「ERPは、経営そのものを変える仕事」──入社4年目・20代コンサルタントが語る、ベンチャーネットの働き方

「20代で、本当に一社の基幹システムを任されるのか」

応募を考える方なら、まず気になる点でしょう。

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットでは、任されます。

入社4年目・20代のコンサルタントが、いまNetSuiteの導入と保守を担っています。

NetSuiteコンサルタントの働き方とは、お客様と直接話しながら、NetSuiteの導入と保守を担う仕事の進め方です。

ERPは、会社全体の仕事を1つのシステムで見える化し、一元管理する仕組みを指します。

NetSuiteは、そのERPをクラウドで提供する製品です。

では、その働き方の何がやりがいで、何が大変なのか。

20代と30代のメンバーは、良い面と同じだけ、大変な面も話してくれました。

本人たちの言葉を、そのまま載せます。

ベンチャーネットは、NetSuite・Odoo・AIスクラッチ開発を扱い、SAPからのリプレイスにも対応しています。

目次

この記事で分かること

  • 入社4年目の20代社員が、いま任されている仕事
  • 社員が感じている、やりがいと大変なところ
  • 案件の持ち方|一貫して担う・文書で共有する・取りに行く
  • 向いている人・向いていない人(社員自身の言葉)
  • 面談で聞いておきたいこと

いま任されている仕事|「経営を変える仕事」としてのERP

担当しているのは、NetSuiteの導入と保守です。

本人は、この仕事をこう表現します。

「ERPの導入や保守は、単なるシステム対応ではありません。会社の働き方や経営そのものを変えていく仕事だと感じています」

この言葉を図にすると、次のとおりです。

ERPの仕事は、システム対応の先へ NetSuiteの導入と保守を任されることは、単なるシステム対応ではない。お客様と直接対話して意思決定に関わり、導入で終わらず経営が変わるところまで責任を持つ仕事。 システム対応の先へ 導入と保守を担う NetSuiteの導入と保守を任される お客様と直接対話する 意思決定に関わる 最後まで責任を持つ 経営が変わるところまで担う システムの導入を、ゴールにしない
ERPの仕事は、システム対応の先へ

20代のうちから、一社の基幹システムを任される。

お客様と直接対話しながら、意思決定に関わる。

そういう経験ができる環境は、なかなかないと本人は話します。

背景には、ベンチャーネットの考え方があります。

システムの導入を、ゴールにしない。

導入して終わりではなく、経営が変わるところまで責任を持つ。

その姿勢が、若手にも大きな裁量を任せる文化につながっています。

やりがいと、正直に大変なところ

やりがい|「困りごとが解決できた」瞬間

20代メンバーの答えは、はっきりしていました。

「お客様から『困っていたことが解決できた』と言ってもらえる瞬間が、一番のやりがいです」

30代のメンバーも、近い感覚を語ります。

「顧客と直接コミュニケーションを行い、業務を変えていける。その過程で、自分の能力や経験・スキルも磨かれていきます」

1社に深く入り込むこともあれば、多くの会社の導入・保守を広く担うこともあります。

顧客の業務改善が、その会社の経営を変えていく。

そこに大きな魅力を感じている、といいます。

大変なところ|「制度はまだ模索中」

いいことばかりではありません。

20代メンバーは、こう話します。

「きっちりとしたルールや制度が整っているわけではなく、みんなで模索しながら進めている段階だと思います」

「いろいろなことに関われるぶん、一点に集中して極めるという働き方は、なかなか難しいかもしれません」

30代のメンバーも、会社の規模ゆえの実感を語ります。

「小さな会社なので、大手と比べると福利厚生などは充実していないと思います。業務フローや担当領域が、きれいに整備されている会社でもありません」

ただ、と本人は付け加えます。

「小さい会社ゆえに役員との距離も近いので、不満や改善案はすぐに伝えられます。実際に改善案を伝えて、動いてもらえたこともあります」

社員の声を並べると

観点良いところ大変なところ
任される範囲20代で一社の基幹システムを任される一点を極める働き方は難しい
お客様との距離直接対話し、意思決定に関わる最後まで責任を持つ重さがある
会社の仕組み役員に改善案がすぐ届くルールや制度は模索中
待遇・環境フルリモートで自律して働ける福利厚生は大手ほど充実していない

整いきっていない環境を、自分たちで前に進めていく。

それを面白いと感じられるかが、分かれ目です。

案件の持ち方|一貫して担う・文書で共有する・取りに行く

社員の言う「任される」は、具体的にはどんな形なのか。

ベンチャーネットの案件の持ち方には、3つの型があります。

ベンチャーネットの案件の持ち方:3つの型 PM兼コンサルが提案からカットオーバーまで一貫して担う。週次定例と課題管理表で文書にして共有する。受け身で待たず、情報を取りに行く。 案件の持ち方:3つの型 1. 一貫して担う 提案からカットオーバーまで 2. 文書で共有する 週次定例と課題管理表 3. 取りに行く 受け身で待たず、情報を集める 引き継ぎ・立て直しと連携の案件が多い
ベンチャーネットの案件の持ち方:3つの型

1. 一貫して担う:PM兼コンサルタントが、提案からカットオーバー(本番稼働)まで一人で通します。

要件を聞くのは営業ではなく、導入コンサルタント自身です。

伝言ゲームにならないぶん、お客様の言葉を最後まで背負います。

2. 文書で共有する:週次の定例と課題管理表で、決め事と残りの課題を文書に残します。

フルリモートでも、お客様と同じ情報を見ながら進められます。

3. 取りに行く:受け身で指示を待たず、必要な情報を自分から取りに行きます。

社員が口にする「自律」は、この型とも重なります。

もう一つ、知っておいてほしいことがあります。

ベンチャーネットの仕事は、ゼロからの導入より、他社のあとの引き継ぎや立て直しが多い。

他のシステムとの連携も、よく担います。

きれいな白紙から始まる案件ばかりではない、ということです。

向いている人・向いていない人

向いている人(社員の言葉)

20代メンバーは、こう話します。

「人数が少ないぶん、一人ひとりの責任は大きいです。与えられた役割に真摯に向き合える方や、新しいことへのチャレンジを楽しめる人が活躍できると思います」

30代のメンバーも、同じ方向を見ています。

「最後まで責任感を持ってやり遂げられる人。完成度が仮に高くなくても、チームで高められればOKだと思っています。変化を楽しめる方も、長く活躍できます」

向いていない人(社員の言葉)

20代メンバーは、こう話します。

「オフラインや業務外のコミュニケーションを重視される方は、合わないと思います。一人で考えて取り組むのが難しい方や、自分の意見を持って動くのが苦手な方も、長く働くのは難しいかもしれません」

30代のメンバーも、同じ点を挙げます。

「フルリモートなので、チャット中心のやりとりが難しい方には向きません。『自律』して働ける方でないと、フルリモートで長く働くのは難しいと思います」

ほかの道が合う人

こんな方合いやすい選択肢
制度や研修が整った環境で働きたい大きな会社のERP部門やSIer
対面で同僚と話しながら働きたい出社中心の職場
一つの技術を深く極めたい開発職やエンジニア職
いまの職場で経験を積みたいいまは動かず、社内のERP案件に手を挙げる

どれが上ということではありません。

社員の言葉と第3章の型を読んで、自分が力を出しやすい側を選んでください。

読む人の立場ごとに

これからERPの仕事を目指す方は、この仕事を「システム対応」ではなく「経営を変える仕事」として見てください。

職業としての全体像は、NetSuiteコンサルタントとは?にあります。

いまERPに携わり、働き方を見直したい方は、一部の工程しか担当できない状態かどうかを見てください。

お客様と直接話せるか、提案から稼働まで通しで担えるか。

この2つで比べると、違いがはっきりします。

採用で見ている点は、ベンチャーネットの採用基準で公開しています。

応募でよくある失敗3つ

失敗1:「若手でも任される」を「すぐ一人で回せる」と受け取る

起きること:入社してすぐ、責任の重さに戸惑う。

原因:任される範囲の広さだけを見て、そこまでの段階を聞いていなかった。

避け方:面談で「入社後、どの順番で任されるか」を聞いておきます。

失敗2:フルリモートを「楽な働き方」と考える

起きること:チャット中心のやりとりに慣れず、孤立を感じる。

原因:自律して動くことが前提だと、社員の声で知らなかった。

避け方:自分がリモートで成果を出した経験を、具体的に書き出してみます。

失敗3:良い面だけを見て決める

起きること:「制度が整っていない」と入社後に不満を持つ。

原因:大変なところを知らないまま、応募を決めた。

避け方:2-2の社員の言葉を読み、面談で「いま模索中のこと」を聞きます。

ベンチャーネットならこう見る|面談は、お互いが選ぶ場

ベンチャーネットは、採用も「お互いが選ぶ場」だと考えています。

面談では、次の3つを聞いてみてください。

  1. 任される順番:入社後、どの段階で一社を通しで担うようになるか
  2. 困ったとき:チャット中心のやりとりで、誰に何を聞けばよいか
  3. 模索中のこと:いま制度として固まっていない点は何か

聞くことを図にすると、次のとおりです。

面談で聞いておきたい3つのこと 任される順番、困ったときに誰に何を聞くか、いま模索中のことの3つを面談で聞く。模索中のことを面白そうと感じたら案件の持ち方の型が合う人で、合わないと感じたらそう伝えてよい。 面談で聞いておきたい3つのこと 任される順番 どの段階で一社を通しで担うか 困ったとき チャット中心で、誰に何を聞けばよいか 模索中のこと いま制度として固まっていない点は何か 3つめの答えを聞いて… 面白そう 案件の持ち方の 型が合う人 合わない そう伝えて 構わない
面談で聞いておきたい3つのこと

3つめの答えに「面白そうだ」と感じたら、第3章の型が合う人です。

「合わない」と感じたら、そう伝えていただいて構いません。

今日できること

1時間あれば、次の作業ができます。

  • 4-1と4-2を読み、当てはまる項目に印をつける
  • リモートで成果を出した経験を、3つ書き出す
  • 第7章の3つの問いを、自分の言葉に直しておく

書き出したものは、そのまま面談で使えます。

よくある質問

Q1. 若手や経験が浅くても、活躍できますか

責任を持って役割に向き合える人なら活躍できます。

20代の社員が、一社の基幹システムを任されています。

新しい挑戦を楽しめる人が活躍しています。

具体的な応募条件は、求人ページでご確認ください。

Q2. フルリモートの働き方は、実際どうですか

チャット中心のフルリモートです。

社員自身が「オフライン重視の人・自律が難しい人には向かない」と正直に話しています。

逆にいえば、自律して働きたい人には合う環境です。

Q3. どんなチームで働きますか

少人数のチームで完成度を高める文化です。

一人で抱え込まず、チームで仕上げていきます。

案件は週次の定例と課題管理表で共有します。

役員との距離が近く、改善案を伝えて実際に動いた、という声もあります。

Q4. 制度は整っていますか

模索しながら進めている段階です。

社員は「きっちりとしたルールや制度が整っているわけではない」と話しています。

その分、改善案はすぐに役員に届きます。

Q5. 一つの分野を極められますか

一点に集中して極める働き方は難しいかもしれません。

いろいろなことに関われる分、広く経験を積む働き方になります。

技術を深く極めたい方は、開発職も選択肢です。

Q6. 福利厚生は充実していますか

大手と比べると充実していないと社員は話しています。

小さな会社であることの実感として、社員自身が語っている点です。

待遇の詳細は、求人ページでご確認ください。

まとめ

  • 20代でも、一社の基幹システムの導入・保守を任される
  • 案件は、一貫して担い、文書で共有し、情報を取りに行く型で持つ
  • やりがいは、お客様の「困りごとが解決できた」瞬間
  • 制度は模索中で、福利厚生は大手ほど充実していない
  • 向いているのは、自律して動ける人、変化を楽しめる人

20代で一社を任されるのか。

答えは、任される。

その分の自律と責任を面白がれるかを、社員の言葉で確かめてから面談に来てください。

求人の条件は、NetSuiteコンサルタント求人で紹介しています。

もう少し詳しく知りたい方へ

「システム導入をゴールにしない」仕事に興味がある方は、お気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

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