設計変更の連絡が、製造と購買に届く。
設計のBOM、製造のExcel、購買の手配表。
同じ修正を3か所で別々に直し、どこかで数がずれる。
翌月、欠品か過剰在庫になって、ようやく気づく。
BOM(Bill of Materials)とは、製品をつくるのに必要な部品・材料と、その数量・構成をまとめた表です。
日本語では「部品表」「部品構成表」と呼ばれます。
現場の細かな資料に見えて、BOMは原価・在庫・納期の数字を根っこで支える土台です。
冒頭のずれは、部門ごとに別のBOMを持つことから生まれます。
では、整えるとき、最初に何を決めればよいのか。
答えは、システム選びより手前にあります。
この記事で分かること
- BOMとは何か、なぜ今あらためて注目されるのか
- BOMの種類(サマリ型・ストラクチャ型、E-BOM・M-BOMなど)と「正規化」
- BOMをどこで持つか(Excel・専用ツール・生産管理・ERP)
- ERP(NetSuite)でBOMを持つと、何がつながるのか
- よくある3つの失敗と、整える順番
BOM(部品表)とは
1つの製品をつくるには、多くの部品や材料が必要です。
その種類・数量・組み合わせを正確に管理するために、BOMを使います。
設計・調達・製造・原価管理と、製造業のさまざまな場面で使う基本の情報です。
なぜ今、BOMが注目されるのか
| 変化 | 中身 |
|---|---|
| 製品の複雑化 | 部品の点数が増え、図面だけでは管理しきれない |
| 属人化への危機感 | 「あの人しか分からない」状態が、人手不足のなかでリスクになる |
| データの一元化 | データを一つにまとめ、経営の判断に使いたい |
BOMの整備は、現場の改善にとどまりません。
会社全体のデータの基盤をつくる一歩です。
BOMの種類
管理の方法で分ける|サマリ型とストラクチャ型
| 軸 | サマリ型 | ストラクチャ型(多階層) |
|---|---|---|
| 構造 | 部品を並べて一覧にする | 親と子の関係の階層にする |
| 得意なこと | 必要な部品の総数をつかむ | 工程・リードタイム・影響の範囲をつかむ |
| 主に使う部門 | 調達・購買 | 生産管理・製造 |
| 向く形態 | 仕様の変更が多い試作・個別の受注 | 多くの工程・量産(MRPが前提) |
- リードタイム:作業に着手してから、製品ができあがるまでの時間
- MRP:必要な部品を、必要な量と時期に手配するための生産管理の手法
サマリ型は、調達の時期の細かい調整が苦手です。
ストラクチャ型は、作るのに手間がかかり、正規化が前提になります。
どちらが優れているかではなく、用途で使い分けます。
用途で分ける|E-BOM・M-BOMなど
- E-BOM(設計部品表):設計の段階で、図面や技術の情報をもとに部品の構成をまとめたもの
- M-BOM(製造部品表):E-BOMに組立の順序や工程の情報を加え、製造の現場で使うもの
- 購買BOM:手配先・単価など、調達に必要な情報を持つもの
- S-BOM(サービス部品表):販売した後の保守・メンテナンスで使うもの
多くの場合、設計でつくったE-BOMをもとに、製造・調達向けのBOMへ編成していきます。
もとは同じ設計の情報です。
それが部門ごとに作り替えられるうちに、冒頭のようなずれが生まれます。
「正規化」という考え方
正規化とは、BOMを「品目の一覧」と「親子の関係」の2つの表に分け、重複をなくす整理の仕方です。
階層をそのまま書き写す形は、見た目が直感的です。
正規化した形は一見分かりにくい。
それでも、共通の部品が多くてもデータの量を抑えられます。
共通の部品が多い製品ほど、正規化の効果は大きくなります。
BOMを整えると、経営に何が起きるか
- 原価が見える:どの部品に、どれだけ費用がかかっているかをつかみやすくなる
- 属人化が減る:ベテランの頭の中の知識を、データとして共有できる
- 部門がつながる:設計・製造・調達が同じ情報を見て動ける
- 判断が速くなる:在庫や原価の数字がそろい、経営の判断が速くなる
部品表が乱れていれば、原価や在庫の数字も、どこかでぼやけています。
逆に言えば、BOMを整えることは、利益の見え方を整えることです。
製造原価のうち労務費の管理は、製造業の労務費管理とは?で扱っています。
BOMはどこで持つか
| 置き場所 | 主な狙い・範囲 | 向く会社 |
|---|---|---|
| Excel | すぐに始める。表の中だけ | 品目が少なく、関わる人が少ない |
| BOMの専用ツール | BOMの構築・設計の資産の管理(設計〜BOM) | 設計部門の効率化が主な課題 |
| 生産管理システム | 生産・工程・現場の最適化(製造の現場) | 製造の現場の細かな要件が主な課題 |
| ERPに統合(NetSuiteなど) | 会計・販売・在庫・製造を一つに(全社の基幹業務) | 全社の数字を一つにして判断したい |
1つの製品で全領域をすべて賄おうとすると、どこかに無理が出ます。
製造の現場の細かな運用を最優先するなら、生産管理システムや専用ツールが合うこともあります。
AIとの相性は、置き場所で差が出ます。
Excelはファイルが散らばり、AIに渡す前の整理が重くなります。
専用ツールや生産管理は、製品ごとに各社へ聞く必要があります。
ERPに統合すると、BOM・在庫・原価・受注が同じデータにあり、AIで影響や原価を点検しやすくなります。
製品ごとの比較は、製造業ERP15選や、mcframeとNetSuiteの比較・UM SaaS CloudとNetSuiteの比較で扱っています。
ERPでBOMを持つと、何がつながるか|NetSuiteの例
ERPでBOMを持つ価値は、次のつながりにあります。
受注→部品の手配→製造の進み具合→在庫・原価→経営の数字。
このつながりを図にすると、次のとおりです。
NetSuiteを例に、Oracleのヘルプで確かめた範囲を紹介します。
製品の全体像は、NetSuiteとはをご覧ください。
組立品とBOM
NetSuiteでは、複数の部品からなる製品を組立品(Assembly Item)という一つの品目として扱います。
組立を記録すると、組立品の在庫が増え、使った部品の在庫が減ります。
使うには、Assembly Itemsの機能を有効にする必要があります。
(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ(Assembly Items)、2026年9月確認)
Advanced Bill of Materials(高度なBOM)の機能では、次のことができるとされています。
| できること | 例・意味 |
|---|---|
| 1つのBOMを複数の組立品で使う | 大きさの違う製品が、同じ部品の組のBOMを共有する |
| 1つの組立品に複数のBOMを持つ | 設計用・生産用・外注用など、段階ごとのBOM |
| 既定のBOMを決める | 組立品ごと、または拠点ごとに使うBOMを決める |
| 版(リビジョン)を管理する | 有効な期間(開始日・終了日)の違う版を複数持つ |
| 部品の歩留まりを設定する | 材料のロス(歩留まり=良品として使える割合)を見込む |
(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ(Advanced Bill of Materials)、2026年9月確認)
設計用と生産用のBOMを持てる点は、E-BOMとM-BOMの考え方に近い仕組みです。
ただし、有効にすると、既存のBOMは読み取り専用の旧形式に変わるとヘルプに書かれています。
すでにNetSuiteを使っている会社は、切り替えの計画が要ります。
照会・変更の承認・仕掛品
- BOMの照会:組立品の部品と必要な数量を、全階層か最上位だけかを選んで表示する。拠点・日付・版で絞り込める(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ(BOM Inquiry)、2026年9月確認)
- 設計変更(ECO:Engineering Change Order):BOMの変更を記録し、承認してから反映する。Supply Chain ManagementのSuiteApp(追加アプリ)のバージョン4.0以降に含まれ、Advanced BOMと承認のルートが前提。利用はアカウントの担当に問い合わせるよう案内されている(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ(Engineering Change Order)、2026年9月確認)
- 仕掛品(WIP):製造の指示を「材料の払い出し→完成品の在庫化→締めて差異を調整」の3段階で進め、部品の消費と完成品の在庫を記録する(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ(Manufacturing WIP)、2026年9月確認)
日本での使い方と、AIとのつながり
日本での提供状況は、3段で考えます。
組立品・BOM・作業オーダー・仕掛品は、自社のアカウントで有効にできるかを見ます。
現場で使う帳票、独自の承認の流れ、他システムとの連携は、開発で補えます。
Advanced BOMやECO(SuiteApp)は、日本のアカウントでの提供状況と費用をアカウントの担当に聞きます。
製造業向けの公式ページには、「一部の機能はパートナーとの連携が必要」との注記があります。
(出典:Oracle NetSuite公式 製造業向けページ、2026年9月確認)
複雑な生産の計画や業種に特有の流れは、標準で足りるかを要件ごとに見てください。
NetSuiteは「#1 AI Cloud ERP」を掲げています(出典:Oracle NetSuite公式サイト)。
外部のAIとつなぐ仕組みとして、NetSuite AI Connector Serviceを提供しています。
MCPという方式で、ClaudeやChatGPTなどのAIからNetSuiteのデータを使えるようにするものです。
(出典:Oracle NetSuite公式サイト、2026年9月確認)
BOMが正規化され、在庫や原価とつながっていれば、「この部品の値上げで原価はどう変わるか」をAIに点検させる土台になります。
工程の管理は、NetSuite Advanced Manufacturingで扱っています。
部品の手配の計画は、NetSuiteのSupply Planning(MRP)をご覧ください。
AIとのつなぎ方は、NetSuite AI Connector Serviceで解説しています。
判断の物差し|BOMをどこで持つか
ERP(NetSuite)で持つと合いやすい会社
- 在庫・生産・原価を、会計とまとめて見たい
- 複数の拠点や海外展開を視野に入れ、グループ全体の数字をまとめたい
- 同じ製品を拠点ごとに違うBOMでつくる、または設計と生産でBOMを分けたい
ほかの選択肢が合う会社
| 状況 | 合いやすい選択肢 |
|---|---|
| 品目が少なく、BOMを触る人が1〜2人 | いまは入れない。Excelの形式と更新のルールを整える |
| 製造の現場の細かな要件を最優先で作り込みたい | 生産管理システム・BOMの専用ツール |
| 国内の製造業向けの商習慣や帳票が中心 | 国産の生産管理・ERP |
| 小規模で、製造・在庫・会計を安く一つにしたい | Odoo |
| 独自の工程や計算が強く、既製品に合わない | AIスクラッチ開発 |
「まず財務会計を隅々まで固めたい」という会社にも、財務を後の段階に回す進め方があります。
最初は「モノ」または「ヒト」の管理から入れ、運用が安定してから財務へ広げます。
これから整える会社と、いまのBOMを見直す会社
これからBOMを整える会社
- 部門ごとに、いまどんなBOMを持っているかを集める(設計・製造・購買・保守)
- どの部門のBOMを「源泉」にするかを決める
- 階層をどこまで持つか、正規化するかを決めておく
- 品目コードの付け方と、表記のゆれを直すルールをそろえる
システムを選ぶのは、ここまで決めた後です。
4つの手順を図にすると、次のとおりです。
いまのBOMを見直す会社
| 状況 | 見直すこと |
|---|---|
| Excelで持ち、更新できる人が限られる | 正規化と、更新の手順の明文化 |
| 生産管理とERPで、BOMを二重に持っている | どちらを源泉にし、どちらへ連携するか |
| NetSuiteで旧形式のBOMを使っている | Advanced BOMへの切り替え(既存のBOMは読み取り専用になる) |
| 設計変更の承認がメールと口頭 | ECOのような、変更と承認を記録する仕組み |
よくある3つの失敗
失敗1:部門ごとにBOMが乱立する
起きること:設計・製造・購買が、それぞれ別の形式でBOMを持つ。仕様の変更のたびに、同じ修正を別々に繰り返す。部品の数の認識がずれ、欠品や過剰在庫が起きる。
原因:もとは1つの設計の情報なのに、部門ごとに使いやすい形へ作り替えるうちに枝分かれした。転記のたびに食い違いが生まれる。
避け方:部門に共通の「源泉のBOM」を1つ決め、調達向け・製造向けと用途別に派生させます(第2章の図)。
変更は源泉で行い、承認してから反映する流れにします。
失敗2:Excelの形のまま、正規化せずにシステムへ移す
起きること:更新が特定の担当者しかできない状態が続く。共通の部品が増えるほどデータがふくらむ。1つの部品を変えたとき、どの製品に影響するかを追えない。
原因:Excelの運用に積み重なった暗黙のルールと、階層を書き写した形を、見直さずに移した。
複雑さがそのまま移り、前より使いにくくなる。
避け方:移す前に、業務の棚卸しとBOMの正規化を行います。
「どこまで階層化するか」を最初に決め、まず回せる形から始めて、動かしながら磨きます。
失敗3:ERPの導入で、BOMの移行を「あとで」にする
起きること:会計や販売を先に決め、BOMの移行を稼働の直前まで後回しにする。表記のゆれ・廃番品・重複の登録が直前に見つかり、現場がExcelとの併用に戻る。
原因:BOMを「現場の話」と軽く見て、最も時間のかかるデータの整備を最後に回した。
避け方:BOMとマスタの棚卸しを、プロジェクトの初期に組み込みます。
ベンチャーネットならこう見る|BOMは「見える化」から、データ整理を最初に
NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットは、NetSuite・Odoo・AIスクラッチ開発を扱っています。
SAPからのリプレイスにも対応しています。
BOMの相談を受けたとき、最初に聞くのは次の3つです。
- いま、何種類のBOMがあるか(部門ごと・ファイルごと)
- 源泉はどれか。変更は誰が承認しているか
- BOMの数字で、手配・原価・納期のどれを最初に良くしたいか
どこで持つかは、その後です。
これが決まらないままシステムを選ぶと、どの製品でも同じ問題が繰り返されます。
型1:見える化→整理整頓→Fit&Gap
BOMの移行も、業務の見える化から始めます。
- 業務の見える化:設計変更がどの順で誰に伝わり、どのBOMが直されているかを、現場に聞いて描く
- 整理整頓:使っていないBOM、廃番品、重複した登録をやめる・まとめる・そろえる
- Fit&Gap:残ったBOMの持ち方を、移る先の製品の標準機能と照らし合わせる
Fit&Gapは、業務と機能の合う・合わないを一つずつ見る作業です。
合わなかった部分は、「標準に合わせる/開発する/残す」のどれかに決めます。
たとえば現場独自の帳票は、開発で補うか、いまの運用に残すかを選びます。
型2:データ整理を最初に、操作はシンプルに
定着まで見据えると、順番はこうなります。
- データ整理を最初に:BOMと品目マスタの棚卸しを、プロジェクトの初期に置く(失敗3の裏返し)
- 段階的に導入:主力の製品群から始め、回ってから広げる
- 研修・サポートを徹底:BOMを直す人が、新しい手順を自分でできるまで支える
- 操作はシンプルに:使わない機能を盛らない
ベンチャーネットの仕事は、ゼロからの導入より、他社のあとの引き継ぎや、他システムとの連携が多くを占めます。
生産管理とERPでBOMを二重に持つ会社では、どちらを源泉にし、どうつなぐかから一緒に決めます。
今日できること|主力の1製品のBOMを書き出す
主力の製品を1つ選び、1時間ほどで次の作業をしてみてください。
- その製品のBOMを、部門ごとに集める(設計・製造・購買)
- 部品の数と、数量が一致しているかを比べる
- 食い違いに印をつけ、どちらが正しいかを担当者に聞く
- 他の製品と共通の部品に、別の印をつける
食い違いが多ければ、源泉のBOMを決めることが最初の一歩です。
共通の部品が多ければ、正規化の効果が大きい製品です。
よくある質問
Q1. サマリ型とストラクチャ型はどちらを使えばよいですか
用途で使い分けます。
必要な部品の総数をつかみたいならサマリ型です。
工程やリードタイム、影響の範囲まで管理したいならストラクチャ型です。
多くの会社は、設計でE-BOM、製造でM-BOMへと編成して使い分けています(第2章)。
Q2. BOMはExcelのままではだめですか
小規模ならExcelでも管理できます。
ただし、部品の点数や関わる部門が増えると、属人化や部門の間の食い違いが起きやすくなります。
「動いている」ことと「活用できている」ことは別、という視点で判断します(第6章)。
Q3. BOMは生産管理システムとERPのどちらで持つべきですか
現場の作り込みなら生産管理、全社の数字ならERPが候補です。
どちらを選ぶ場合も、源泉のBOMを1つに決めることが先です(第4章・第7章)。
Q4. NetSuiteで多階層のBOMや版の管理はできますか
Advanced BOMの機能で版や段階ごとのBOMを持てます。
有効な期間の違う版を複数持て、設計用・生産用など段階ごとのBOMも持てます。
BOMの照会では、下位の組立品を含む全階層を表示できます(第5章)。
Q5. NetSuiteのBOM機能は日本で使えますか
自社のアカウントで有効にできるかを担当に聞いてください。
Advanced BOMや設計変更(ECO)はSuiteAppを含むため、提供状況と費用を聞きます。
業種に特有の要件は、標準で足りるか、連携が要るかも見ます(5-3)。
Q6. すでにNetSuiteを使っていてAdvanced BOMに切り替える注意点は
既存のBOMは読み取り専用の旧形式に変わります。
有効にすると、Advanced BOMの記録が従来のBOMの記録に置き換わるとヘルプに書かれています。
サンドボックスで試し、切り替えの計画を立ててから進めます(第7章)。
Q7. BOMを整えると経営にどんな効果がありますか
原価が見え、属人化が減り、判断が速くなります。
部品・原価・在庫の情報が一本につながると、どの製品がどれだけ利益を生んでいるかが見えてきます(第3章)。
まとめ
- BOMは、原価・在庫・納期の数字を支える土台
- 種類は、管理の方法(サマリ型・ストラクチャ型)と用途(E-BOM・M-BOMなど)で分かれる
- 共通の部品が多いほど、正規化の効果が大きい
- ERPで持つと、受注・手配・製造・在庫・原価がつながる。NetSuiteの提供状況は自社のアカウントで聞く
- システムの前に、源泉のBOMと正規化の方針を決める
設計変更のたびに3か所を直しているなら、まず主力の1製品で、部門ごとのBOMを並べてみてください。
ずれている場所が、源泉を決める手がかりになります。
もう少し詳しく知りたい方へ
BOMの整え方や、BOMをどこでどう持つかを相談したい方へ。
いまのBOMの棚卸しから、一緒に整理します。
