日頃業務で面倒な作業に時間を取られてしまう経験はないでしょうか。
毎日の仕事を振り返ってみると、必ずしも自分が処理しなくてもよさそうな仕事や、もっと効率的に行えそうな仕事が含まれているはずです。
こうした業務に時間を使ってしまうことは、本来の業務や新しい価値を生み出す仕事の妨げになってしまいます。
このような悩みを解決するのがRPAでの業務自動化です。
たくさんあるRPAの中でも「UiPath」は多くのアプリに対応し、使いやすく、今最も注目されているRPAツールです。
低コストで導入できるだけではなく、大規模な環境でも利用可能なため大企業から中小企業まで多くの企業で導入されています。
この記事では、世界中で大注目のRPAツール「UiPath」について詳しく解説していきます。

UiPathとは

UiPathとはニューヨークに本社があるUiPath社が開発したRPAツールです。

コンピューター上で行われる業務プロセスを人に代わり自動化します。
オープンなデジタルプラットフォームで高い柔軟性を実現できることが特徴です。
ブラウザー操作だけではなく、WindowsアプリやMicrosoft Officeの操作なども安定して稼働させることができます
また、画像から情報を読み取る画像スクレイピングや、OCRでの読み取りも可能です。
操作がとてもわかりやすく、さまざまな業務を正確かつ迅速に自動化できます。
コーディングの必要がなく、プログラマーでなくてもドラッグ&ドロップ操作で簡単にロボットの作成が可能で、働き方改革に欠かせないツールです。
選択できる命令(アクティビティ)には400以上の種類があります。
視覚的操作が可能で、実際の操作を記録するレコーディング機能もあり、他のRPAツールに比べて使いやすい点もポイントです。
UiPathには3つのソフトウェアがあり、それぞれの役割を組み合わせることで実際の業務自動化が可能になります。

  • ロボットへの命令・シナリオを作成する「UiPath Studio」
  • UiPath Studioで開発したプログラムを実行させる「UiPath Robot」
  • 複数のロボットを管理する「UiPath Orchestrator」

また、無料で学習できる「UiPath Academy」や日本語でのサポートも充実していて導入後も安心して利用できます。
「RPAプラットフォーム」と呼ばれる大企業向けの開発環境と、「Communityエディション」と呼ばれる個人や中小企業が無償で利用できる開発環境が用意されています。

UiPathの歴史

UiPathはルーマニアの起業家ダニエル・ディネス氏とマリウス・タルカ氏によって2005年に「DeskOver社」として設立されました。
最初はルーマニアから始まったオフィスが、ロンドン、ニューヨーク、バンガロール、パリ、シンガポール、ワシントンD.C、東京と世界進出を果たしていきます。
2007年には本社をニューヨークに移転し、国際的な顧客基盤に近づきました。
2019年には全世界で5,000人を超える顧客を獲得しています。
創立当初はコンピュータグラフィックスを手始めに、自動化ライブラリを構築する会社でした。
共同創立者兼CEOのディネス氏は「自分が喜んで働きたいと思えるような会社を作る」と語っていたそうです。
RPA業界進出への大きな転機になったのが、2012年RPA市場での出来事でした。
ある顧客が「DeskOver社」のソフトウェアを使用してプロセスを自動化しました。
ディネス氏はその顧客の自動化を見学し、まさに目が開かれる思いをしたそうです。
そこからは、RPA開発に向け仕事に没頭し、ついに2013年に「UiPath Desktop」という自動化商品の販売を始めます。
社名も現在の「UiPath社」へ変更し、エンタープライズプラットフォームを発表しました。
そこから現在では、史上最も早いスピードで成長しているエンタープライズソフトウェア企業として世界中で利用されています。

UiPathの導入実績

UiPathでは、サーバー型とデスクトップ型の両モデルが用意されています。
中小企業でも導入出来る規模から、1,000台以上のロボットを管理できる大企業向けの規模まで幅広く備わっています。
そのため、世界中で今最も注目されているRPAツールで、日本でも1,500社以上の導入実績があります。
誰もが知る大企業から中小企業、官公庁や自治体まで幅広い業界で採用されています。

  • ナカシャクリエイティブ株式会社
  • ポリプラスチックス株式会社
  • 日本通運株式会社
  • 出光興行株式会社
  • ブリヂストンファイナンス株式会社
  • NECマネジメントパートナー株式会社
  • 株式会社ビズリーチ
  • 伊藤忠プラスチックス株式会社
  • 住信SBIネット銀行株式会社
  • JXTGエネルギー株式会社
  • 早稲田大学
  • SCSKサービスウェア株式会社
  • 株式会社マイナビ
  • 日立キャピタル株式会社
  • 日本リック株式会社
  • 株式会社サイバーエージェント
  • 株式会社オプテージ
  • 多摩市、別府市、南砺市、加賀市
  • 茨城県
  • 伊予銀行
  • 株式会社マルハン
  • 株式会社リコー
  • 帝人株式会社
  • 日本取引所グループ

このような名だたる組織がUiPathを採用し、業務効率化、労働力確保、作業時間・残業時間削減に繋がったと答えています。
特に多くの企業から導入のきっかけとして「使いやすさ」「学習のしやすさ」「情報量の多さ」が挙げられています。
RPAツールの中には、マニュアルが日本語非対応や、導入後の支援が不十分のツールも多い中で、導入後の不安が一掃できるUiPathが多くの企業に支持されているのは納得です。
また、グローバル企業からも強く支持されており、国内から海外へ適用業務を広げる際、あらゆる言語や地域で活用出来、規模に応じた拡張ができると評価されています。

UiPathで実現できること

UiPathを用いれば、様々な業務を自動化することができます。
特にOCR機能が備わっているRPAツールは珍しく、様々な情報を読み取り業務を円滑に進めることができます。
さらに充実したサポート体制で、学習しやすく手軽に利用できるのはUiPathだけと言っても過言ではないでしょう。
そんなUiPathで実現できることをご紹介します。

 

実現できること①業務効率化

UiPathのロボットは高速かつ正確に休むことなく処理を実行します。
人が行えば膨大な時間がかかってしまう定型業務を、作業ミスがなく「正確」に24時間稼働し続けることが可能です。

そのため、作業時間の大幅短縮を実現することができます。
また、ロボットに作業をさせる際シナリオを作成します。
現在の業務をロボットに記憶させるため、ロボット開発と共に業務プロセスの見直しをすることができます。
不必要な作業を洗い出し、改善していくことで一つ一つの仕事の質を向上させ、業務効率化へと繋がっていきます。
短時間でミスなく作業を行うことで、生産性アップにも繋がり、UiPathは今後ますますビジネスシーンで欠かせないツールとなっていきそうです。

実現できること②働き方改革

人が手作業で行っていた業務プロセスを人の代わりにロボットが行うことで、働き方改革に繋がります。
ロボットは決して私たちの仕事を奪う訳ではありません。
今まで、業務時間を要していた煩雑な業務を代行させることで、社員全員の時間をより高い付加価値を生み出す仕事に費やすことができます。
また、残業時間の削減、テレワークなど自由な働き方を行うことにも繋がります。
会社としても、コスト削減、従業員の意欲上昇、生産性向上など様々な利点があります。
UiPathは現在のシステムに対し、大きな変更や新たなシステム連携の構築を行う必要はなく、導入から稼働、保守・運用まで迅速かつ低コストに行うことができます。
UiPathを利用することで、働き方改革を行い、新たなビジネススタイルを確立することが今後さらに期待されます。

実現できること③AIとの連携

UiPathでは、既存のアクティビティを使用し、自動化にAIスキルを取り入れることができます。
具体的にはGoogleやIBM、Microsoftなどが提供しているAI機能と連携させます。
AI連携を行うことで、例えば履歴書から読み取った内容をAIで処理して自動的に一定の評価ができるようになります。
判断が必要な仕事は本来RPAには適さないとされておりましたが、UiPathでは判断が難しかった処理も自動化できるようになっています。
精度も今後ますます向上することが見込まれますので、より難しい作業もUiPathに任せることができるようになるでしょう。

UiPathの得意とする業務

UiPathには400種類以上の命令(アクティビティ)があり、様々な業務を自動化することができます。
大きく分けて4つの重要業務をここではお伝えします。

  • 決まった流れで進む作業
  • 転記を繰り返す作業
  • 重複作業
  • データ集計や情報収集

このような、単純で日々繰り返し行われる作業がUiPath自動化に向いている業務です。
特に難しい作業でなくても、人がやれば時間がかかってしまい、面倒くさく感じる作業ばかりです。
UiPathで実行させることで、驚く程速く、正確に作業を行えますので、一度試してみれば、人が作業することがさらに億劫に感じてしまうでしょう。

得意な業務①決まった流れで進む作業

社内で定期的に決まった流れで例外なく行われる作業は最もUiPath自動化に向いています。

例えば、毎日取引先から送られてくるExcelファイルを「日付+会社名」で決まったフォルダに保管する作業などです。
毎日100件のメールが送られてくるとしたら、人が行えばどれだけ早くても30分以上はかかってしまうでしょう。
また、いくつかミスが起きてしまう可能性もあります。
UiPathでこの作業を行えば、5分程で「ミス0」で業務を進めることができます。
決まったアプリを使って、決まった流れで、決まった情報を扱う作業はUiPathで自動化しやすい作業と言えます。

得意な業務②転記を繰り返す作業

アプリから別のアプリへと情報を転記する作業もUiPathの得意作業と言えます。

例えば、Excelの情報を元に社内アプリのフォーマットにデータを入力するような仕事が該当します。
転記は人の手で行えば、必ず入力ミスがつきものです。
UiPathでは、情報を一度変数として保管し、入力するためミスの心配がありません。
使用できるアプリも、ExcelやWordなどOffice製品だけではなく、SalesforceやSAP、ブラウザーに入力などさまざまなサービスとの連携が可能になっています。
また、UiPathでは他のRPAツールと違って、Windowsアプリやブラウザーだけではなく、ターミナル操作の自動化も可能です。
ホストコンピューターの操作や仮想マシンを使う処理も自動化することができます。

得意な業務③重複作業

同じ作業が別々のアプリで発生する重複作業も、UiPathの出番です。

例えば、取引先から届いた発注書をもとに社内アプリに情報を入力しつつ、Wordで契約書を作成するなどの作業です。
人がやるのであれば、同じ内容を2度入力しなければならないので、時間がかかってしまいますし、入力後のダブルチェックも必須となってしまいます。
UiPathならこの面倒な作業をほぼ同時に作業することができます。
また全く同じ情報を変数として入力するため、どちらかの数値が間違っているというミスもなくなります。
さらに同じ情報を4つ5つなど様々なアプリケーションに入力しなければならない場合でも、UiPathなら一度入力箇所を記録させれば、正確に高速に入力することができます。
難しくはなくても、時間と手間のかかってしまう重複作業こそ、UiPathに任せてみましょう。

得意な業務④データ集計や情報収集

株価や商品の実売価格などをインターネットサービスから収集したり、社内アプリの集計結果を取得したりすることもUiPathの得意業務です。
収集した情報は、入力処理をするだけではなく、メールに添付して送信することもできます。
情報収集をして、まとめ上司や他部署に報告するという一連の作業を、まとめて指示することができますので、作業効率がアップします。
他にも複数の社内システムを24時間監視し、異常があれば担当者にメールするなどモニタリング作業も行うことができます。
従来、人が定期的に確認する必要がありましたが、UiPathを実行することで、異常があった場合のみ対処すればよいので、従業員の負担を大幅に減らすことができます。

苦手な業務①イレギュラー対応が必要な業務

複数のイレギュラーに対応しなければいけない業務はUiPathには向いていません。
例えば、イレギュラーがあった場合、担当者にメールをして処理を終わるなど、複雑でなければ自動化することができます。
ですがこのイレギュラーの場合はこの対応、あのイレギュラーの場合はあの対応など、あまりにも複雑で判断が必要な作業は、処理が進まずエラーとなって止まってしまいます。
イレギュラーのない定型的な作業をUiPathに任せるか、イレギュラーがあれば、その場合のみ人が処理するなど、UiPathと人で業務を分担することで、効率よく作業することはできます。
UiPathで開発する前に、きちんと業務プロセスを見直すことで、予定外のイレギュラーが起こることを防ぐことができます。

苦手な業務②判断や思想が求められる業務

現時点では、RPAとAIは別物ですので、UiPathでは判断や思想が求められる作業は苦手です。
AI連携していますが、すべての処理を自分で判断して処理できる訳ではありません。
もちろん、今後AI連携が進みRPAも自分で考えて処理できる時代が来るかもしれません。
ですが、現段階ではまだ難しく、何もかもロボットに任せすぎないということも、UiPathを使う上で大事なポイントです。
他にも企画やプレゼン作業など思想が求められる仕事もRPAにはできません。
事務作業など時間がかかる仕事をUiPathに任せ、人が企画・プレゼンなど思想を求められる仕事に多くの時間を割けるようになることが、企業にとって理想の形と言えるのではないでしょうか。

UiPathを導入するメリット

数あるRPAツールの中でもUiPathを導入するとたくさんのメリットがあります。

  • 高い拡張性で多くのアプリに対応
  • ノンプログラマーでも使いやすい
  • スケーラビリティ
  • 導入後の安心感

どのような企業でも取り入れやすく、誰でも操作ができるという柔軟性がUiPathの強みです。
それぞれを詳しく説明します。

メリット①高い拡張性で多くのアプリに対応

Office製品やブラウザーはもちろん、SalesforceやSAPなどの業務アプリ、ターミナル動作アプリなど、幅広い環境の自動化に対応できます。
また、OCRを利用して情報を読み取ったり、画像認識で情報を認識したりすることも可能です。
AI連携しているRPAツールは珍しく、UiPathを導入する最も大きなメリットであると言えます。

メリット②ノンプログラマーでも使いやすい

ドラッグ&ドロップという直感的な操作ができるUiPathは使いやすさに評判があります。
そのほかにも、実際の人の作業を記録させるレコーディング機能も備わっており、ノンプログラミングの自動化に対応しています。
難しいコーディングやプログラミング言語が必要なく、誰でも学習すれば操作できるようになりますので、導入しやすいツールです。

メリット③スケーラビリティ

1台から低コストで導入できるだけではなく、「UiPath Orchestrator」を使って大規模な環境でも利用可能です。
大企業でも、無償のCommunityエディションを評価とトレーニングの目的でなら使用することが出来、実際に試してから導入するかどうか決められるのも魅力的です。

メリット④導入後の安心感

「UiPath Academy」という無償で受けられるトレーニングが用意されており、動画を見ながら実際に操作して学ぶことができます。
また、日本法人があり、日本語のサポートが受けられたり、ユーザーフォーラムで他のユーザーに質問したりできます。
日本だけでも多くのユーザーが利用しているため、安心して導入することができます。

UiPathを導入するデメリット

もちろんUiPathを導入するデメリットもあります。
きちんとデメリットについて理解して、会社全体で対策・解決していくことが大切です。

デメリット①社員の反対

UiPathを導入することで、会社にとってはメリットがありますが、最初から社員全員の賛成を得られる訳ではありません。
IT系の企業でない限り、RPAという言葉には馴染みがなく、いきなり「明日からあなたの仕事をロボットが行います。」と言っても納得してもらえることはないでしょう。
ロボットに任せて本当に大丈夫なのか?自分たちは必要なくなってしまうのではないか?など社員の疑問が起こるのは当然です。
そのため、導入時にはしっかりとUiPathについて理解して、社員にメリットや機能を伝えてから、開発・運用に進むことが大切です。

デメリット②導入から運用までに時間がかかる

UiPathを導入しても、すぐに実稼働できる訳ではありません。
担当者を決め、学習し、業務をマニュアル化し、何度もテストを繰り返しやっと開発することができます。
誰かにRPAを任せるということは、その人がしていた仕事を他の人がカバーしなければいけませんので、そこでも社員の不満が募ることがあります。
開発する人も何度も「トライ&エラー」を繰り返し、根気強く作業を続けなければなりません。
導入してから結果を得られるまでに、時間がかかってしまうことを理解し、会社全体の理解を得て対策を練る必要があります。

デメリット③業務内容やロボットの管理が困難

UiPathを導入するにあたって3つの管理が必要です。
しっかりと残しておかないと、大変なことになってしまい、その煩雑さやトラブルが起きやすい点はUiPathのデメリットです。
以下の3つをしっかりと管理することで、トラブルを防ぐようにしましょう。

  • 業務マニュアル
  • UiPath作成フロー
  • 作成済みロボットの管理

管理①業務マニュアル

今まで人が行っていた作業をUiPathに任せた時、きちんと業務マニュアルを残しておく必要があります。
その仕事から担当者が離れ、業務マニュアルを残さないまま退職してしまったら、万が一UiPathにトラブルが起きた際に、その仕事を理解できる人がいない状態になってしまいます。
また、業務マニュアルを残さない状態でUiPathを作成することは効率的とは言えず、不必要な業務をそのまま残してしまっている可能性もあります。

管理②UiPath作成フロー

UiPathを作成する際、面倒でも作成した内容がわかるフローを残す必要があります。
後からUiPathを見直した時、何の作業をしているかわからなくなってしまい、トラブルが起きた時など修正に時間がかかってしまいます。
一つ一つの操作に名前をつけることも出来ますので、併せて管理しておく必要があります。

管理③作成済みロボットの管理

作成したまま放置されたロボットは「野良ロボット」と呼ばれます。
勝手に作動してしまい、処理が行われ、データが書き換えられてしまったり、他社へメールを何件も送ってしまったりとトラブルの元となってしまいます。
作成したロボットはきちんと管理をして、明確化し共有できる環境がベストです。

UiPath導入までのプロセス

UiPathを実際に導入するまでのプロセスを説明いたします。
UiPathには3つのライセンスが用意されています。

  • 有償ライセンス
  • エンタープライズ用評価版
  • Communityエディション

それぞれ用途が異なり、利用できる機能やサポートが異なっています。
有償ライセンスを購入する前に2つのトライアルライセンスがありますので、機能を試してから導入するか決めることができます。

有償ライセンス

商用目的で利用できるライセンスです
有償となりますが、すべての機能と充実したサポートを受けることが出来ます。
取扱代理店でハンズ・オンやデモを行い、契約することがほとんどです。
取扱代理店によって金額は変わる可能性がございますので、契約の際確認してみてください。
1000台以上のロボットを管理することも可能ですので、大規模な自動化を行う大企業向けのライセンスです。
多くのロボットも「UiPath Orchestrator 」にて一括で管理することができます。
導入後の日本語でのサポートも充実しており、不明点があってもすぐに解決することができます。

エンタープライズ用評価版

すべての機能を試すことができるライセンスです。
利用期間は60日ですが、無償で利用することができます。
サポートは受けられませんが、有償ライセンスを利用する前にお試しで利用することができますので、おすすめです。
日本語サポートはありませんが、日本語のフォーラムで他のユーザーに質問をして疑問を解決することができます。

Communityエディション

個人ユーザーや一定の条件を満たす組織なら、無償で利用できるライセンスです。
管理機能に制限がありますが、中小企業などで、小さい規模で使用したい場合はおすすめです。
サポートを受けることはできませんが、日本語のフォーラムがありますので、他のユーザーに質問をすることができます。
UiPathのホームページよりアカウント登録をして、アプリをダウンロードすれば使用することができます。

UiPath開発

UiPathを開発する際はUiPath Studioを利用します。
ロボットにして欲しい操作を400種類以上のアクティビティから選んで、ドラッグ&ドロップするだけで、フローを作成することができます。
作成するためには、いくつかの準備と心構えが大切です。

①業務フローを明確にする

UiPathには人が行っている操作を1つ1つ命令して記録させるため、細かな業務フローを作成することが大切です。
その際、今までの業務内容を見直し、不必要な業務を省くことで業務改善ができます。
わかりやすく、効率よく作業を行えるように、細かく丁寧な業務フローを作成しましょう。

②担当者を明確にする

自動化を行う部署、担当者を明確に決めましょう。
最初は学習を行い、トレーニングをする必要がありますので、部署を作りプロジェクトを立ち上げることが大切です。
プロジェクト内で、きちんとした目標を立てて、役割を分け、自動化に向け協力することが大切です。
プロジェクトの中には、実際の開発者だけではなく、他部署との連携や費用・工程を調整する役割も必要です。
まずは、長期的にプロジェクトを立ち上げ自動化へ向かっていくことが、自動化成功の秘訣と言えます。

③まずは小さなロボットから

まずは、簡単で作業が複雑でない業務から作成しましょう。
少しずつ作って、チェックをしてきちんと動作するようであれば、次の工程へと進みます。
小さなロボットを作り、組み合わせることで、複雑な業務の自動化を目指します。
最初から大きなロボットを作ろうとしても、エラーがあった時に修正箇所がわからなくなってしまい、余計に時間がかかってしまいます。
まずは小さなロボットから作り始めることをおすすめします。

③社内の理解を得る

自動化の運用を進めるためには社内全体の理解が必要です。
今まで人が行っていた仕事をロボットが担当するため、自動化担当部署のみで運用を行うことはできません。
人とロボットの役割をそれぞれ明確化し、社内全体で協力して自動化プロジェクトを進めていくことが大切です。

UiPathに関する資格

今後RPAの需要はますます増え、RPA開発者の数や求人も増えていくでしょう。
UiPathは世界的に大きく有名なツールのため、RPAツールの中でも需要は高く、UiPath開発者の能力は高く評価されます。
UiPathの開発専門家として証明できる「UiPath 認定資格(UiPath Certified Professional:略称UCP)」が用意されています。
残念ながら今のところは、受験言語は英語のみですが、いずれ日本語が追加される可能性もあります。
資格は2段階あり、誰でも受験可能な資格と実務経験6ヵ月以上推薦のプロフェッショナル向けの資格があります。
それぞれの資格に向けた対策トレーニングや模擬試験もありますので、しっかりと対策をして試験に挑むことができます。
資格を取得することで、よりUiPathの理解を深めることができますし、UiPathの専門家として高い評価を受けることができます。
UiPathを導入したら、資格を取得し、より知識を深めていくことをおすすめします。

UiPathまとめ

UiPathは今、世界中で最も注目されていて、急成長しているRPAツールです。
直感的な操作で使いやすく、サポートも充実していて、中小企業から大企業までそれぞれに合わせた規模で取り入れることが出来るからです。
今の仕事を改善するのであれば、RPAでの業務自動化がおすすめです。
その中でも、多機能で導入しやすいUiPathを選べば間違いありません。
UiPathで働き方改革を始めてみましょう。