キャッシュフローとは?黒字でも資金が尽きる理由と、NetSuiteで現金の流れを見える化する方法【2026年版】

利益は1,000万円。

ところが、同じ1年で本業から増えた現金は850万円でした。

キャッシュフローとは、一定期間に会社の現金がどれだけ入り、どれだけ出ていったかを表すものです。

会計上の利益と、手元の現金は一致しません。

その差を見るための道具が、キャッシュフローです。

差の150万円は、どこへ消えたのか。

答えは、売掛金と在庫の中にあります。

月次で3つの区分に分けて見れば、この差は決算を待たずに見えてきます。

(数字は説明のための架空の例です。計算は第3章で示します)

目次

この記事で分かること

  • キャッシュフローの3つの区分と、プラス・マイナスの読み方
  • 直接法と間接法の計算(架空の数字の例つき)
  • 黒字でも現金が足りなくなる仕組み
  • Excelで足りる段階と、システムが要る段階の見分け方
  • NetSuiteのキャッシュフロー計算書とCash 360でできること

言葉の整理:キャッシュフロー計算書は、損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)と並ぶ財務三表の1つです。

売掛金は、売上は立ったがまだ入金されていないお金のことです。

キャッシュフローの3つの区分

キャッシュフローは、次の3つの活動に分けて見ます。

区分何のお金の動きか主な例
営業活動によるCF本業で生まれる現金売上の入金、仕入・人件費の支払い
投資活動によるCF設備や資産の取得・売却設備投資、有価証券の売買
財務活動によるCF資金の調達と返済借入、返済、配当の支払い

分けると、問いが3つに分かれます。

本業で現金を生めているか。

何に投資したか。

その資金をどう集めたか。

プラス・マイナスの組み合わせの読み方

3つの区分の符号の組み合わせで、会社の状態の見当がつきます。

営業CF投資CF財務CF読み方の一例
+−−本業の現金で投資し、借入も返している
+−+本業の現金に加え、借入で投資を広げている
−−+本業の現金が足りず、借入で投資と運転資金をまかなっている
−++資産を売り、借入もして現金を確保している

表は見当をつけるための目安です。

成長のために意図して投資している会社もあります。

1期だけで良し悪しは決まりません。

営業CFと投資CFを足したものは、一般にフリーキャッシュフローと呼ばれます。

会社が自由に使える現金の目安です。

黒字でも現金が足りなくなる理由

利益が出ていても、手元の現金が尽きれば支払いは止まります。

いわゆる「黒字倒産」です。

利益と現金がずれる原因は、主に3つあります。

  • 入金が後になる:売上が立っても、入金は翌月以降が多い(売掛金)
  • 支払いが先になる:仕入の代金や人件費は、入金より先に払う
  • 在庫に現金が眠る:仕入れて売れていない在庫は、利益には出ないが現金は減っている

3つの原因を図にすると、次のとおりです。

利益と現金がずれる3つの原因 入金が後になる、支払いが先になる、在庫に現金が眠る。売上が伸びる会社ほど、売掛金と在庫が膨らみ、利益と現金の差が広がる。 利益と現金がずれる3つの原因 1. 入金が後になる 売上は立つが、入金は翌月以降が多い 2. 支払いが先になる 仕入の代金や人件費は、入金より先に払う 3. 在庫に現金が眠る 利益には出ないが、現金は減っている 売上が伸びる会社ほど、 売掛金と在庫が膨らむ
利益と現金がずれる3つの原因

売上が伸びている会社ほど、売掛金と在庫が膨らみます。

受注が増えて喜んでいる時期に、口座の残高は細っていく。

損益計算書だけでは、この動きは読めません。

費用と現金の関係は、発生主義と現金主義の違いや、変動費と固定費の管理でも扱っています。

キャッシュフローの計算方法|直接法と間接法

計算の方法は2つあります。

  • 直接法:現金の収入と支出を、そのまま積み上げる方法
  • 間接法:当期純利益から始め、現金の動きを伴わない項目を調整する方法
観点直接法間接法
計算の起点現金の収入・支出当期純利益
分かりやすさ現金の動きが直感的利益との関係が見やすい
作成の手間データを集める負担が大きい比較的少ない

制度上は、営業CFを直接法か間接法のどちらかで表示すると定められています(出典:金融庁「連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準」、2026年9月確認)。

この基準の間接法は、税金等調整前当期純利益から始めます。

下の例は、考え方を示すため当期純利益から始めています。

間接法の計算の例

冒頭の会社の1年の数字で、営業CFを計算します(数字は説明のための架空の例です)。

項目金額考え方
当期純利益1,000万円出発点
+減価償却費+200万円費用だが現金は出ていない
−売掛金の増加−300万円売上は立ったが入金されていない
−在庫の増加−150万円仕入に現金を使ったが売れていない
+買掛金の増加+100万円仕入れたがまだ払っていない
営業CF850万円本業で実際に増えた現金
利益1,000万円から営業CF850万円へ(架空の例) 当期純利益1,000万円に減価償却費200万円と買掛金の増加100万円を足し、売掛金の増加300万円と在庫の増加150万円を引くと、営業CFは850万円になる。 利益から現金へ(間接法) 当期純利益 1,000万円 + 減価償却費 +200万円 − 売掛金の増加 −300万円 − 在庫の増加 −150万円 + 買掛金の増加 +100万円 営業CF 850万円 売掛金と在庫が増えるほど、 利益と現金の差は広がる 数字は説明のための架空の例
利益1,000万円から営業CF850万円へ(架空の例)

冒頭の150万円の行き先が、これで見えます。

売掛金と在庫で450万円が眠り、減価償却費と買掛金で300万円が戻った。

差し引きで、現金は利益より150万円少なくなりました。

判断の物差し|Excelで足りる段階とシステムが要る段階

自社の数字をどう見るか

まず、次の3つを毎月見ることから始めます。

  1. 営業CFはプラスか:本業で現金を生めているか
  2. 売掛金と在庫の増え方:売上の伸びより速く増えていないか
  3. 手元の現金は何か月分の支払いに当たるか:月の支払いの総額で割って見る

3つを月次で追うだけで、資金の不足には早く気づけます。

Excelで足りる段階

  • 取引の口座が少なく、事業も1つ
  • 月次の試算表が、翌月の早い時期に出ている
  • 経理の担当者が、毎月同じ手順で集計できている

この段階なら、会計ソフトの試算表とExcelで回せます。

いまはシステムを入れないという判断も、正直な選択肢です。

システムが要る段階

  • 事業・部門・拠点が増え、どこで現金が詰まっているかが分からない
  • 売掛金・在庫・買掛金のデータが、別々のシステムにある
  • 集計に時間がかかり、数字が出るのが翌月の後半になる

こうなると、販売・在庫・会計がつながった仕組みの価値が大きくなります。

売掛金と在庫は、販売と在庫の側で動く数字だからです。

選択肢を比べる

選択肢向く会社注意点
会計ソフト+Excel事業が1つ、取引が少ない部門別や予測は手作業
会計ソフト+BIツール会計ソフトは残し、見える化だけ進めたい販売・在庫のデータとつなぐ設計が要る
NetSuiteなどのERP事業・拠点が多く、販売・在庫とつなげたい導入と運用の設計が要る
Odooや国産ERP業務の範囲や予算に合う製品がある製品ごとに機能の範囲を確かめる

優劣ではなく、自社の段階に合うかで選びます。

移る時期の目安は、ExcelからNetSuiteへ移行すべきタイミングで扱っています。

NetSuiteでキャッシュフローを見える化する

NetSuiteは、Oracleが提供するクラウドERPです。

クラウドERPとは、会社全体の業務を1つのシステムで管理する仕組みを、インターネット経由で使うものです。

キャッシュフロー計算書のレポート

NetSuiteには、キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement)のレポートがあります。

Oracleのヘルプによると、間接法で作られ、損益計算書の当期純利益から始まります。

営業・投資・財務の3つの区分に分け、勘定の残高の変化を調整します。

場所は Reports > Financial > Cash Flow Statement です。

Financial Report Builderで項目の追加や並べ替えができます。

部門・クラス・場所・子会社で絞り込んだり、分けて表示したりもできます(出典:Oracle NetSuite公式ヘルプ、2026年9月確認)。

ヘルプには注意も書かれています。

独自の区分を作ると、「期首の現金」の値が正しく出ないことがあります。

その場合は、同じ区分を持つ現金のレポートを別に作って参照します。

Cash 360|いまの現金と近い将来の予測

先の見通しには、Cash 360というSuiteApp(NetSuiteに追加するアプリ)があります。

Oracleのヘルプでは、現金の残高の位置と、近い将来の予測を示す機能と説明しています。

予測に使うデータは、次のとおりです(出典:Oracle NetSuite公式ヘルプ、2026年9月確認)。

  • 売掛金・買掛金の取引
  • 受注(請求の予定を含む)と発注
  • 分割払いの取引
  • 手で入れる入出金の行(借入や設備投資など)

予測の期間は、日・週・月で設定できます。

子会社ごとの表示と、連結の表示に対応しています。

受注や発注の段階から予測に入る点が効きます。

売上が伸びる時期の現金の不足に、早めに気づけるからです。

使えるかどうかと費用は、自社のアカウントで確かめてください。

手作業との違い

観点手作業(Excelなど)NetSuite
集計手入力・転記が要る取引のデータから集計
タイミング月次・後追いになりがち取引の入力とともに更新
粒度全社の合計が中心部門・クラス・場所・子会社で分けて見る
将来の予測その都度つくるCash 360で受注・発注から予測

前提を変えた見通しの比較は、計画の仕組みで扱います。

詳しくはNetSuite EPM(経営管理)で扱っています。

財務の指標全体は、財務分析指標とはをご覧ください。

これから仕組みを選ぶ会社と、いま使っている会社

これから選ぶ会社は、機能より先に「誰が・いつ・何を見るか」を決めます。

  • 経営者は、月に1回、3区分と手元の現金を見る
  • 経理は、週に1回、売掛金の回収の遅れを見る
  • 営業の責任者は、受注の予定と入金の予定を見る

見る人と頻度が決まれば、要る機能は絞れます。

資金繰り表の作り方は、資金繰りとはで扱っています。

すでにNetSuiteを使っているのに現金の流れが見えない会社は、次の3点を疑います。

  • キャッシュフロー計算書のレポートを、毎月見る人が決まっていない
  • 勘定が、3つの区分に正しく振り分けられていない
  • 入金の消込が遅れ、売掛金の残高が実態とずれている

2つの立場を並べると、次のとおりです。

これから選ぶ会社と、いま使っている会社 これから選ぶ会社は、誰が・いつ・何を見るかを先に決める。いま使っていて現金の流れが見えない会社は、見る人・勘定の区分・入金の消込の3点を疑う。どちらも、機能を足す前に見る人と手順を決める。 立場ごとに、先に決めること これから選ぶ会社 見る人と頻度を決める 経営者 月1回、3区分と現金 経理 週1回、回収の遅れ 営業の責任者 受注と入金の予定 いま使っている会社 見えないなら3点を疑う 見る人 毎月見る人が未定 勘定 3区分への振り分け 消込 入金の消込の遅れ 機能を足す前に、見る人と手順を決める
これから選ぶ会社と、いま使っている会社

機能を足す前に、見る人と手順を決め直す。

それだけで改善する例が多くあります。

銀行の明細の取り込みと消込は、NetSuiteの銀行連携・自動消込ガイドで扱っています。

よくある3つの失敗

失敗1:利益だけを見て、現金の動きを見ていない

起きること:損益計算書は黒字なのに、口座の残高が減り続ける。気づいた時には借入の相談が急ぎになる。

原因:売掛金と在庫の増加で現金が出ていることを、利益の数字からは読めなかった。

避け方:月次の報告に、営業CFと、売掛金・在庫の増減を1行ずつ加えます。

利益の横に並べるだけで、ずれは目に入ります。

失敗2:決算の時だけキャッシュフローを見る

起きること:年に1回の決算でしか現金の流れを見ず、資金が足りなくなってから慌てる。

原因:キャッシュフローを過去の記録と考え、先を読む道具として使っていなかった。

避け方:月次で3区分を見て、受注と支払の予定から数か月先の現金を見積もります。

月次決算の早め方は、月次決算とはで扱っています。

失敗3:全社の合計しか見ず、仕組みを入れただけで終わる

起きること:ダッシュボードを作ったが、全社の合計しか出ず、誰も見なくなる。

原因:どの事業・部門で現金が詰まるかを見る切り口と、見る人を決めていなかった。

避け方:部門や事業ごとに、売掛金の回収の日数と在庫の日数を並べます。

見る人と会議の場を先に決め、画面はそれに合わせて作ります。

画面の作り方は、経営ダッシュボードの作り方で扱っています。

ベンチャーネットならこう見る|現金の管理を「守り→攻め→次へ」で育てる

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットは、現金の流れの相談を、3つの段階に分けて考えます。

仕組みが定着した先を、「守り→攻め→次へ」の順で描く型です。

定着の先の3段階:守り→攻め→次へ 守りは業務が回ること、攻めはデータで打つこと、次へは経営が変わること。 定着の先の3段階守り|業務が回る在庫・販売・会計を1つにし、日々の業務を安定させる攻め|データで打つ売れ筋・在庫の分析、営業作業の自動化、生成AIでの集計次へ|経営が変わるKPI、管理会計、上場に向けた内部統制
定着の先の3段階:守り→攻め→次へ

現金の管理に当てはめると、次のようになります。

段階現金の管理でいうと見る数字の例
守り|業務が回る販売・在庫・会計のデータが1か所にそろい、月次の3区分が早く出る営業CF、月末の預金残高
攻め|データで打つ部門や得意先ごとに、現金が詰まる場所を探して手を打つ回収の日数、在庫の日数
次へ|経営が変わる現金の見通しを、KPIや管理会計、投資の判断に組み込む数か月先の現金の予測

守りが固まる前に、攻めの画面から作りたくなるものです。

元のデータがそろっていなければ、回収の日数も在庫の日数も信用できません。

だから順番を守ります。

1業務・1つの数字から、最短90日で1周目を回す

もう1つの型は、範囲を絞ることです。

最初から全部を仕組みにする必要はありません。

たとえば「売掛金の回収」の1業務に絞り、見る数字も1つに決めます。

そのうえで、最短90日で「見る→手を打つ→結果を見る」の1周目を回します。

1周目が回れば、次に広げる場所は自然に決まります。

在庫か、支払いの予定か、部門ごとの内訳か。

相談の最初に伺うのは、次の3つです。

  • いま見えていないのは、全社の現金か、部門ごとか、数か月先か
  • 誰が、いつ、その数字を見るか
  • 売掛金・在庫・買掛金・受注のデータは、どこにあるか

Excelで足りると分かれば、いまの仕組みを整えることから勧めます。

今日できること|3つの数字を書き出す

直近の3か月について、次の表を埋めてみてください。

月当期純利益売掛金と在庫の残高月末の預金残高
(例)7月80万円1,800万円900万円

(数字は説明のための架空の例です)

利益が出ているのに預金が減っている月があれば、売掛金と在庫を分けて見ます。

どちらが増えているかで、最初に手を打つ場所が分かります。

その1つが、90日の1周目の題材になります。

よくある質問

Q1. 利益が出ていれば、キャッシュフローは気にしなくてよいですか

いいえ。

利益と手元の現金は別物で、黒字でも資金が足りなくなることがあります。

入金は後、支払いは先になることが多く、このずれが大きいと資金が不足します。

Q2. 直接法と間接法はどちらで作ればよいですか

制度上はどちらの方法でも構いません。

制度では、どちらかの方法で表示すると定められています(出典:金融庁「連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準」、2026年9月確認)。

間接法は利益から始めるため、利益と現金の差の理由が見やすくなります。

NetSuiteのキャッシュフロー計算書のレポートも、間接法で作られます。

Q3. 専門知識がなくても、キャッシュフロー管理はできますか

月次で3つの数字を見ることから始められます。

営業CF、売掛金と在庫の増減、手元の現金の3つです。

集計の仕組みが整えば、専門家でなくても流れを追えます。

Q4. 資金繰り表とキャッシュフロー計算書は何が違いますか

主に見る時点が違います。

キャッシュフロー計算書は、過去の一定期間の現金の増減を3区分で示します。

資金繰り表は、これからの入金と支払の予定を月や週で並べます。

Q5. NetSuiteで将来のキャッシュフローを予測できますか

Cash 360というSuiteAppで近い将来の予測ができます。

売掛・買掛・受注・発注などのデータから、日・週・月の単位で予測します。

使えるかどうかと費用は、自社のアカウントで確かめてください。

Q6. NetSuiteを入れれば、キャッシュフロー管理はうまくいきますか

仕組みだけでは変わりません。

レポートや予測は、見る人と見る場が決まって初めて役に立ちます。

見る数字と役割を先に決めてから、画面を作るのが近道です。

まとめ

  • キャッシュフローは、一定期間の現金の出入りを表す
  • 営業・投資・財務の3区分に分けて、符号の組み合わせで読む
  • 黒字でも、売掛金と在庫の増加で現金は不足しうる
  • 計算は直接法か間接法のどちらか。間接法は利益から現金の動きを調整する
  • Excelで足りる段階では、いまは入れないのも選択肢
  • NetSuiteは間接法のレポートと、Cash 360の予測で現金の流れを見せる

利益1,000万円と現金850万円の差は、決算書を待たなくても見えます。

まず直近3か月の利益と預金の動きを、表に並べてみてください。

もう少し詳しく知りたい方へ

現金の流れを、どの数字から、どの頻度で見るか。

いまの仕組みで足りるかどうかも含めて、ご相談をお受けしています。

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この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

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