップで扱っています。

これから選ぶ会社と、いまiPaaSを使っている会社

これから連携の方法を選ぶ会社は、新しい連携をNetSuite側のRESTとOAuth 2.0で作る前提で比べます。

候補を2つに絞り、無料トライアルやデモで、自社の一番痛い連携を試してください。

すでにiPaaSでNetSuiteとつないでいる会社は、NetSuite側の接続の方式を棚卸しします。

SOAPなら、2028.2までの移行の計画を提供元と立てます。

連携の数が導入時から減っていれば、ほかの製品や使わない選択と比べ直す機会です。

トライアルやデモで見る5つの点

見る点見るところ
一番痛い連携が組めるか自社の受注や在庫のデータで、1本の流れを最後まで動かせるか
NetSuite側の接続RESTで接続できるか。必要な記録(受注・品目・顧客など)を扱えるか
エラーの見え方失敗したとき、誰が、どの画面で、何が原因かを分かるか
直す手間項目を1つ足すとき、設定の変更で済むか、開発が要るか
費用の伸び方つなぐ先やフローが増えたとき、費用がどう増えるか

エラーの見え方と直す手間は、導入後の運用の負担を大きく左右します。

担当になる人に、実際に画面を触ってもらってください。

よくある3つの失敗

失敗1:比較表の評価だけで決める

起きること:評価の高い製品を選んだが、導入後に「思っていたのと違う」となる。

原因:軸の重みづけは会社ごとに違う。何をつなぎ、何を一か所にまとめたいかが決まっていない。

避け方:先に、つなぐ先・データ・頻度を書き出します。そのうえで、自社にとって重い軸を2つ選んで比べます。

失敗2:一番多機能な製品か、目先の価格で選ぶ

起きること:使わない機能の費用と運用の手間が増える。逆に、安さで選んで連携が増えたら費用が膨らむ。

原因:今の自社が使う範囲と、数年後の連携の数を見ていない。運用と保守の費用を入れていない。

避け方:3年分の総額(利用料・構築・運用の工数)で比べます。つなぐ先が増える予定も入れます。

失敗3:製品だけ選び、設計と運用の担当がいない

起きること:連携が属人化し、エラーや方式の変更に気づけず止まる。

原因:iPaaSの知識だけで設計し、NetSuite側の仕様に詳しい人がいない。運用の担当も決めていない。

避け方:NetSuiteに詳しい人と連携ツールに詳しい人を、設計の段階で組ませます。方式の変更に気づく手順まで決めておきます。

3つとも、製品の優劣の問題ではありません。

選び方と進め方の問題です。

ベンチャーネットならこう見る|連携も「合わせる・作る・残す」で仕分ける

ベンチャーネットの仕事は、ゼロからの導入より、他社のあとの引き継ぎと、他システムとの連携が多くを占めます。

その経験から、iPaaSの相談でも製品名からは入りません。

まず、いまのデータのやり取りを1本ずつ書き出します。

そのうえで、連携ごとに3つのどれかに決めます。

  • 標準に合わせる:既製のコネクタや連携アプリの動きに、業務のほうを寄せる。Celigoの連携アプリのように、用意された流れに乗る
  • 開発する:既製で足りない連携を、iPaaSの設定やNetSuiteのRESTを使う開発で作る
  • 残す:頻度が低い、または件数が少ない連携は、CSVや手作業のまま続ける

1つ目が多いほど、構築も保守も軽く済みます。

2つ目が多い会社は、第4章の「開発の量」が重くなるため、製品より設計の体制を先に考えます。

3つ目が多ければ、iPaaSそのものが要らないかもしれません。

仕分けを図にすると、次のとおりです。

連携を「合わせる・作る・残す」で仕分ける いまのデータのやり取りを1本ずつ書き出し、連携ごとに、標準に合わせる・開発する・残すのどれかに決める。標準に合わせるが多いほど構築も保守も軽く、開発するが多いと製品より設計の体制が先、残すが多ければiPaaSが要らないこともある。 連携を1本ずつ仕分ける データのやり取りを1本ずつ書き出す 製品名からは入らない 標準に合わせる 既製のコネクタ・連携アプリに寄せる → 多いほど、構築も保守も軽い 開発する iPaaSの設定やRESTを使う開発で作る → 多いと、製品より設計の体制が先 残す CSVや手作業のまま続ける → 多ければ、iPaaSが要らないことも
連携を「合わせる・作る・残す」で仕分ける

最初の打ち合わせで伺うのは、主に次の3つです。

  • 受注・在庫・請求のうち、どこのデータが分かれて困っているか
  • つなぐ先の数は、いまと3年後でいくつか
  • エラーに気づき直す人は、社内にいるか

要件を伺うのは、営業ではなく導入コンサルタントです。

伝言ゲームにせず、NetSuite側の仕様を分かる人が最初から話を聞きます。

「どれを選べばよいか分からない」段階でも、この仕分けはできます。

今日できること|連携の棚卸しを1枚にする

1時間で、次の表を作ってください。

相手のシステム何を・どの頻度でいまの方式担当
(例)ECサイト受注・毎日CSV営業事務

いまの方式は、手入力・CSV・APIのどれかを書きます。

書き終えたら、行ごとに「合わせる・作る・残す」の印を付けます。

つなぐ先が5つを超えるなら、iPaaSを比べる価値があります。

2つ以下なら、CSVや標準の連携で足りないかを先に見ます。

NetSuite側がSOAPかRESTか分からなければ、それを調べるところから始めます。

よくある質問

Q1. 3製品の中で、料金が一番安いのはどれですか

一律には比べられません。

3製品とも公式の価格表はなく、つなぐ先の数や規模で変わります。

利用料に、構築と運用の費用を加えた総額で比べてください。

総額を大きく動かすのは、連携の開発の量と社内の体制です(第4章)。

Q2. 日本語で使えますか

BoomiとWorkatoには日本語のサイトとドキュメントがあります。

Celigoは、公式の拠点一覧に日本がありません。

日本での窓口は、導入前に聞いてください。

Q3. プログラミングの知識がなくても使えますか

製品と連携の中身で変わります。

CeligoとWorkatoは、専門知識が浅くても作れる範囲を公式で案内しています。

Boomiも含め、実際の作りやすさはデモやトライアルで試してください。

どの製品でも、業務に合った連携の設計には、業務とシステムの両方の理解が要ります。

Q4. 社内だけで選定と構築ができますか

標準的な構成なら社内で進められる場合もあります。

複数のシステムが絡む連携では、設計の段階でつまずきやすくなります。

NetSuiteの仕様に詳しい人を、設計に加えると避けやすくなります。

Q5. NetSuiteのSOAP連携の終了は、iPaaSの選び方に関係しますか

関係します。

Oracleのヘルプでは、2028.2でSOAPは使えなくなる予定です。

候補の製品が、NetSuiteとRESTでつなげるかを聞いてください(第3章)。

Q6. つなぐシステムが少なくても、iPaaSを使うべきですか

つなぐ先が少ないなら使わない選択も比べてください。

CSVでの取り込みや、個別の開発で足りることがあります(第5章)。

まとめ|製品選びより先に、連携の仕分け

  • 3製品は得意分野が違う。NetSuite中心ならCeligo、全社の統合ならBoomi、業務の自動化ならWorkatoが合いやすい
  • 3製品とも価格は非公開。利用料・構築・運用の総額で比べる
  • 総額を動かすのは、開発の量と社内の体制
  • NetSuite側はSOAPの終了予定(2028.2)を踏まえ、RESTでつなげるかを聞く
  • 連携を1本ずつ「合わせる・作る・残す」に分けると、iPaaSが要るかどうかも見える

「どれを選べばいいのか」への答えは、比較表の外にあります。

自社の連携を書き出し、1本ずつ仕分けてください。

それが、3つの中から選ぶ最初の一歩です。

各製品の詳しい説明は、Celigoとは・Boomiとは・Workatoとはをご覧ください。

EC連携の全体の設計は、NetSuite×EC連携の全体像で扱っています。

もう少し詳しく知りたい方へ

NetSuite側の連携の設計や、iPaaSの選定、SOAPからRESTへの移行を相談したい方へ。

製品に偏らず、連携の全体像から一緒に整理します。

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この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

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