関連語とは?
関連語を使ってコンテンツを作る理由
ウェブサイトを作ったりブログを運営するとき、少しでもアクセス数を増やすためにSEO対策が重要になりまして、色んな要素を取り入れて質のいいウェブサイトに仕上げていくことが大切です。そのために、関連語を取り入れることでアクセス数の伸びにも繋がりますし、Googleクローラーにも出来のいいウェブサイトと認めてもらえるようになります。
そもそも関連語は共起語などと勘違いされることが多いのですが、共起語を使うことでコンテンツの幅が広くなるのに対して、関連語はコンテンツに深みがでてきます。そのため、共起語ばかりにこだわるとか、関連語だけに力を注ぐというのではなく、どちらも同じぐらい意識したコンテンツを作ることで、幅が広くて深みのある良いウェブサイトに仕上げることができます。
これが成功すれば、訪問者の評判がいいだけでなく、Googleクローラーからも良いウェブサイトとお墨付きをもらうことができます。お墨付きをもらえれば、検索結果で最初の方に表示されるようになりますので、関連語を調べてコンテンツにうまく組み込んでいきましょう。
関連語とはどんなキーワードを意味するのか
Googleクローラからお墨付きをもらうために関連語を取り入れていきたいところですが、そもそも関連語とはどんなキーワードを指すのか、そこをしっかり理解しておく必要があります。
通常、ウェブサイトを作成する際、軸となるキーワードに関連するコンテンツを作っていきます。ただし、軸となるキーワードひとつだけ意識しても、多くの訪問者を獲得するのはとても難しいです。なぜなら、検索エンジンを使って検索する人は、さらに詳細な情報を欲しがるためです。
例えば、パソコンの情報を欲しがる人がいたとします。激安パソコンを探しているのか、それともスペックのいいパソコンを探しているのか、ノートパソコンかディスクトップ型なのか、その人によって欲しい情報はことなります。もしかしたらパソコン本体ではなく使い方を知りたがってる可能性もあります。
そこで役立つのが関連語なのです。検索するときに、メインとなるキーワードを入力した時、候補として次のキーワードが表示されると思いますが、それが関連語となります。その関連語を使って検索する人が多い証ですので、そのとき、どんな関連語がよくつかわれているのかがすぐに分かります。
関連語の調べ方
Ubersuggest
関連語を手早く簡単に調べるなら、関連語の情報を取得するツールを使えばだいじょうぶです。こちらのUbersuggestは料金が一切かかりません。Googleのアカウントがあればログインしたあとにすべての機能を使うことができます。ログインしない場合は一部の機能のみの利用が可能です。Googleエンジンで検索するときに入力するキーワードを軸にして、それに関連するキーワード候補情報を調べることができます。
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
β版ではありますが、使いやすさで言えば初心者の方でも楽に利用できるでしょう。こちらも料金はゼロ円です。Googleサジェスト、ヤフー知恵袋などから関連語を調べて瞬時に情報を確認することができます。調べたい軸となるキーワードを入力したら「取得開始」を押すだけです。情報を保存する場合はリストの中のボックスを押せばコピーが可能です。関連語はずっと同じなわけではないので、定期的に関連語を調べておくことをおすすめします。
goodkeyword
Google検索のみならず、ヤフーやBingの検索に関する関連語を調べることができます。もちろん料金は一切かかりません。軸となるキーワードを入力して、あとは「検索」を押すだけなので簡単です。ちなみに検索をクリックした後は関連語のみならず、Googleのトレンドの動きを見ることもできるので、そのときどんな言葉がトレンドになっているのか瞬時に調べることができます。
Kouho
こちらも料金は一切かかりません。Googleサジェスト以外にも楽天サジェスト、Bingサジェスト、ヤフーサジェストなどの関連語を調べることができます。空欄に軸となるキーワードを入力したら「Go!」を押すだけなのでシンプルで簡単です。しかも、結果が表示されたら全キーワードリストをすべてコピーできるので、すぐにコンテンツ作りに取り掛かれます。
グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
Googleサジェストの機能を使って関連語を調べます。こちらも利用にお金はかかりません。軸となるキーワードを入力したら「検索」を押すだけです。すぐに関連語が表示されます。検索の結果が表示されたら、「CSV取得」を押すと検索結果を保存することが可能です。コンテンツを作成した後、関連語に変化が見えた場合はコンテンツも修正することで、常に新しい情報を配信することができます。結果的に質のいいウェブサイトを維持することが可能となります。
関連語の選び方
関連語を効果的に選ぶコツ
無料ツールで関連語を調べることができたら、あとはそれをどのように使いこなしていくか、ここが大切なポイントになります。実際にツールを使ってみると気づきますが、使いこなせないほど膨大な数の関連語がでてきます。これらをすべて使ってコンテンツを作るのは無理でしょう。
そこで、関連語の中でも特にネットユーザーがよく使っているキーワードを関連語として取り入れることで効率よく、なおかつSEO的に効果ありのコンテンツを作り上げることができます。関連語が多ければ多いほど質のいいウェブサイトに仕上がるのは間違いないですが、すべての関連語を使うのは難しいので的を絞って取り入れてみてください。
上位にこだわらなくてもいい?
もちろん、関連語なのでその言葉を使って検索するネットユーザーが多いのは事実ですが、そこにばかりこだわりすぎてしまうと、本当に作りたいものが作れないというジレンマが生まれる可能性があります。
もう少し先を見据えて、これからこの関連語がもっと使われるようになると予感があるのなら、上位にピックアップされた関連語だけにこだわる必要はないかもしれません。ネットニュースなどで取り上げられるようなことがきっかけで、これまでまったく関心のなかったものが一気に人気になることもありますので、ネットユーザーが今現在気になっていることだけでなく、これから話題になるだろう、人気がでるだろうと第六感で感じたならば、それらを盛り込んだコンテンツ作りでライバルと差をつけるのもアリではないでしょうか。
コンテンツをリライトするときも関連語が役立つ
コンテンツをリライトするときも、必ず関連語を取り入れてください。これまで作成したコンテンツでは使っていなかった関連語を取り入れることで、まったく違う角度からアピールできるようになるので、幅広いユーザーに対してPRが可能となります。
それぞれユーザーの目的が多少違ったとしても、関連語を使いこなすことで、幅広いユーザーを集めることができるようになるので、アクセス数が増えるだけでなく、そこから利益に繋がることも夢ではありません。
関連語は軸となるコンテンツを作るだけでなく、リライトする際にも非常に役立つワードになることを頭の片隅に置き、ライバルのウェブサイトより魅力たっぷりのコンテンツで揃えていきましょう。関連語を使うかどうかは、ウェブサイトの質に大きな影響をあたえますので、ぜひ無料ツールを取り入れて随時新しい関連語情報を取得してください。