【人材会社向け】未経験IT人材をNetSuite ERPコンサルに育成する共同スキームのご案内

IT人材、とりわけERP領域のコンサルタントは、いまどの現場でも足りていません。

未経験のIT人材を採用できても、「そこからどう育て、どう案件に載せるか」で悩む人材会社は少なくありません。

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットは、この課題を「採用」と「育成」の役割分担で解けると考えています。

人材会社は採用とキャリア支援を、ベンチャーネットは育成と実案件の供給を担う。囲い込みではなく、共に人を育てる提携です。

このページでは、その共同スキームの考え方と、無理なく始める方法をご案内します。

このページで分かること

  • なぜ今、未経験IT人材の「共同育成」なのか
  • 「採用」と「育成・案件」をどう役割分担するのか
  • 紹介予定派遣を入口にする理由(双方が低リスクで始められる)
  • 提携の進め方と、まず何から始めればよいか

読了目安:約6分

目次

なぜ今、未経験IT人材の共同育成なのか

ERPコンサルタントの需要は高まる一方で、育て切れる人材会社は多くありません。その背景を整理します。

NetSuite(Oracleが提供するクラウド型ERP。会社全体の業務を一つのシステムで管理する仕組み)は、世界220地域・43,000社以上で使われています。「#1 AI Cloud ERP」として、導入を支えるコンサル人材の需要も伸びています。

一方で、コンサル業界は他業界からの未経験採用を広げています。営業やSE、企画など、論理的思考と成長意欲があれば挑戦できる門戸が開いています。

ただ、採用の門戸が開いても、「採ったあと」に壁が残ります。

  • 座学は用意できても、実務で鍛える場(実案件)が足りない
  • ERPの専門育成を自社だけで整えるのは負担が大きい
  • 育て切って高単価の案件に載せるまでの道筋を描きにくい

だからこそ、「採用」と「育成」を分けて持ち寄る発想が有効になります。

人材会社が単独で「育成」まで担うのが難しい理由

ここは人材会社を批判するためではなく、構造的な難しさを共有するために書きます。多くの現場で見えてきた、3つのつまずきです。

つまずき①:実案件がないと「実務レベル」まで育たない

よくある現象

  • 研修は用意できても、載せられる実案件が乏しい
  • 未経験者が実務未経験のまま滞留してしまう
  • 育成後の「次の一歩」が用意できない

なぜ難しいか

ERPコンサルの価値は、実プロジェクトの経験で磨かれます。案件供給が続かないと、育成が座学止まりになり、市場価値が上がりません。

どう解くか

ベンチャーネットが実案件とOJT(実務を通じた育成)を供給します。人材会社は採用・雇用・定着に集中できます。

つまずき②:NetSuite育成の内製化はコストが重い

よくある現象

  • 教えられる人がいない
  • カリキュラムが特定の人に依存してしまう
  • 最新機能や認定資格へのキャッチアップが追いつかない

なぜ難しいか

NetSuiteは扱う範囲が広く、更新も速い製品です。専任の育成体制を自社だけで整えるのは、中堅の人材会社には負担が大きくなりがちです。

どう解くか

育成カリキュラムはベンチャーネットが担います。人材会社は、採用力やキャリア支援という自社の強みに集中できます。

つまずき③:採用の「入口」より、その後の定着・戦力化が難しい

よくある現象

  • 採用できても早期に離職してしまう
  • 戦力化まで時間がかかり、単価が上がらない
  • 育成投資を回収しきれない

なぜ難しいか

未経験の人材は、成長の実感と明確なキャリアパスがないと定着しません。単独では「どう育つのか」という道筋を示しづらいのが実情です。

どう解くか

「辞めずに試せる」入口と、明確な育成ルートを共同で用意します。双方のリスクを抑えながら始められます。

共同スキームの全体像|「採用」と「育成・案件」の役割分担

このスキームの考え方は、シンプルです。得意なところを、互いに持ち寄ります。

工程人材会社(IT派遣・SES)ベンチャーネット
未経験IT人材の募集・選考◎ 主担当(母集団形成・採用)○ 求める人物像の要件定義で協力
雇用・労務・キャリア面談◎ 主担当
NetSuite実務育成(カリキュラム)◎ 主担当
実案件でのOJT・案件供給◎ 主担当(プライム案件で伴走)
スキル評価・可視化○ 共同○ 共同
転籍・キャリアパス設計○ 共同(※条件は個別協議)○ 共同(※同)

※SES(システムエンジニアリングサービス。技術者の労働・成果を提供する契約形態)を含む、IT人材会社を想定しています。

大切にしているのは、下請け・元請けの関係ではないことです。採用の強みと、育成・案件の強みを、対等に持ち寄る提携です。

ベンチャーネットは、こうした取り組みを「経営の言葉で話し、まず試しながら、続く仕組みをつくる」姿勢で進めています。

なぜ「紹介予定派遣」を入口にするのか

いきなり大きく始めるのではなく、双方が試せる形から始めます。その入口が紹介予定派遣です。

紹介予定派遣とは、一定期間の派遣を経て、双方が合意すれば直接雇用(正社員など)に移行できる働き方です。

この入口には、三者それぞれに利点があります。

  • 人材(本人):辞める前提でなく、実際の仕事を試しながらキャリアを選べる
  • 人材会社:定着・適性を見極めてから、雇用の判断ができる
  • ベンチャーネット:実案件で育成しながら、相性を確かめられる

いわば「まず回して、動かしながら見極める」入口です。無理のない一歩から始められます。

なお、育成期間や直接雇用・転籍の条件などは、提携ごとに個別で設計します。ここでは考え方をお伝えし、具体的な条件はご相談の中で詰めていきます。

この提携で人材会社が得られるもの

採用の先にある「育成・案件・定着」を、ベンチャーネットと分担することで得られるものを整理します。

  • 高単価案件への道筋:座学で終わらせず、実案件で戦力化まで伴走します
  • 育成コストの分担:専門育成の体制を自社だけで抱え込まずに済みます
  • 定着のしやすさ:成長実感とキャリアパスを共同で用意できます

数字での効果は、提携の内容によって変わります。まずは御社の状況に合わせて、現実的な進め方を一緒に描くところから始めます。

提携の進め方

初めての提携でも進めやすいよう、段階を踏みます。無理なく始められる流れです。

  1. お問い合わせ・すり合わせ:求める人物像と、進め方のイメージを共有します
  2. 役割分担・条件の個別設計:採用・育成・案件の担当範囲を整理します(※料金・育成期間・転籍条件は個別協議)
  3. 運用開始:採用 → 育成 → 実案件へと、段階的に進めます
  4. 定着・評価・キャリア設計:スキルの可視化とキャリアパスを共同で整えます

最初からすべてを固めようとせず、小さく始めて磨いていく進め方をおすすめしています。

よくあるご質問

提携を検討されるうえで、よくいただく疑問にお答えします。

Q1. どのような契約形態で提携するのですか?

紹介予定派遣を基本の入口としています。派遣を経て、双方合意のうえで直接雇用へ移行する流れです。詳細な契約形態は、御社の運用に合わせて個別にご相談します。

Q2. 未経験でも、本当にNetSuiteコンサルタントに育つのですか?

ベンチャーネットの育成カリキュラムと、実案件でのOJTを組み合わせて伴走します。到達目標や育成期間は、対象者の状況に応じて個別に設定します。

Q3. 育成期間中のコストやリスクは、どう分担するのですか?

役割分担の考え方に沿って設計します。紹介予定派遣という入口自体が、双方にとって「まず試せる」低リスクな形です。具体的な条件はご相談の中で詰めていきます。

Q4. まず何から始めればよいですか?

お問い合わせからで大丈夫です。求める人物像と進め方のすり合わせから、一緒に始めましょう。

一緒に、人を育てる座組みを考えさせてください

未経験のIT人材を、NetSuiteコンサルタントへ。これは、採用だけでも、育成だけでも成り立ちません。

人材会社の採用・キャリア支援と、ベンチャーネットの育成・案件を持ち寄る。対等な提携だからこそ、続く仕組みになります。

「うちの採用力を、育成と案件につなげたい」。そう感じられた方は、お気軽にご相談ください。御社にとって無理のない進め方を、一緒に考えさせてください。

提携について相談する(お問い合わせ)

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この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

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