SEOには「おもてなしの心」が大切

SEOはおもてなし

検索順位を上げることが目標のSEO対策ですが、何よりも大切なことは「おもてなしの心」です。ウェブサイトを訪問してくれる顧客は、バーチャルな世界ですから顔は見えません。ですが顔は見えなくても顧客はみんな血の通った人間です。

それぞれが悩みを持ち、知りたいことを解決するために検索行動を起こし、ウェブサイトに訪問してくれています。ウェブサイトに訪問してくれた顧客に、精一杯のおもてなしをすること。おもてなしこそ、SEOの本質だといってもいい過ぎではありません。

目次

SEOにはおもてなしの心が欠かせない

これまでの解説で、何度も取り上げてきましたが、SEOで大切なのは検索ユーザーに満足してもらうことです。満足してもらうためには、顧客に最大限誠実に対応し、おもてなしをしなければなりません。運営者本位のウェブサイトでは、決してユーザーは満足しないでしょう。

素晴らしいコンテンツは支持される

Googleが公表しているガイドラインや、サーチクオリティチームの発言にも度々あるように、検索ユーザーに満足してもらうためには「素晴らしいコンテンツ」を作り続けるしかありません。そして検索順位がどうあっても、素晴らしいコンテンツはかならず検索ユーザーから支持されるのです。

Googleは検索ユーザーの満足度を、検索結果でのクリック率や、訪問後の直帰率滞在時間、ブラウザバックの数などから判断しているといわれています。そのため現段階で検索順位が低い場合や、一度アルゴリズムによって順位が下がってしまった場合でも、サイトを訪れたユーザーが満足しているのなら、いずれ検索順位は上がるでしょう。

もちろんおもてなしが徹底された、ユーザーが満足しているシグナルはほかにもあります。

思わず人に教えたくなるコンテンツを

ユーザーが満足しているシグナルの1つが「シェア」です。たとえばユーザーが本当に満足しているのなら、自分のブログから自然とリンクを貼るでしょう。素晴らしい商品やコンテンツだけではなく、悩みや疑問に対する素晴らしい回答を見つけると、ブログを書いている人なら自然と引用したくなるものです。

またブログだけではなく、SNSなどでシェアされることも同じだといえます。GoogleはSNSからのリンクを評価にカウントしないと明言していますが、流入経路が増えることや、知名度が上がり、さらにブログでリンクが貼られるなど、副次的な効果は確実にあります。思わず人に教えたくなる、そんなコンテンツづくりを目指したいですね。

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検索ユーザーを満足させる

思わず人に教えたくなるサイトとして、欠かせないのが検索ユーザーを満足させることです。しっかりと疑問に応えていくことが基本なのですが、それだけは足りません。検索ユーザーに満足してもらうことは、お店に来店していただいた顧客に満足してもらうことと同じです。

SEOは接客と同じ

SEOは接客と同じです。

文章や画像での接客とはなりますが、SEOでやっていることはまったく同じなのです。来店していただいた顧客に満足してもらうためには、誠意を持った接客が必要ですよね。ここで顧客が物を買う場合のアクションについて考えてみましょう。

顧客はいつでも物を買いたいと思っている、といわれていますが、実際にアクションを起こすのは「納得した時」だけです。必要に駆られて購入することもあれば、精神的な満足を得るために購入することもあるでしょう。ですがどちらも共通しているのは「納得した時」なのです。

では「納得する」とはどのようなことなのでしょうか。

悩みと知りたいことに100%応える努力を

顧客が納得してアクションを起こすのは、それは悩みや知りたいことに100%応えられた時です。どんなことでも、Aという疑問を解決したら、かならずBという疑問が出てくるもので、それに1つひとつ応えていくことが、満足してもらうための基本。

顧客の疑問に誠実に応えて、すべてに納得すれば自然と行動を起こすもの。

ウェブサイトでの行動とは、購買かもしれないですし、次に読んで欲しいコンテンツへ進んでもらう場合もあります。できることなら、顧客が考えそうな疑問を予測し、答えを先回りして準備するとさらに満足度を高められるでしょう。これは実際の接客だけではなく、ウェブサイトにもまったく同じように当てはまるのです。

ウェブサイトのファンになってもらう

このように顧客の疑問や知りたいことに、100%応えられるウェブサイトなら、ごく自然にファンとなってもらえるはずです。検索結果で見かける度に、優先的にクリックしてもらえ、ブックマークに登録してもらえることもあるかもしれません。

最終的には、その分野で知りたいことがあれば、サイト名を指名で検索してもらえるようになれば最高です。こうしたファンができれば、それだけ顧客はウェブサイトに満足しているということですから、間違いなく検索エンジンからも評価され、検索順位も上がっていることでしょう。

運営者本位ではなく顧客本位で

できるだけ顧客を向いてウェブサイトを作ろうと考えていても、いつの間にか運営者本位になっていることはよくあります。ですがそのようなウェブサイトは、おもてなしが不十分で、顧客の疑問や知りたいことを、100%解消できてはいないはずです。実際にアクセス解析などで、各種数値をチェックすると明らかに満足してないことに気づくでしょう。

おもてなしができているウェブサイトは、例外なく顧客本位に作られています。

一見すると語り手の主観が強いように見えるウェブサイトでも、評価されているサイトは、かならず顧客を向いていることに気づくでしょう。ただ実際に顧客本位のサイトを作ろうとすると、なかなか難しいものですよね。そんな時に役立つのが、顧客について深く考える作業です。

訪問してくれる人を想像・意識する

運営しているサイトに訪問してくれる顧客は、いったいどのような人なのでしょうか。キーワードから推測すると、検索しているのは、どのような人なのかがある程度わかるはずです。男性なのか女性なのか、若年層か熟年層か、どれくらい悩みが深いのか、などが浮き彫りになるでしょう。このように顧客について考え、仮想の人物像として作り上げる人格を「ペルソナ」と呼びます。

ペルソナ

運営がうまくいっているウェブサイトでは、ほとんどといってもよいほど、ペルソナを想定してコンテンツを作っています。

検索からペルソナがサイトに訪れた時に、どのようなことを知りたいのか、どうしたら満足してくれるのかを想像するのです。ペルソナを絞ってしまうと、顧客の対象を狭めてしまうようにも感じますが、大多数を想定したふんわりとしたコンテンツでは、結果的に誰にも刺さりません。

特定の人物に深く刺さるコンテンツを作ることで、擬似的に自分に置き換えて共感を呼ぶために、結果的に大多数の顧客の心を動かします。ペルソナの設定は、おもてなしのコンテンツを作る1つの方法ですが、とても強力なのでぜひ取り入れてみましょう。

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ウェブサイトの対象ではない人を呼び込まない

顧客をおもてなしするために、じつはとても大切なのが、対象ではない人を呼び込まないこと。たとえば野菜を探している人に、お肉についてくわしく解説しても、大抵の場合は満足してもらえないでしょう。記事タイトルやメタディスクリプションなどで、コンテンツについてはっきりと明記することで伝えられます。

誤った情報で集客してしまい、ブラウザバックで戻られると、検索エンジンからの評価を落とす恐れもあります。訪問者に無駄な時間を使わせない配慮もおもてなしなのです。

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