NetSuiteとAmazonを連携する3つの方法|Celigo・Oracle純正コネクタ・カスタム開発の選び方【2026年版】

「Amazon連携は、コネクタを入れれば終わる」

そう考えて始めると、あとで精算の数字が合わなくなりがちです。

つなぐ仕組みより先に、つないだ後の決めごとで差がつくからです。

NetSuiteとAmazonの連携とは、Amazonで起きた注文・在庫・精算のデータを、自動でNetSuiteに反映させる仕組みのことです。

方法は大きく3つあります。

  • 方法①:Celigo(iPaaS)を使う
  • 方法②:Oracle純正の「NetSuite Connector」を使う
  • 方法③:カスタム開発(API連携)で作る

標準的な連携から小さく始めるなら純正コネクタ。

複数のモールや精算の照合まで早く整えたいならCeligo。

独自の要件が強いならカスタム開発が候補です。

どれを選ぶ場合も、NetSuite側のSOAP連携の終了予定を踏まえます。

では、自社はどれを選ぶのか。

それとも、まだ連携しないほうがよいのか。

分かれ目は、注文の件数と精算の細かさ、そして1〜2年先のチャネルにあります。

目次

この記事で分かること

  • 連携すると何が変わるか(注文・在庫・精算)
  • 3つの方法の仕組みと、できることの範囲
  • 自社に合う方法の選び方と、「連携しない」選択肢
  • 連携の開発が、導入の費用をどう動かすか
  • 連携の前に決める3つのこと

複数のモールをまとめる全体の設計は、NetSuite EC連携の全体像で扱っています。

連携すると何が変わるか

連携の対象になる主なデータは、次の3つです。

  • 注文:Amazonで売れた商品の情報
  • 在庫:販売や入荷による在庫の数の変化
  • 精算:Amazonからの入金と、手数料の明細

出荷の方式にも、3つの種類があります。

  • FBA(Fulfillment by Amazon):Amazonの倉庫に在庫を預け、保管・配送・顧客対応をAmazonが代行する方式
  • MFN(Merchant Fulfilled Network):自社の倉庫から出荷する方式
  • SFP(Seller Fulfilled Prime):自社の倉庫から出荷しながら、Primeの表示を付けられる方式

出荷の方式によって、連携で扱うデータの流れが変わります。

連携がうまく動けば、販売が増えても、事務の手間は増えにくくなります。

手間とずれが大きくなりやすいのは、精算です。

Amazonからの入金は、売上から手数料・返金・広告費などを差し引いた金額で届きます。

入金の額だけを記録すると、売上と費用の内訳が見えなくなります。

精算の明細を、どの細かさで仕訳にするか。

これを先に決めると、方法を選びやすくなります。

精算の流れを図にすると、次のとおりです。

精算で差がつく理由:入金の額だけでなく、明細の細かさを先に決める Amazonからの入金は、売上から手数料・返金・広告費などを差し引いた金額で届く。入金の額だけを記録すると内訳が見えなくなるため、精算の明細をどの細かさで仕訳にするかを先に決める。 精算で差がつく理由Amazonからの入金売上から、次を差し引いた金額で届く手数料返金広告費など入金の額だけ記録売上と費用の内訳が見えない明細を仕訳にするどの細かさで仕訳にするかを先に決める会計処理は、顧問の会計士・税理士と詰める
精算で差がつく理由:入金の額だけでなく、明細の細かさを先に決める

精算の会計処理は、顧問の会計士・税理士と詰めてください。

入金の消込の考え方は、NetSuiteの銀行連携・自動消込ガイドで扱っています。

3つの方法の早わかり比較

比較軸①Celigo(iPaaS)②Oracle純正コネクタ③カスタム開発
仕組み用意された連携アプリを設定して使うNetSuiteのSuiteApp(NetSuite Connector)APIで個別に設計・開発
できること注文・在庫・精算の照合・返品など幅広い注文の同期・在庫の更新・精算の取り込み要件次第
作り込み設定の範囲で柔軟標準の範囲最も自由
始めやすさ比較的早い着手しやすい設計・開発の期間が要る
費用の傾向iPaaSの利用料がかかる追加のモジュールとして契約開発の規模で変わる
AIとの親和性エラーの管理にAIと機械学習を使う機能がある標準の範囲。データはNetSuiteに集まる設計次第。データの形を自社で決められる
向く会社複数のモール、複雑な流れまず標準で小さく始めたい独自の要件、密な連携

AIの行のCeligoは、公式ページの「AIと機械学習で強化したエラー管理」の記載によります(出典:Celigo公式、2026年9月確認)。

どの方法でも、注文・在庫・精算のデータがNetSuiteに正しくそろうほど、AIで売れ筋や在庫の偏りを点検しやすくなります。

AIの使い道は、NetSuite×AI活用事例で業務別に紹介しています。

iPaaSは、クラウドのサービスどうしを、プログラムを書かずにつなぐための基盤です。

SuiteAppは、NetSuiteの上で動く拡張のアプリです。

方法①:Celigoで連携する

Celigoは、NetSuiteとの連携に強いiPaaSです。

製品の位置づけは、Celigoとはで扱っています。

Celigoには「Amazon Seller Central – NetSuite Integration App」があります。

公式ページでは、次の機能が案内されています(出典:Celigo公式、2026年9月確認)。

  • MFN・FBA・SFPの注文を、AmazonからNetSuiteへ同期
  • 単一・複数の倉庫の在庫の数を更新(在庫品・マトリクス品目・キットなどに対応)
  • Amazonの精算レポートを取得し、仕訳を作って照合
  • 精算レポートにもとづく入金の作成と、調整の返金の作成
  • キャンセル・返品・価格・商品の同期
  • アドオンで、複数のAmazonアカウントをつなぐ

税のレポートは、NetSuiteのSuiteTaxまたはAmazonの売上税のレポートを使う形です。

日本の消費税の扱いは、導入前に提供元に聞いてください。

FBAの補充には、別の連携テンプレート「NetSuite – Amazon FBA」があります。

NetSuiteの発注書からAmazonの入庫計画や入庫を作り、受領をNetSuiteの入荷として取り込めます(出典:Celigo公式、2026年9月確認)。

使い方の詳細は、CeligoでAmazonとNetSuiteを連携する方法をご覧ください。

向いている会社:Amazon以外にもモールやECがある。精算の照合まで早く整えたい。

向いていない会社:単純な注文の同期だけで足りる。iPaaSの利用料を抑えたい。

方法②:Oracle純正「NetSuite Connector」で連携する

NetSuite Connectorは、Oracleが提供する純正の連携の仕組みです。

NetSuiteのSuiteAppとして入れ、Amazon・eBay・Shopifyなどとつなぎます。

(出典:Oracle NetSuite公式ヘルプ、2026年9月確認)

設定では、FarAppのサイト(app.farapp.com)にも登録します。

担うのは、注文の同期、在庫の更新、精算の取り込みといった基本の部分です。

気になるのが、日本のAmazon(amazon.co.jp)への対応です。

公式ヘルプでは、認証のときにセラーセントラルの国(Seller Central Site)を一覧から選びます。

ただ、対応する国の一覧は、公式ヘルプで確かめられませんでした。

日本のAmazonで使えるかは、導入の前に提供元に聞いてください。

統合アカウントの場合、同じ地域の他のマーケットプレイスは、1つのコネクタで注文を同期できます。

一方、商品の同期には、マーケットプレイスごとに別のコネクタが要ります(出典:Oracle NetSuite公式ヘルプ、2026年9月確認)。

対象のマーケットプレイスの構成は、実装の前に洗い出しておきます。

向いている会社:まず標準の機能で小さく始めたい。基本の同期があれば足りる。

向いていない会社:複雑な業務の流れを求める。標準を超える作り込みが要る。

NetSuite Connectorは、追加のモジュールとして提供されています(出典:Oracle NetSuite公式サイト、2026年9月確認)。

費用は契約の内容で変わるため、事前に見積もりを取ってください。

方法③:カスタム開発で連携する

NetSuiteとAmazonのAPIを使い、連携を個別に設計・開発する方法です。

パッケージでは対応できない独自の流れや、ほかの基幹システムとの密な連携も作れます。

いまNetSuite側を開発するなら、公式の方針を押さえておきます。

Oracleのヘルプでは、SOAP Web サービスは段階的に削除され、2028.2のリリースで使えなくなる予定です。

新しく作る連携は、REST Web サービスとOAuth 2.0の認証を使うよう案内しています。

出典は、Oracle NetSuiteのヘルプです(2026年9月確認)。

この方針を図にすると、次のとおりです。

NetSuite側を開発するときの方針:SOAPからRESTとOAuth 2.0へ SOAP Web サービスは段階的に削除され、2028.2のリリースで使えなくなる予定。新しく作る連携はREST Web サービスとOAuth 2.0の認証を使う。今の連携がSOAPを使っていれば、2028.2までの移行を計画する。 NetSuite側を開発するときの方針SOAP Web サービス段階的に削除され、2028.2のリリースで使えなくなる予定REST Web サービス+OAuth 2.0新しく作る連携は、こちらを使う今の連携で確かめることNetSuite側をSOAPでつないでいないか使っていれば、2028.2までの移行を計画出典:Oracle NetSuiteのヘルプ(2026年9月確認)
NetSuite側を開発するときの方針:SOAPからRESTとOAuth 2.0へ

向いている会社:iPaaSや標準で対応できない独自の要件がある。

向いていない会社:短期間・低コストで始めたい。標準的な連携で足りる。

自由度が高い反面、設計・開発の期間と費用、その後の保守の体制が要ります。

選び方と判断の物差し

選び方の出発点は、機能の比較ではなく、自社の業務の棚卸しです。

次の3つを書き出すと、方向が見えてきます。

  • つなぎたいデータの範囲(注文だけか、在庫・精算まで含めるか)
  • 出荷の方式(FBA・MFN・SFPのどれか、混在か)
  • 将来の広がり(ほかのモールや自社ECを足す予定があるか)
状況合いやすい方法
基本の同期から小さく始めたい純正コネクタ
複数のチャネル、精算の照合まで早く整えたいCeligo
独自の要件が強い、ほかのシステムとも密につなぐカスタム開発
注文が月に数十件で、担当者が手で回せている連携しない(CSVで定期的に取り込む)

件数が少ないうちは、無理に連携しない選択もあります。

取り込みの方法は、NetSuiteのCSVインポートで扱っています。

件数が増え、転記の手間やミスが目立ってきたら、連携を考える時期です。

費用は3年の合計で比べる

費用の項目Celigo純正コネクタカスタム開発
初期設定と導入の支援設定の作業設計・開発
毎月・毎年iPaaSの利用料契約による追加の費用の有無保守と監視
変化への対応提供元の更新に合わせる提供元の更新に合わせるAmazon・NetSuite側の変更に自社で追随

最後の行は、見落とされやすい点です。

カスタム開発は、相手側の仕様の変更にも、自社で追随し続けることになります。

連携の開発は、導入費用を大きく動かす

NetSuiteをこれから入れる会社なら、Amazon連携は導入の費用にも効いてきます。

ベンチャーネットが支援したNetSuite導入の費用で見ると、差ははっきりしています。

外部システムとの連携開発がない3名程度の例は、1.5か月・150万円程度でした。

他社のSaaSや顧客独自のシステムとつなぐ開発があった100名程度の例は、2億円程度です。

そのうち約7割が、開発の費用でした。

導入の費用を左右する要因は、4つあります。

導入費用を決める4つの要因 業務の範囲、開発の量、社内の体制、ユーザー数の4つで導入費用が決まる。 導入費用を決める4つの要因1業務の範囲購買・販売だけか、在庫・会計・PJ管理まで入れるか2開発の量とくに外部システムとの連携開発3社内の体制情報システム担当が少ないと、支援を厚くし期間も延びやすい4ユーザー数受入テスト・教育の工数と、社内調整の時間
導入費用を決める4つの要因

業務の範囲、開発の量(とくに外部システムとの連携)、社内の体制、ユーザー数。

Amazon連携をカスタム開発で作るなら、2つ目の「開発の量」に入ります。

既製の連携で足りる部分を既製で済ませるほど、この2つ目は軽くなります。

4つの事例の表は、NetSuiteの料金・費用に載せています。

これから連携する会社と、今の連携を見直す会社

これから連携する会社

  • つなぐデータの範囲と出荷の方式を、1枚に書き出す
  • 1〜2年後に増えそうなチャネルも含めて、方法を選ぶ
  • 商品コード(SKU)のルールと、エラーの担当を先に決める

SKUは、商品を見分けるためのコードです。

連携の前に、次の3つを決めておくと、同期の崩れを防げます。

決めること例決めないと起きること
どちらのコードを正にするかNetSuiteの品目コードを正とし、AmazonのSKUを対応づける同じ商品が別の品目として登録される
セット・バリエーションの扱いセット商品はキットとして登録する在庫の数が合わなくなる
新商品の登録の順番NetSuiteに登録してからAmazonに出品する取り込めない注文が生まれる

今の連携を見直したい会社

  • 今うまくいっていない点を、注文・在庫・精算に分けて書き出す
  • 連携がNetSuite側のSOAPを使っていないかを調べる。使っていれば、2028.2までの移行を計画する
  • Celigoを使っている場合、提供元はNetSuiteのREST APIへの対応を2026年9月から始めたと案内しています
  • OAuth 2.0への対応は、2026年10月のリリースで提供の予定です(出典:Celigoのヘルプ、2026年9月確認)

認証の移行は、NetSuiteの認証方式の移行で扱っています。

よくある3つの失敗

失敗1:手軽さ・安さだけで方法を選ぶ

起きること:導入後に「やりたかったことができない」と気づき、別の方法で作り直す。

原因:複数の倉庫・FBAの有無・精算の会計処理など、業務の要件を棚卸ししていなかった。

避け方:方法を決める前に、「Amazonの業務のうち、何をNetSuiteとつなぐか」を洗い出します。

失敗2:「つないで終わり」で運用を決めない

起きること:同期のエラーが放置され、AmazonとNetSuiteの数字のずれが積み上がる。

原因:商品コードの管理ルールや、エラーの対応の担当が決まっていなかった。

避け方:SKUの管理・エラー時の対応・同期の頻度を、設計の段階で決めます。

失敗3:目先の連携だけで決める

起きること:後から楽天や自社ECを足したくなり、選んだ方法では対応できない。

原因:1〜2年先のチャネルや業務を描かずに選んでいた。

避け方:将来のチャネルも含めて選びます。

楽天市場も視野にあるなら、NetSuite×楽天市場連携の方法もあわせてご覧ください。

ベンチャーネットならこう見る|3つの方法を「標準に合わせる/開発する/残す」で並べる

NetSuite認定パートナー(Solution Provider)であるベンチャーネットの仕事は、ゼロからの導入だけではありません。

他システムとの連携や、他社のあとの引き継ぎが多くを占めます。

その経験から、Amazon連携の方法は、機能表より先に3つの選び方で並べます。

Amazon連携を3つの選び方で見る:標準に合わせる/開発する/残す 純正コネクタやCeligoは用意された機能に業務を寄せる選び方、カスタム開発は独自の流れを作り保守も続ける選び方、連携しない場合は件数が少ないうちCSVの取り込みで続ける選び方。どれでも正のコード・エラーの担当・同期の頻度を先に決める。 Amazon連携を3つの選び方で見る 標準に合わせる 純正コネクタ・Celigo 用意された機能と設定に業務を寄せる 開発する カスタム開発 独自の流れを作る。保守も続く 残す 連携しない(CSVで取り込む) 件数が少ないうちは今の運用のまま どれでも先に決める:正のコード・ エラーの担当・同期の頻度
Amazon連携を3つの選び方で見る:標準に合わせる/開発する/残す
  • 標準に合わせる:純正コネクタかCeligoの、用意された機能と設定の範囲に業務を寄せる
  • 開発する:カスタム開発で独自の流れを作る。Amazon・NetSuite両方の変更に追随し続ける
  • 残す:連携せず、CSVの取り込みと今の運用で続ける

まず「標準に合わせる」で収まるかを見ます。

開発は、標準で収まらない業務にだけ使う選び方です。

6-2で見たとおり、開発の量は導入の費用を大きく動かします。

どれを選んでも、つなぐ前に決める3つは同じです。

正のコード・エラーの担当・同期の頻度。

第8章の失敗2は、この3つを決めないままつないだときに起きます。

最初の打ち合わせで伺うのは、主に次の3つです。

  1. 月の注文の件数と伸び:連携が要る段階か、CSVで足りるか
  2. 精算の会計処理:手数料・返金を、どの細かさで仕訳にしたいか
  3. 将来のチャネルとNetSuite側の方式:楽天・自社ECを足す予定、SOAPの連携が残っていないか

考え方の例を挙げます(いずれも架空の例です)。

  • Amazonだけで販売、FBA中心、注文は伸びている:純正コネクタから始め、足りない点を見て広げる
  • Amazon・楽天・自社ECで販売、精算の照合に毎月何日もかかる:Celigoを軸に比べる
  • 独自の卸の取引と在庫を共有し、Amazonの在庫を細かく割り当てたい:カスタム開発も比べる

今日できること

1時間で、先月のAmazonの業務を次の表に書き出してください。

業務件数・回数今のやり方かかった時間・ミス
注文の転記
在庫の数の更新
精算の照合・仕訳

時間とミスが最も大きい行が、連携で最初に手当てする場所です。

精算の行が大きければ、精算の照合まで扱える方法を優先して比べます。

よくある質問

Q1. 連携の方法は、結局どれを選べばいいですか

小さく始めるなら純正コネクタが候補です。

複数のチャネルや精算の照合まで整えたいなら、Celigoを比べます。

独自の要件が強いなら、カスタム開発も候補に入ります。

件数が少ないうちは、連携しない選択もあります(第6章・第9章)。

Q2. 純正のNetSuite Connectorは、日本のAmazonで使えますか

導入の前に提供元に確認してください。

公式ヘルプでは、認証のときにセラーセントラルの国を選びます。

ただ、対応する国の一覧は公式ヘルプで確かめられませんでした。

統合アカウントでは、商品の同期にマーケットプレイスごとのコネクタが要る点に注意してください。

Q3. FBAの在庫もNetSuiteと連携できますか

できます。

Celigoのアプリは、FBAの注文や在庫の同期に対応しています。

FBAへの補充は、Celigoの「NetSuite – Amazon FBA」テンプレートで、発注書から入庫計画を作れます。

Q4. 連携した後、運用で気をつけることは何ですか

正のコード・エラーの担当・同期の頻度を決めることです。

商品コードが一致しないと、同期が崩れます。

エラー時に誰が直すかまで、設計の段階で決めてください。

Q5. NetSuiteのSOAP連携の終了は、Amazon連携に関係しますか

NetSuite側をSOAPでつないでいる場合は関係します。

Oracleのヘルプでは、2028.2でSOAPは使えなくなる予定です。

使っている方法の提供元に、RESTへの対応を聞いてください(第7章)。

Q6. 連携の費用はどれくらいかかりますか

方法と開発の量で大きく変わります。

Celigoは利用料、純正コネクタは追加のモジュールの契約、カスタム開発は開発と保守の費用がかかります。

NetSuiteの導入とあわせて作る場合、外部システムとの連携開発の有無で導入費用が大きく開きます(第6章)。

Q7. 注文が少なくても連携したほうがよいですか

件数が少ないうちは連携しない選択もあります。

CSVで定期的に取り込み、転記の手間やミスが増えてきたら連携を考えます(第6章)。

まとめ

  • 方法は、Celigo・純正コネクタ・カスタム開発の3つ。件数が少なければ連携しない選択もある
  • 3つは標準に合わせる/開発する/残すで並べ、開発は標準で収まらない業務にだけ使う
  • 選ぶ前に、データの範囲・出荷の方式・将来のチャネルを棚卸しする
  • NetSuite側は、SOAPの終了予定(2028.2)を踏まえ、新しい連携はRESTで作る
  • どれを選んでも、正のコード・エラーの担当・同期の頻度を先に決める

コネクタを入れた日が、連携の始まりです。

先月の業務表の、いちばん時間のかかった行から考えてみてください。

もう少し詳しく知りたい方へ

Amazon連携の方法選びや、NetSuite側の連携の設計・開発を相談したい方へ。

業務の棚卸しから、一緒に考えます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

持田 卓臣のアバター 持田 卓臣 株式会社ベンチャーネット代表取締役

持田 卓臣(もちだ たくおみ)
株式会社ベンチャーネット 代表取締役

ヒューレット・パッカード社でITコンサルタントとして従事した後、2005年に株式会社ベンチャーネットを設立。
Oracle NetSuite Solution Provider Partner として、中堅・中小企業向けクラウドERP「NetSuite」の導入・運用支援を提供しています。
SEO・広告・SNS・ウェブ・MA・SFAと一気通貫で培ってきたデジタルマーケティング領域の業務知見を活かし、NetSuiteを軸とした経営DXを支援しています。
著書:『普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業「バーチャル社員」があなたを救う』(KADOKAWA、2020年)

コメント

コメント一覧 (1件)

目次