NetSuiteで工数削減|少人数でも業務が回る仕組みのつくり方【2026年版】

月末の夕方。

受注の担当者が、受注表の数字を在庫表に写し、同じ数字を請求書にも打ち込んでいる。

担当は1人だけ。この人が休めば、請求が止まります。

工数削減とは、ある作業を終えるまでにかかる時間と人数を見直し、成果を保ったまま減らすことです。

作業をただ減らすのではなく、効率よく回る形に直すことまでを含みます。

少人数の会社で効くのは、作業そのものより、業務と業務の「つなぎ目」の手間を消すことです。

冒頭の担当者の時間の多くは、受注・在庫・請求のあいだで数字を写す作業に消えています。

そのためにNetSuiteのようなERPが合う会社もあれば、個別のツールやExcelで足りる会社もあります。

では、担当者が1人しかいない会社でも、NetSuiteは回せるのか。

答えは、仕組みより体制の組み方で決まります。

目次

この記事で分かること

  • 工数削減の意味と、少人数の会社で急ぐ理由
  • 手間がたまりやすい5つの場所と、NetSuiteでの減らし方
  • 担当者が1人、情シスがいない会社で、導入と運用をどう回すか
  • 個別ツール・ERP・Excelのどれが合うかの判断の物差し
  • よくある失敗3つと、浮いた時間の使い道

言葉の整理:工数は、作業にかかる時間と人数を掛け合わせた量です(例:2人で3時間なら6人時)。

ERP(Enterprise Resource Planning)は、会計・販売・在庫などの業務を1つのシステムでつなぐ仕組みです。

情シスは、社内の情報システムの担当者のことです。

工数削減とは|目的と、少人数の会社で急ぐ理由

工数削減の目的は、主に2つです。

  • コスト削減:人件費や間接費を抑える
  • 生産性向上:限られた人手で、より多くの成果を生む

「人を減らすため」だけに進めると、現場は身構えます。

浮いた時間を何に使うかまで決めておくと、協力を得やすくなります。

急ぐ理由は、働く人の数にあります。

内閣府の「選択する未来」委員会は、労働力人口が2014年の6,587万人から、2060年には3,795万人へ減ると見込んでいます。

総人口に占める割合も、約52%から約44%に下がる見通しです(出典:内閣府「選択する未来」委員会、2026年9月確認)。

採用で人を増やす前提は、年々成り立ちにくくなっています。

いまいる人数で回る仕組みが、経営の土台です。

古い基幹システムを使い続けると、手作業や二重入力が残りやすくなります。

保守の終了や、仕組みを知る人の退職が重なれば、なおさらです。

システムの入れ替えは、業務の手順を見直す機会にもなります。

手間はどこにたまるか|5つの場所とNetSuiteでの減らし方

工数削減は、手間の「たまり場」を見つけることから始まります。

例として、クラウドERP「NetSuite」を取り上げます。

世界220地域・44,000社以上で使われている製品です(出典:Oracle NetSuite公式サイト、2026年9月時点)。

たまり場よくある手間NetSuiteでの減らし方AIとの親和性
データ入力同じ内容を販売・在庫・会計に何度も入れる1回の入力で各業務に反映高。元データがそろい、AIで点検しやすい
集計・レポート月末にExcelで集計し直すダッシュボードとレポートで自動集計高。数字の要約や異常の洗い出しを任せやすい
承認紙やメールの回覧で、止まっている場所が分からないワークフローで承認の流れを管理中。判断は人、滞りの通知は自動化しやすい
在庫棚の数と帳簿の数を合わせる、発注の判断複数拠点の在庫を一元管理、発注の設定中。需要の見込みの参考にしやすい
顧客対応取引や問い合わせの履歴を探す顧客の情報を1画面にまとめる高。履歴がそろうと、回答の下書きに使える

AIとの親和性は、データが1か所にそろうほど高くなります。

表計算やメールに散らばったままでは、AIに任せられる範囲も狭いままです。

データ入力|1回で済ませる

NetSuiteは、販売管理・財務会計・在庫管理などの機能が1つにまとまっています。

受注を一度入力すれば、在庫・会計・出荷に反映されます。

顧客・商品・取引先のマスターも1か所で持ち、全体で共有します。

NetSuiteに一本化しない場合でも、APIやCSVでの連携で入力は減らせます。

つなぎ目の手間:手で写す形と、1回の入力で反映する形 いまは受注の数字を在庫表・請求書・会計に手で写している。NetSuiteでは受注を1回入力すれば、在庫・会計・出荷に反映される。 つなぎ目の手間はどこで消えるか いま:手で写す 受注表 在庫表 請求書 写すたびに時間と誤りが増える NetSuite:1回の入力 受注を入力 在庫・会計・出荷に反映 つなぎ目の転記がなくなる
つなぎ目の手間:手で写す形と、1回の入力で反映する形

集計・レポート|月末の作業を減らす

NetSuiteの公式サイトは、財務レポートの機能をこう説明しています。

「ロールベースのダッシュボード、レポート、KPI」(出典:Oracle NetSuite公式、2026年9月確認)。

ロールベースとは、役割ごとに見る画面を分けることです。

レポートは最新のデータで作れ、集計の数字をクリックすれば内訳までたどれます(ドリルダウン)。

承認|止まっている場所を見えるようにする

Oracleのヘルプでは、承認の方法として3つが示されています(出典:Oracle NetSuiteヘルプ、2026年9月確認)。

  • 基本の承認の機能(Approval Routing)
  • 標準のワークフロー(SuiteFlow)
  • 自社に合わせて作るワークフロー(SuiteFlow)

SuiteFlowは、画面の操作で業務の流れを組むNetSuiteの機能です。

紙の回覧が要らなくなり、どこで止まっているかも分かります。

設計はNetSuiteの承認ワークフローで詳しく扱っています。

在庫と顧客対応

在庫は、複数の倉庫や店舗の分を一元管理し、決めた量を下回ったときの発注を仕組みにします。

過去の実績や季節の動きを、適正在庫の参考にもできます。

詳しくはNetSuiteの在庫管理でできることをご覧ください。

顧客対応では、取引履歴・問い合わせ履歴・支払の状況を1画面で見られます。

よくある質問と回答をためておけば、対応の質もそろいます。

担当者が1人でも、NetSuiteは回せるか

「うちは担当者が1人しかいない。情シスもいない」

少人数の会社から、よく聞く心配です。

答えを分けるのは、導入の期間と、稼働した後の運用です。

担当者が1人でも回すための分け方 導入の期間は、自社が業務の説明・データの準備・受入テストを担い、要件定義・設定・PMは導入パートナーに任せる。稼働した後は、社内に最低2人は分かる人を置き、足りない部分は保守や伴走で補う。 担当者が1人でも回すための分け方導入の期間稼働した後外に任せる部分を決める自社は業務の説明、データの準備、受入テスト要件定義・設定・PMは導入パートナーへ1人に集中させない社内に最低2人は分かる人を置く足りない部分は保守や伴走で補う仕組みより、体制の組み方で決まる
担当者が1人でも回すための分け方

導入の期間は、外に任せる部分を決める

導入の作業は、誰が何を担うかで分けて考えます。

担い手担うこと
日本オラクルライセンス・トレーニング・製品サポート
導入パートナー要件定義・設定・カスタマイズ・アドオン開発・保守・PM
自社業務の説明、データの準備、受入テスト

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットは、情シスが少ない会社でも進められる体制を組んでいます。

要件を聞くのは、営業ではなく導入コンサルタントです。

現場の話が伝言ゲームにならないので、1人の担当者が何度も同じ説明をせずに済みます。

PMには、発注する会社側のPM業務や、Oracleとの調整も含みます。

費用と期間の目安は、ベンチャーネットが支援したNetSuite導入の費用が参考になります。

3名程度・購買と販売だけ・開発なしの会社は、1.5か月・150万円程度で稼働しました。

20名程度で情シスのいない会社は、2年・3,000万円程度でした。

情シスが少ないとサポートを厚くするため、期間も長くなりやすいのです。

4つの事例と費用を左右する要因は、NetSuiteの料金・費用・価格で扱っています。

稼働した後は、1人に集中させない

稼働した後は、業務が1つにまとまるぶん、ツールの間の連携を管理する負担は減ります。

それでも、設定や運用が1人にしか分からない状態は危うい。

社内に最低2人は分かる人を置き、足りない部分は保守や伴走の支援で補います。

中小企業にERPが合うかは、NetSuiteは中小企業でも使える?で詳しく扱っています。

判断の物差し|どの仕組みが自社に合うか

工数削減の手段は、ERPだけではありません。

手段合う会社の条件注意点
いまは入れない(手順の見直しだけ)手間が一部の業務に限られる人が替わると元に戻りやすい
Excel・個別のツール困っている業務が1〜2つ。データのやり取りが少ないツールが増えると、つなぐ手間が増える
国産ERP・Odoo国内の帳票をそのまま使いたい、小さく安く始めたい自社で設定を回す力か、伴走先が要る
AIを使ったスクラッチ開発自社だけの業務の流れが強みになっている作った後の保守を、誰が続けるか
NetSuiteつなぎ目に手間がたまっている。拠点や事業が増える見込みがある業務の見直しと定着の期間が要る

NetSuiteのライセンスは、ミニマム構成で月額20万円〜が出発点です。

モジュール・ユーザー数・オプションで変わり、数百万円規模になることもあります。

個別ツールで部分自動化か、ERPで一気通貫か

観点個別ツールを組み合わせるNetSuiteで一気通貫
得意なこと特定業務の自動化(経理・勤怠など)業務全体をつなげて減らす
データの持ち方ツールごとに分かれる1か所で持つ(二重入力が消える)
効きどころ各業務の中の作業時間業務と業務の「つなぎ目」の時間
担当者1人での運用ツールの間の連携の管理が負担になる連携を意識せずに回しやすい

困っている業務から個別ツールで始めるのも、一つの正解です。

つなぎ目に手間がたまっているなら、一気通貫が効いてきます。

ツールが増えすぎる問題は、AIで「作れる」時代の落とし穴でも扱っています。

手間のたまる場所で分けると、次のとおりです。

個別ツールか、NetSuiteで一気通貫か 手間が1〜2つの業務の中にあるなら、個別ツールで部分自動化から始めるのも正解。業務と業務のつなぎ目にたまっているなら、NetSuiteで一気通貫にすると二重入力が消える。 手間はどこにたまっているか手間は、業務と業務のつなぎ目にたまっているか業務の中つなぎ目個別ツールで部分自動化困っている業務から始めるのも正解ツールが増えると、つなぐ手間が増えるNetSuiteで一気通貫1か所でデータを持ち、二重入力が消える業務の見直しと定着の期間が要るつなぎ目に手間がたまるほど、一気通貫が効く
個別ツールか、NetSuiteで一気通貫か

いまのシステムを見直す場合は、替える前に「使われていない機能」を洗い出します。

設定しただけで眠っている機能が、手順の見直しで使えるようになることもあります。

保守の期限への備えは基幹システムの保守切れリスク、更新か乗り換えかの判断は基幹システムは「更新」か「乗り換え」かが参考になります。

工数削減でよくある失敗3つ

失敗1:ツールを増やしすぎて、かえって工数が増える

起きること:業務ごとに別のツールを入れ、ツールの間でデータを手で写している。

「どのツールに何を入れたか」を管理する手間も生まれる。

原因:各業務の中の作業だけを見て、ツールを足していった。

避け方:ツールを足す前に、業務と業務のつなぎ目を書き出します。

減らせる手間は、つなぎ目に隠れていることが多いからです。

失敗2:全部を一度に変えようとして、止まる

起きること:移行・研修・運用の切り替えが同時に起き、現場が混乱する。

Excelとの併用が続き、元のやり方に戻る。

原因:変える範囲が大きすぎた。

仕組みを「入れること」がゴールになり、定着の手当てがなかった。

避け方:効果の出やすい業務から、小さく始めます。

導入後の数か月を「定着の期間」として、最初から計画に入れておきます。

失敗3:担当者1人に任せきりで、属人化する

起きること:設定や運用が、その人にしか分からない。

異動や退職のときに、業務が止まるおそれがある。

原因:少人数の会社ほど、担当者1人に頼りがちになる。

避け方:経営と現場が一緒に進め、分かる人を2人以上にします。

外部の伴走先も使いながら、ノウハウを会社に残します。

属人化の解き方は、属人化とは?で詳しく扱っています。

ベンチャーネットならこう見る|定着の4手順と、浮いた時間の行き先

工数削減の相談で、ベンチャーネットが最初に聞くのは「浮いた時間を何に使いますか」です。

使い道が決まっていないと、浮いた時間は別の雑務に消えます。

そのうえで、2つの型で考えます。

型1:定着の4手順

仕組みを入れても、使われなければ工数は減りません。

ベンチャーネットは、定着を次の4つの手順で組みます。

  1. データ整理を最初に:重複した取引先や、使っていない品目を片付けてから移す
  2. 段階的に導入:効果の出やすい業務から始め、定着してから広げる
  3. 研修・サポートを徹底:稼働後の数か月を、定着の期間として支える
  4. 操作はシンプルに:使わない機能を盛らない

4つ目は、少人数の会社ほど効きます。

画面と操作が少なければ、2人目の担当者を育てるのも早くなります。

型2:守り→攻め→次へ

定着の先の3段階:守り→攻め→次へ 守りは業務が回ること、攻めはデータで打つこと、次へは経営が変わること。 定着の先の3段階守り|業務が回る在庫・販売・会計を1つにし、日々の業務を安定させる攻め|データで打つ売れ筋・在庫の分析、営業作業の自動化、生成AIでの集計次へ|経営が変わるKPI、管理会計、上場に向けた内部統制
定着の先の3段階:守り→攻め→次へ

つなぎ目の手間を消すのは、1段目の「守り」です。

在庫・販売・会計が1つになり、業務が回る。

浮いた時間は、2段目の「攻め」に回します。売れ筋や在庫の分析、営業の作業の自動化です。

その先に、KPIや管理会計で経営の判断が変わる「次へ」があります。

工数削減は、この階段の1段目にあたります。

効果の測り方は、始める前に決める

始める前の数字がないと、効果は示せません。

次の3つを記録しておきます。

  • 時間:対象の業務に、月に何時間かかっているか
  • 待ち:承認や確認で、何日止まっているか
  • やり直し:転記の誤りや差し戻しが、月に何件あるか

時間だけを追うと、「速くなったが誤りが増えた」ことを見落とします。

測り直すのは、定着の期間が終わった後です。

入れた直後は、慣れない分だけ時間が増えるからです。

浮いた時間が別の仕事に消える問題は、AIで仕事が速くなっても、早く帰れないのはなぜかでも扱っています。

今日できること|手間のたまり場を1時間で書き出す

次の表を、主な業務5つについて埋めてみてください。

業務月に何時間・何人で手で写している先つなぎ目か
(例)受注の入力20時間・2人在庫表と請求書はい

※表の数字は記入の例です。

「手で写している先」がある業務が、つなぎ目の手間です。

時間の多い順に並べると、最初に手をつける業務が見えてきます。

あわせて、その業務を分かる人が社内に何人いるかも書き添えてください。

1人しかいない業務が、冒頭の担当者の机です。

よくある質問

Q1. 工数削減は、まず何から手をつければいいですか?

業務と業務のつなぎ目の見直しからです。

業務の間でデータを移したり、確かめたりする手間に、減らせる工数が隠れていることが多いからです。

効果の大きい業務を1つ選び、小さく始めるのが現実的です。

Q2. 担当者が1人しかいなくても、NetSuiteは運用できますか?

運用しやすくなる面はあります。ただし、1人に集中させない工夫が要ります。

業務が1つにまとまるため、ツールの間の連携を管理する負担は減ります。

導入の期間は外に任せる部分を決め、稼働後は分かる人を2人以上にします(第3章)。

Q3. ツールを入れれば、工数は自動的に減りますか?

入れただけでは減りません。

工数が減るのは、業務の手順を見直し、現場で使われるようになってからです。

導入と同時に、データ整理と定着の手当てが要ります。

Q4. 工数削減の効果は、どのくらいで実感できますか?

始める業務の範囲で変わります。

効果の出やすい業務から小さく始めれば、比較的早く手応えを感じられます。

全体を一気に変えると、定着に時間がかかり、実感も遅れます。

Q5. 工数削減と工数管理は、何が違いますか?

工数削減は減らすこと、工数管理は測って配分することです。

工数管理は、案件ごとに誰が何時間かけたかを記録し、採算を見る取り組みです。

詳しくは工数管理を「現場の作業」で終わらせないで扱っています。

Q6. NetSuiteの費用は、どのくらいかかりますか?

ライセンスはミニマム構成で月額20万円〜が出発点です。

モジュール・ユーザー数・オプションで変わり、数百万円規模になることもあります。

導入費は、業務の範囲、開発の量、社内の体制、ユーザー数で変わります。

減らせる工数と比べて、見合うかを見てから決めます。

まとめ:工数削減は、階段の1段目

  • 工数削減は、時間と人数を見直し、成果を保ったまま減らすこと
  • 少人数の会社で効くのは、業務と業務のつなぎ目の手間を消すこと
  • 担当者1人・情シスなしでも、導入は外に任せる部分を決め、稼働後は分かる人を2人以上にすれば回せる
  • 手段はERPだけではない。Excel・個別ツール・Odoo・国産ERP・AIスクラッチも条件しだい
  • 定着は4手順で組み、浮いた時間は「攻め」に回す

月末に1人で数字を写している担当者の時間は、つなぎ目を消せば戻ってきます。

まずは、自社の手間がどこにたまっているかを書き出してください。

もう少し詳しく知りたい方へ

少人数で回る仕組みは、会社の業務と人数によって変わります。

手間のたまり場の整理から、ご相談をお受けしています。

関連記事:サイロ化とは?/業務管理とは?/NetSuiteで実現するプロジェクト管理

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

目次