- ABM導入
- BtoB対応
- DX対応
- DX専門組織
- MA運用支援
- PDCAサイクル実行
- SEO対策代行
- ベンチャー向け
- 中小企業向け
- 人材採用、育成コスト低減
- 低コスト導入
- 導入コンサルサービスあり
企業のDX対応においては、「実行部隊の不在」が問題になりがちです。戦略・施策の案はあっても、それを実行に移すリソースが無ければ、市場の変化についていくことはできません。特にデジタルマーケティングの分野は、知見・ノウハウを持つ人材が少なく、人材コストの高騰も相まって人材採用が難しいという実情があります。また、せっかく採用した人材が離職することでノウハウが消失してしまうリスクも無視できません。そこで、「社内の既存人材」+「社外の専門チーム」を組み合わせたデジタルマーケティング推進の仕組みがおすすめです。
目次 / index
希少化するデジタルマーケティング人材
ここ数年、デジタルマーケティングはDX対策の要諦のように語られてきました。顧客を「個客」としてとらえてニーズを細分化し、効率的にリードを獲得するためにはデジタルマーケティングへの移行が必須です。また、移り変わりの速いニーズをキャッチし、顧客に対して有益な情報を提供しながら反応を数値化することで、マーケティング施策の費用対効果を測定できます。今後は、コロナ禍の影響から「顧客と会えない時代」が常態化し、オンラインシフトが本格化すると考えられます。このような状況下では、企業収益の維持・向上を下支えするため、Webとインターネットを駆使するデジタルマーケティングが威力を発揮するわけです。
しかし、これだけの理由がありながら、デジタルマーケティングへの移行は順調とは言えない現状があります。その理由は、次のとおりです。
新規分野ゆえの「人」の不在
デジタルマーケティングは、近年急速に成長を遂げた分野です。広告作成・運用、コンテンツマーケティング、自社サイト運用など、デジタルマーケティングの構成要素レベルで見れば、一定以上のスキルを持った人材は珍しくありません。しかし、こうした人材をとりまとめ、チームとして機能させている例は極めて少ないといえるでしょう。三菱総研の調査によれば、DX対応が進まない背景には「人不足」があるとされています。
※株式会社 三菱総合研究所の調査結果をもとに弊社作成
出典:株式会社 三菱総合研究所, DX成功のカギはデジタル人材の育成 第2回:DX推進に求められる「デジタル人材」とは?, https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20200528.html, (最終アクセス 2020年11月25日)
DX対応では「チームを取りまとめるコントローラー」「コントローラーのもとでビジネスを具現化する人材」が不足していることがわかります。ただし、コントローラーに該当する人材は、事業部門の長や経営幹部で代替できることも多いため、実際には「ビジネスを具現化する人材」の不足が最も深刻かもしれません。
「できる人材」ほど市場にいない
優秀な実行チームの組成には、各分野から精鋭を集める必要があります。しかし、DX人材の中でも、デジタルマーケティング人材はニーズが高く、絶対数が不足しています。ディレクターやコンテンツクリエイターとして実績のある人材は、すでに組織に所属しているか、特定の顧客と深い関係を築いており、人材市場に姿を現しません。中途採用によって実行部隊を組成する方法はかなり難しいといえるでしょう。
採用・育成コストと離職リスク
中途採用をあきらめ、新卒社員を中心としてデジタルマーケティングチームを組成する方法もあります。しかし育成には数年スパンの計画と多大な予算が必要となる上に、離職リスクもあります。デジタルマーケティング人材が不足している今、育成した社員が転職してしまうことでノウハウが消失し、それまでのコストが無駄になる可能性は決して低くないのです。
今、確保すべきは「社外の優秀な実行チーム」
このように、デジタルマーケティングチームの組成・運用においては、さまざまな課題が存在しています。たとえ既存の社内担当者や事業部門長を「CMO(チーフマーケティングオフィサー)」として昇格させたとしても、直属の実行チームを用意できなければ、いかなる戦略・アイディアも具現化することはできません。そこで、実行チームを組成する方法を以下3つのパターンで比較してみます。
新規採用、自社育成
一定以上のポテンシャルを持つ人材をそろえるには、時間と予算が必要です。たとえ新卒者を育成するにしても、指揮・監督には中堅以上クラスの人材が必要になります。中堅クラス以上で、なおかつマネジメントも任せられる人材は、ほとんど市場に出てきません。また、実行チームが育つまでの間にビジネス環境が変化し、期待したような効果が得られない可能性もあります。
メリット
- 社内に専門チームを組成することで、中長期的なDX対応が可能になる。
デメリット
- 中堅クラス以上の実力を持つDX対応人材は確保しづらい
- 新卒者が実力をつけるまでには3~5年の時間が必要で適時性が失われやすい
- システム対応が可能なデジタル人材は報酬が高騰しているため、予算が確保しづらい
外部パートナー(フリーランス)への委託
リファラルや人材紹介会社を通じて有力なフリーランスへ委託できれば、採用・育成・離職に関するデメリットを低減することが可能です。しかし、スポット対応が可能な人材は単価が高く、コストがかさみがちです。なおかつ、有力なフリーランス同士を「チーム」として連携させるには、結局のところ自社のマネジメント機能が必要になります。デジタルマーケティングに必要な各タスクは実行できたとしても、PDCAサイクルの循環によるブラッシュアップは難しいかもしれません。
メリット
- 予算に応じてタスクを実行できる
- 採用・育成・離職リスクが無い
デメリット
- 複数の専門スキルを兼ね備えた人材は高単価でコストがかさむ
- スキルの兼ね合いや人材間の連携がうまくいかない
- チームとしてのまとまりにかけるため、PDCAサイクルが循環しにくい
専門サービスの利用
デジタルマーケティングの実行チームを、丸ごと外部から調達する方法です。採用や委託ではなく、あくまでも「サービス」として利用できるため、採用・育成・離職のリスクはありません。また、実行チームを丸ごとレンタルできることから、連携についても問題が生じにくいでしょう。その一方で、しっかりとデジタルマーケティングのノウハウを積み重ねた企業が少ないことも事実です。
メリット
- 採用・育成・離職コストが無い
- チーム単位でリソースを調達できるため、連携について問題が生じにくい
- Webサイト運用・SEO・コンテンツ作成・MA運用・広告運用、改善などを一貫して任せられる
デメリット
- 契約形態に柔軟性が無い場合、結局は自社採用・育成と大差ないコストがかかる
- ITツール群に対応していないと、既存の社内資産(MAなど)を有効活用できない
- SEO、MA運用などのノウハウを持たない企業に委託した場合、生きた知見を得られない
社内責任者の頼れる右腕 デジマ専任の実行部隊サービス「デジカツ」
ベンチャーネットでは専門サービス利用時のデメリットを解消しつつ、戦略立案・施策実行・ITツール運用をサポートする専門チームサービス「デジカツ」を提供しています。
デジカツの特徴
責任者直属のデジマ実行チーム
現状、最も調達が難しい「手を動かすデジマ人材」をチームとして組成し、御社CMO直属の実行部隊として提供いたします。デジカツは「伴走型」のサービスです。御社のビジネス課題を共有し、リード獲得・顧客育成・出口戦略までを見据えたサポートを提供します。「リードはそれなりに獲得できるが、受注につながらない」「アクセスはあるがCVが思わしくない」など、各施策の「バケツの穴」を確認・補修しながらデジタルマーケティングを推進します。
専門知識を持ったメンバーのみのチーム組成
デジカツでは、SEO・ABM・MAなどのデジタルマーケティングを構成する各要素について専門家を擁しています。
また、以下のようなITツールの運用代行サービスも提供可能です。
これらITツールを駆使し、省力化・省人化につとめながら各ツールの効果的な運用方法を提案します。
1~3カ月単位のPDCAプラン作成
デジカツでは、1~3カ月単位でPDCAプランを作成します。具体的には、KPIおよびKGIの測定に必要なツール(Google Analyticsやサーチコンソール)の設置や、SEO対策のプラン、LPのブラッシュアップ、顧客育成を見据えたMA運用の見直しなどを行います。
既存のマーケティング施策をDX対応型にリファイン
デジタルマーケティングは、「ゼロ」から構築するものではありません。デジカツでは、既存のマーケティング施策にDXを施し、より小さなコストでオンラインシフトさせることが可能です。
デジカツの強み
ABM Automationによる費用対効果の高さ
企業単位でターゲットを絞り込み、ターゲットの属性に合致したアプローチを行う「ABM(アカウントベースドマーケティング)」により、リードの「数」よりも「質」にフォーカスしたマーケティングへの移行が可能です。また、ABMをMAツールで自動化することにより、リード獲得から受注までの総コストを低減できます。
業務ボリュームに応じた運用代行
デジカツは、時間単位での契約が可能です。課題の大小や業務ボリュームに応じて、下記3つのプランから自由にお選びいただけます。
デジカツ | |
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10時間 | 15万円(1か月契約から) |
30時間 | 30万円(3か月契約から) |
50時間 | 45万円(6か月契約から) |
期待できる効果
「ペンディング状態」の施策が動き出す
デジカツならば、採用・育成コストや離職リスクを最小化しつつ「新しい専門部署」を持つことができます。その結果、CMOの頭の中にのみ存在していた「戦略案」を早期に実行することができます。
実行中のデジタルマーケティング施策の効果を底あげ
専門チームによるPDCAサイクルの循環で、各施策(集客・CV・業務効率化)に潜むボトルネックをスピーディーに発見し、デジタルマーケティングの全フェーズにおいて効果を底上げします。
最新のデジタルマーケティングノウハウをキャッチ
デジカツを構成するスタッフによる情報提供や、ベンチャーネットが自社運用によって積み重ねたツールのノウハウなど、デジタルマーケティングの最前線を各施策に盛り込み、DXを加速させます。
埋もれているデジマ施策を実行してみませんか?
コロナ禍の影響からオンラインシフトが急激に進む今、企業側もDX対応による変革に迫られています。DX対応の柱のひとつであるデジタルマーケティングは、比較的新しい分野であるがゆえに、人材が不足しがちです。しかしながら、CMOをはじめとした「意思決定者」の案を早期に具現化できれば、オンライン上に移行したニーズを素早くキャッチし、商機につなげることができます。ぜひ、デジタルマーケティングの「担い手」をノーリスクで調達できる専門チームサービスの活用を検討してみてください。