NetSuite導入の流れ|5フェーズで分かるプロジェクトの進め方と、期間・費用の4事例

1.5か月で稼働した会社もあれば、2年かかった会社もあります。

どちらも、同じNetSuiteの導入です。

NetSuite導入の流れとは、要件を決めてから、NetSuiteが現場で使われる状態になるまでの手順です。

大きく5つのフェーズで進みます。

要件定義、設計・構築、テストと移行の準備、本番稼働、運用定着です。

流れそのものは、どの会社でも変わりません。

変わるのは、各フェーズにかかる重さです。

では、1.5か月と2年の差は、どのフェーズで生まれるのか。

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットが支援した導入には、その手がかりがあります。

ベンチャーネットはNetSuite・Odoo・AIスクラッチ開発を扱い、SAPからのリプレイスにも対応しています。

どのERPを選ぶかで迷っている方は、先に自社に最適なERPを見つけるための比較選定ポイントをご覧ください。

製品の概要はNetSuiteとは?で扱っています。

目次

この記事で分かること

  • NetSuite導入の5つのフェーズと、それぞれでやること
  • フェーズ1の中身「見える化→整理整頓→Fit&Gap」
  • ベンチャーネットが支援した導入の期間と費用(4事例)
  • 日本オラクル・パートナー・社内の役割分担
  • いまのシステムから乗り換える場合の進め方

言葉の整理:SuiteSuccessは、業種ごとのベストプラクティスを組み込んだNetSuiteの導入の型です。

UAT(ユーザー受け入れテスト)は、現場の担当者が「これで業務が回るか」を確かめるテストです。

導入の全体像

5つのフェーズ

フェーズ内容主な成果物
1要件定義・現状把握業務フロー図・要件定義書
2設計・構築システムの設定・カスタマイズ
3テスト・移行準備テスト結果・データ移行計画
4本番稼働稼働の確認・初期のサポート
5運用定着操作マニュアル・運用ルール
NetSuite導入の5フェーズ フェーズ1の要件定義は、見える化、整理整頓、Fit&Gapの順で進める。その後、設計・構築、テスト・移行準備、本番稼働、運用定着と進む。データ移行の準備はフェーズ1と並行して始める。 NetSuite導入の5フェーズ 1 要件定義・現状把握 見える化(いまの業務の流れ) 整理整頓(やめる・まとめる) Fit&Gap(標準の機能と照合) 2 設計・構築 3 テスト・移行準備 4 本番稼働 5 運用定着(稼働後3〜6か月) データ移行の準備は フェーズ1と並行して始める
NetSuite導入の5フェーズ

各フェーズは、順番どおりに進むとは限りません。

たとえばデータ移行の準備は、フェーズ1と並行して始めるのが理想です。

AIで経営の数字を扱う日が来ても、その土台になるデータの質は、フェーズ1〜3の進め方で決まります。

クラウドERPの基本はクラウドERPとはをご覧ください。

期間と費用は、どこで開くのか|支援した4事例

ベンチャーネットが支援したNetSuite導入の費用を並べます。

事例1事例2事例3事例4
ユーザー数100名程度30名程度20名程度3名程度
機能範囲購買・販売・在庫・会計購買・販売・プロジェクト管理購買・販売・在庫・会計購買・販売
外部システム連携開発あり(他社SaaS・顧客独自システム)あり(助言・QAのみ、開発は顧客側)なしなし
アドオン開発ありありありなし
期間1.5年1年2年1.5か月
顧客側体制情シスあり情シス・開発会社あり情シスなし情シスなし
導入費用2億円程度(うち開発約7割)2,000万円程度3,000万円程度150万円程度
NetSuite導入費用の4事例(ベンチャーネットの支援例) 3名・1.5か月で150万円程度、30名・1年で2000万円程度、20名・2年で3000万円程度、100名・1.5年で2億円程度。 NetSuite導入費用の4事例事例4|3名程度150万円程度購買・販売開発なし・期間1.5か月事例2|30名程度2,000万円程度購買・販売・PJ管理連携・開発あり・期間1年事例3|20名程度3,000万円程度購買・販売・在庫・会計開発あり/情シスなし・期間2年事例1|100名程度2億円程度購買・販売・在庫・会計連携・開発あり・期間1.5年ベンチャーネットの支援事例事例1は約7割が開発費
NetSuite導入費用の4事例(ベンチャーネットの支援例)

冒頭の問いに戻ります。

5つのフェーズで見ると、差を生む場所は3つです。

  • フェーズ1で決める業務の範囲:購買・販売だけの事例4は、1.5か月で稼働した
  • フェーズ2の開発の量:外部システムとつなぐ開発を含む事例1は、費用の約7割が開発だった
  • 全フェーズにかかる社内の体制:情シスのいない事例3は、支援を厚くした分、2年といちばん長かった

もう1つの要因がユーザー数です。

人が増えるほど、フェーズ3の受入テストと教育、社内の調整に時間がかかります。

費用の見方はNetSuiteの料金・費用・価格、期間の詳細はNetSuiteの導入期間で扱っています。

SuiteSuccess導入と従来型導入の違い

Oracleは、SuiteSuccessを20年以上の導入経験のベストプラクティスをまとめたものと説明しています。

構成・エンゲージメント・使用・最適化の4つの要素からなります(出典:Oracle NetSuite公式、2026年9月確認)。

「使用」の要素では、NetSuite Stairwayによる段階的な実装の道筋が示されています。

Oracleの案内には「たった100日で業務システムをクラウドに移行できます」という記載もあります。

これは型に沿った場合の目安として読み、自社の期間は範囲と体制で見積もります。

項目SuiteSuccess導入従来型導入
導入期間比較的短い作り込み次第で長くなる
費用感比較的抑えやすい作り込み次第で増える
カスタマイズ最小限(Fit to Standard)要件に応じて柔軟
向いている会社業務が業種の標準に近い独自の業務の流れが多い

どちらが正解ということはありません。

業務の独自性と、期間・費用のバランスで選びます。

詳しくはNetSuite SuiteSuccessとはをご覧ください。

フェーズ1|要件定義・現状把握

プロジェクトの方向を固めるフェーズです。

ベンチャーネットは、この中身を3つの順番で進めます。

  • 見える化:部門ごとに話を聞き、いまの業務の流れを書き出す。製品が決まっていても、ここからやり直す
  • 整理整頓:やめる業務、まとめる業務、そろえる業務を決める
  • Fit&Gap:残った業務を、NetSuiteの標準の機能と照らし合わせる

Fit&Gap分析とは、合う部分(Fit)と、ずれる部分(Gap)を分ける作業です。

Gapがあっても、すべてを作り込むわけではありません。

業務ごとに「標準に合わせる/開発する/残す」の3つから選びます。

開発を選ぶほど、フェーズ2の作業と、稼働後の保守の手間が増えます。

進め方はFit&Gap分析の重要性で扱っています。

そのうえで、NetSuiteで扱う業務の範囲(スコープ)を決めます。

「やること」と「やらないこと」を文書にし、スケジュール・体制・予算も決めます。

期間の目安は1〜2か月です(ベンチャーネットの見立て)。

部門が多い、要件が複雑、海外拠点を含む場合は、さらにかかります。

ここで決めた範囲が、4事例で見た期間と費用の差の出発点になります。

フェーズ2|設計・構築

要件定義をもとに、NetSuiteを設定するフェーズです。

  • 勘定科目・部門・品目などのマスタの設計
  • 業務の流れに沿った設定
  • 必要な場合のカスタマイズ・追加の開発
  • 他システムとのデータ連携の設計

パートナーが主体になる部分が多くなります。

社内の担当者は、疑問への回答や要件の補足にすぐ応じられる体制を保ちます。

作り込みや設定の試しには、サンドボックスが使えます。

サンドボックスは、本番と切り離した検証用のアカウントで、別途購入です(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ、2026年9月確認)。

詳しくはNetSuiteのサンドボックスをご覧ください。

フェーズ3|テスト・移行準備

設定したシステムを、実際に動かして試すフェーズです。

見るのは「システムが動くか」だけではありません。

「業務が回るか」です。

UATを削らない理由

UATは、経理・営業・在庫などの現場の担当者が主体になって行います。

  • 実際の業務の流れと合っているかは、現場にしか分からない
  • 稼働の前なら直せる。稼働後に見つかると、直す費用が増える
  • 参加そのものが、操作を覚える研修を兼ねる

「時間がないから」とテストを削ると、特定の業務でだけ起きる不具合を見逃します。

データ移行で押さえる3つの点

データ移行は、このフェーズで最も時間がかかりやすい工程です。

点やること注意
移行の範囲マスタだけか、過去の取引も移すかを決める過去を全件移すか、期首の残高だけかで作業量が大きく変わる
データの整理表記ゆれ・廃番品・重複した取引先を直す長く使ったデータには必ず汚れがある
移行のリハーサル本番の前に、テスト環境で手順を通す省くと、本番で問題が起きたときの対処が遅れる

NetSuiteでは、CSVインポートとImport Assistant(取込の手順を案内する機能)が使えます。

Oracleのヘルプでは、小〜中規模のデータを移す最も一般的な方法とされています。

大量や継続的な移行には、Webサービスによる連携も選択肢として示されています(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ、2026年9月確認)。

取込の方法はNetSuiteのCSVインポート、全体の考え方は基幹システムのデータ移行で扱っています。

フェーズ4・5|本番稼働と運用定着

フェーズ4:本番稼働

  • 本番の環境へのデータの移行と切り替え
  • 稼働の初日の現場のサポート
  • 操作の疑問やトラブルへの即時の対応
  • 入力の状況とデータの質の見守り

稼働の直後は、現場からの質問が集中します。

支援が手厚い時期に、できるだけ多くの問題を片付けておきます。

フェーズ5:運用定着|稼働後3〜6か月が勝負

NetSuiteが「使われるシステム」になるかは、稼働後3〜6か月で決まるとベンチャーネットは見ています。

この時期に入力のルールが定着しないと、ダッシュボードの数字が信用されなくなります。

NetSuiteには年2回の大きなリリースがあります。

更新の前には、Release Previewのアカウントで新機能を試せます(出典:Oracle NetSuiteのヘルプ、2026年9月確認)。

定着の後も、更新への備えを運用に組み込みます。

備え方はNetSuiteのバージョンアップへの備え方で扱っています。

日本オラクル・パートナー・社内の役割分担

まず、3者の大きな分担です。

  • 日本オラクル:ライセンス・トレーニング・製品サポート
  • パートナー:要件定義・設定・カスタマイズ・アドオン開発・保守・PM(ベンチャーネットの場合、発注元のPM業務やOracleとの調整も含む)
  • 社内:業務の要件を伝える、データを整える、テストで確かめる

フェーズの作業ごとに見ると、次のとおりです。

作業社内パートナー
業務の要件の整理◎ 主体◯ 支援
システムの設計・設定△ 補助◎ 主体
データの整理◎ 主体◯ 支援
テスト・検証◎ 主体◯ 支援
社内の研修・説明会◎ 主体◯ 支援
稼働後の設定の変更△ 補助◎ 主体

社内の一番の役割は、業務の要件を正確に伝えることです。

現場の業務を知っているのは、社内の担当者だけだからです。

情シスの専任がいない会社でも、業務の担当者が窓口を兼ねて進められます。

ただ、事例3のように、その分の支援を厚くすると期間は延びやすくなります。

通常の業務と並行するため、繁忙期を避けた日程にします。

判断の物差し|自社に合う進め方

SuiteSuccessの型から始めるのが合う会社

  • 業務が業種の標準に近い
  • 早く稼働し、使いながら広げたい
  • 情シスの人数が少ない

従来型でじっくり設計するのが合う会社

  • 業務の独自性が強く、それが競争力になっている
  • 海外拠点や複数の事業をまとめて扱う

NetSuite以外や「いまは入れない」を考える会社

推進する人と時間を、しばらく確保できない。

それなら、いまは入れず、体制づくりから始める選択もあります。

使うのが会計と請求だけならOdooや国産のERP、業務のほとんどが独自ならAIスクラッチ開発も比べる価値があります。

比べ方はOdooとNetSuiteの比較やAIでスクラッチ開発とERP、どちらを選ぶべきかをご覧ください。

状況から逆引きすると、次のとおりです。

状況から逆引きする進め方 業務が標準に近い・早く稼働したい・情シスが少ないならSuiteSuccessの型から。独自の業務が競争力、海外拠点や複数事業なら従来型。推進する人と時間を確保できないなら、いまは入れず体制づくりから。会計と請求だけならOdooや国産のERP、業務のほとんどが独自ならAIスクラッチ開発も比べる。 状況から逆引きする進め方業務が標準に近い/早く稼働したいSuiteSuccessの型から始める情シスの人数が少ないSuiteSuccessの型から始める独自の業務が競争力/海外拠点・複数事業従来型でじっくり設計する推進する人と時間を確保できないいまは入れず、体制づくりから使うのは会計と請求だけOdooや国産のERPも比べる業務のほとんどが独自AIスクラッチ開発も比べる
状況から逆引きする進め方

初めてERPを入れる会社と、乗り換える会社

初めてERPを入れる会社は、Excelや会計ソフトからの移行です。

業務の流れを文書にする作業が、最初の山になります。

フェーズ1の見える化に時間を多めに取り、「やらないこと」を先に決めます。

いまのシステムから乗り換える会社は、保守の期限や契約の更新がきっかけになることが多くあります。

  • 保守の期限から逆算し、フェーズ1の開始日を決める
  • いま使っている帳票・連携・独自の機能を一覧にする
  • 「同じものを作る」のではなく、標準で置き換えられるものを先に探す

期限の考え方は保守期限切れのリスクで扱っています。

いまのNetSuiteを入れ直す、パートナーを替える場合は、パートナー変更(リプレイス)という選択肢をご覧ください。

よくある3つの失敗

失敗1:範囲が固まらないまま、構築に入る

起きること:構築が始まってから追加の要望が続き、工期が延び、予算も膨らむ。

原因:要件定義が「なんとなくOK」で終わり、「やらないこと」を決めていなかった。

ERPは、設定を後から変えると、データの整合の確認や再テストが要ります。

避け方:フェーズ1で「やらないこと」を文書にし、経営と合意してから構築に入ります。

失敗2:データ移行を最後に考える

起きること:稼働の1か月前に、品目のマスタの表記ゆれや重複が大量に見つかる。稼働日を延ばす。

原因:データの整理の作業量を、読み誤った。

整理だけで数週間かかることも珍しくありません。

避け方:移行の計画は、要件定義と並行して始めます。

移行の範囲を早く決め、データの棚卸しを初めから計画に入れます。

失敗3:稼働を完了と考え、定着を軽く見る

起きること:「使い方が分からない」という声が続き、Excelとの二重の管理が始まる。

原因:本番稼働をゴールにし、稼働後の支援を計画に入れていなかった。

パートナーの契約が稼働で終わる場合もあります。

避け方:稼働後3〜6か月の定着の支援を、最初から計画に入れます。

ゴールは「システムが動く状態」ではなく、「使われる状態」です。

ベンチャーネットならこう見る|PM兼コンサルが通しで持つ

導入の計画を立てるとき、ベンチャーネットが最初に聞くのは3つです。

  1. 経営が判断する場:月に1回以上、計画に入れられるか
  2. やらないこと:第1段階で載せない業務が決まっているか
  3. データ移行の担当:移行の範囲と、整理を担う人が決まっているか
計画の前に確かめる3つ 経営が判断する場を月1回以上計画に入れられるか、第1段階でやらないことが決まっているか、データ移行の範囲と整理の担当が決まっているかを確かめる。 計画の前に確かめる3つ経営が判断する場月に1回以上、計画に入れられるかやらないこと第1段階で載せない業務が決まっているかデータ移行の担当移行の範囲と整理を担う人が決まっているか判断する場がないと、プロジェクトは「止まってはいないが、進んでもいない」
計画の前に確かめる3つ

「営業と経理のどちらの要件を優先するか」は、現場には決められません。

経営が判断する場がないと、プロジェクトは「止まってはいないが、進んでもいない」状態になりがちです。

そのうえで、進め方は1つの型で持ちます。

  • PM兼コンサルが一貫して担当する:提案からカットオーバー(本番の切り替え)まで、同じ人が持つ
  • 週次の定例と課題管理表:決まったこと、残っていることを文書で共有する
  • 受け身で待たない:返事や資料を待つのではなく、情報を取りに行く

要件を確認するのも、営業ではなく導入コンサルタントです。

5つのフェーズのあいだで、要件が伝言ゲームにならないようにするためです。

契約は請負契約に対応しています(準委任も相談可)。

常駐はせず、国内のチームがリモートで進めます。

成功する進め方の原則は、NetSuite導入におけるベストプラクティスでも扱っています。

今日できること|「やらないこと」を3つ書く

1時間で、次の表を埋めてみてください。

項目書くこと
第1段階でやる業務例:販売・在庫・請求
第1段階でやらない業務例:財務会計の全面移行、海外拠点
移すデータマスタだけか、過去の取引も移すか
社内の窓口経営側の責任者と、実務の担当者

「やらない業務」が書けないときは、範囲がまだ広すぎるサインです。

あわせて、情シスの有無と導入に割ける人も書くと、4事例のどれに近いかが見えてきます。

よくある質問

Q1. NetSuite導入はどのくらいの期間がかかりますか

支援した例では1.5か月から2年まで幅があります。

3名程度で購買・販売だけの事例は1.5か月、情シスのいない20名程度の事例は2年でした。

業務の範囲・開発の量・社内の体制・ユーザー数で変わります。

まず基本の機能で稼働し、段階的に広げると、期間と定着の両方に効きます。

Q2. 社内の担当者は何人必要ですか

最低限で経営側の責任者1名と実務の担当者1〜2名です。

情シスの専任がいなくても、業務の担当者が窓口を兼ねられます。

通常の業務と並行するため、繁忙期を避けた日程にします。

Q3. 既存システムのデータはどう移しますか

CSVインポートが基本です。

Oracleのヘルプでは、小〜中規模のデータの移行で最も一般的な方法とされています。

移行の範囲はプロジェクトの初期に決め、データの整理を早く始めます。

Q4. テストはどこで行いますか

サンドボックスなど本番と切り離した環境で行います。

サンドボックスは別途購入です(Oracle NetSuiteのヘルプ、2026年9月確認)。

本番のデータで更新できるため、実際に近い形で試せます。

Q5. 導入の費用はどのくらいですか

支援した例では150万円程度から2億円程度まで幅があります。

3名程度・開発なしの事例は150万円程度、外部システムとの連携開発を含む100名程度の事例は2億円程度(うち開発約7割)でした。

ライセンスは別で、ミニマム構成で月額20万円〜が出発点です。

Q6. SuiteSuccessとは何ですか

業種ごとのベストプラクティスを組み込んだNetSuiteの導入の型です。

段階的に広げる道筋が示されています(Oracle NetSuite公式、2026年9月確認)。

標準の業務に合わせる前提のため、作り込みを抑えやすくなります。

Q7. 乗り換えの場合、いつから準備すればよいですか

いまのシステムの保守の期限から逆算します。

フェーズ1〜5の期間に、データの整理の時間を足して開始日を決めます。

帳票・連携・独自の機能の一覧づくりは、すぐに始められます。

まとめ:流れを先に知り、範囲とデータと定着を早く決める

  • NetSuite導入は、要件定義・設計構築・テストと移行・本番稼働・運用定着の5つのフェーズ
  • フェーズ1は、見える化→整理整頓→Fit&Gapの順で進める
  • 支援した例では、期間は1.5か月から2年、費用は150万円程度から2億円程度まで開いた
  • 差を生むのは、フェーズ1で決める範囲、フェーズ2の開発の量、社内の体制、ユーザー数
  • データ移行は要件定義と並行して始め、稼働後3〜6か月の定着まで計画に入れる

1.5か月と2年の差は、フェーズ1で決める範囲から始まります。

まずは「やらないこと」を3つ書き出すところから始めてください。

もう少し詳しく知りたい方へ

自社の場合のスケジュール・体制・費用感を具体的に知りたい方は、ご相談ください。

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この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

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