SEOは集客のために、とても強力で効果的な手法です。またSEOを追求していくことは、ウェブサイトの本質を高めていくことと同じですから、ユーザーにやさしいすばらしいサイトができあがります。ですがSEOとは、ひとつの手段であって目的ではありません。ほかにも考えなければならないことや、取り入れなければならないことは、知れば知るほどたくさんある事実に気がつくでしょう。

本稿ではSEOだけに囚われず、さまざまな視点でウェブサイトを運営する意義について解説します。

ウェブサイトへのアクセス流入はSEOだけではない

自社にてウェブサイトの運営し、SEO対策をはじめると、多くはSEOで検索エンジンからの自然流入だけが目的になるケースが多いです。

ですがSEOで検索順位を上げてアクセスを増やすことは、あくまで流入経路ひとつであって、SEO対策はただの手段であることを忘れてはいけません。ウェブサイトを運営しアクセスを獲得する場合は、SNSからの集客や広告からの集客など、数多くの流入経路があります。

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そもそもアクセス数を増やす目的とは、たくさんのユーザーにウェブサイトへ訪れてもらい、商品を買ってもらうことやサービスを申し込んでもらうことのはず。つまり、1番の目的はウェブサイトを通した、「売上」などの成果が目的であるはずです。

アクセス流入をSEOだけにこだわるのは茨の道

SEOにはたくさんのメリットがあるため、一度SEOを中心としたウェブサイトの集客をはじめると、そこだけにこだわりたくなるのは分かります。なにがなんでも検索順位で上位表示させたい、という思いはだれにでもあるものです。ですが目的を忘れて、そこに囚われすぎてしまい、結果を残せない不毛な期間が生まれる恐れもあるでしょう。

SEOは強力な集客手段である代わりに、さまざまな要素が関わるために、すぐに結果が出ないこともあります。

ですからSEOにこだわり過ぎるのは、ウェブ集客全体で見ると茨の道だともいえるのかもしれません。SEOによる上位表示は目指しながらも、可能性のある集客方法や、即効性のある集客方法も、場合によっては試してみるのもよいでしょう。

またほかの流入経路があることで、多くのユーザーに言及されることや、サイト内での行動から、検索エンジンの評価も高まるケースもあるでしょう。

アクセス流入をSEOで行うことのメリット

アクセス流入をSEOで行うことのメリットは、コストを抑えながらもたくさんのユーザーを集客できることです。

ほかにもしっかりとウェブサイトを作り込み、ユーザーから評価されると、上位表示をしばらくは維持できることも当てはまるでしょう。SEO対策を行い成功し検索回数の多い、いわゆるビッグキーワードで上位表示されると、想像を超えるようなたくさんの集客が可能になります。

つまりそれだけたくさんのユーザーに、商品やサービスをアピールする機会があるということ。

コンテンツが優れていれば、認知だけではなく、実際に商品やサービスを購入してもらえる可能性も高くなるでしょう。またニーズが顕在化された、スモールキーワード で上位表示できれば、アクセス数自体はさほど多くはないものの、成果に結びつきやすいうえに順位も安定します。これらの効果的なウェブ集客が、直接的なコストをかけずに実現できるのがSEOならではのよさです。

アクセス流入をSEOのみで行うことのデメリット

SEOにはもちろんデメリットもあります。そもそもSEOとは、ユーザーに役立つコンテンツをコツコツと積み重ね、それを正しい構造で表記することで、検索エンジンに正しく理解してもらう施策です。

そのためSEOでアクセス流入を起こそうとするとコンテンツを製作することだけでなく、ユーザーと検索エンジンに評価されるまでに時間がかかります。半年から、場合によっては1年程度の時間を要することもあるでしょう。

それまでは鳴かず飛ばずで、本当にやっていることが正しいのか不安になることもあるはずです。また一度上位表示できたとしても、それがどれだけ続くかはまったくの未知数。Googleのアップデートにより、評価基準が大幅に変わると、一瞬にしてアクセスが吹き飛ぶこともごく当たり前に発生します。とくにここ数年では、その動きが顕著に激しいため、SEOだけが正解だとはいえない状況へと市況が変化しました。だからこそSEOに+αの集客経路の確保が望ましいのです。

ウェブサイト運用はウェブマーケティングの視点を持つ

SEO対策だけに頼らずウェブサイトを運用していきましょうということです。その際に必要なことが「ウェブマーケティングの視点」です。

SEO以外のアクセス経路を持つ

つまりそれはウェブ全体を通した「ウェブマーケティング」の視点を持つということです。突然SEOでの集客を失った場合に、ほかの流入経路があれば、アクセスがゼロになることを防げます。またキャンペーンとして、売上を一時的増やすための活動も、別の流入経路を使えば容易に実現できることも。とにかくウェブ全体をうまく活用して、トータルで集客する意識を持つのが大切です。

それではSEO対策以外の「ウェブマーケティングの視点」から何ができるかみていきましょう。

広告による集客

SEOと並ぶほど、ウェブマーケティングの代表的な集客方法が広告です。

広告にもたくさんの種類があり、クリック型の広告から、月単位の契約で他のサイトに広告を載せてもらう方法など多彩。また広告を始めた瞬間から、ユーザーの目に触れられるため、出稿した直後からすぐに反応があります。逆にいうと広告の出し方をテストし、効果のある独自の出稿方法にチューニングしていけば、SEOに頼らずとも成果を上げられるでしょう。ですが広告から訪れるユーザーは、SEOで集客したユーザーとは違う行動パターンであることが多く、はじめのうちは苦戦することになるかもしれません。

つまりある程度は広告費を投資として支払い、テストを重ねながらノウハウを蓄積していく必要があるということ。広告による集客は即効性はありますが、その分コストもかかります。

SNSによる集客

近年ではSNSを利用するユーザーが劇的に増加しました。

1つのSNSでも、複数のアカウントを持つことはふつうで、それだけ莫大なユーザーがいるということ。SEOとはまったく違い、ユーザーと触れ合うことでファンを獲得する戦略が基本です。つまり一度フォロワーになってくれたユーザーとは、何度も接することができるため、有益な情報を届けることで、商品やサービスを購入してもらえる可能性があります。またとても役立つ投稿に対しては、ユーザーが自発的に自分のフォロワーに拡散してくれる可能性もあり、一度バズるだけでも多くの顧客の獲得が可能。

SNSからのアクセスは、SEOに効果がないとはいわれていますが、多くのユーザーの目に届くことで、被リンクを増やすきっかけになるため間接的に効果があると考えてもよいでしょう。また今後はソーシャルシグナルがSEOの指標となる可能性も、なきにしもあらずですから、ぜひアカウントを運用してみましょう。

一般的にSNS集客を目指した場合は大手3社のソーシャルサービスがあります。

Facebook(フェイスブック)
実名のSNSとして有名なのがFacebookです。ユーザーも真摯に接してくれるのが特徴。拡散力はそこまではないものの、ウェブサイトの入り口のひとつとして、サイトアカウントを持つことにデメリットはありません。はじめのうちは、新しいコンテンツを公開した場合や、お知らせ、過去記事などを投稿するだけでも構いません。

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twitter(ツイッター)
匿名のSNSとして主流なのがtwitterです。匿名でゆるいつながりであることから、ユーザーとも気軽に触れ合えるのが特徴。役立つ情報を提供できたり、ファンがたくさんできれば爆発的にアクセスを得ることも可能ですが、匿名である分ネガティブなリプライなども受けやすいので注意してください。慣れるまでは、悪意のあるリプライに落ち込むこともあるはずですが、twitterではいたってふつうの光景なので、とくに気にする必要はありません。ウェブサイトの運用には、一番手軽なのでおすすめです。

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Instagram(インスタグラム)
Facebookが運営している、写真専門のSNSがInstagramです。ユーザーの興味を持つ写真を投稿しながらフォロワーを獲得していきます。美しい写真やおもしく興味を惹く写真が主体となることから、業種によってはとてもアプローチしやすい反面、写真が映えない業種の顧客獲得には向いていないかもしれません。

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