UiPathとは?売り上げシェアNo.1のRPAをWinActorと比較してみた

目次

UiPathとは

UiPathの概要

UiPathとはニューヨークに本社があるUiPath社が開発したRPAツールです。
400以上の命令を組み合わせて、一連の自動化の作業を作成することができます。

視覚的操作が可能で、実際の操作を記録するレコーディング機能もあります。
UiPathには3つのソフトウェアがあり、それぞれの役割を組み合わせることで実際の業務自動化が可能になります。

  • ロボットへの命令・シナリオを作成する「UiPath Studio」
  • UiPath Studioで開発したプログラムを実行させる「UiPath Robot」
  • 複数のロボットを管理する「UiPath Orchestrator」

また、無料で学習できる「UiPath Academy」や日本語でのサポートも充実していて導入後も安心して利用できます。
「RPAプラットフォーム」と呼ばれる大企業向けの開発環境と、「Communityエディション」と呼ばれる個人や中小企業が無償で利用できる開発環境が用意されています。

UiPathの導入実績

UiPathでは、サーバー型とデスクトップ型の両モデルが用意されています。

中小企業でも導入出来る規模から、1,000台以上のロボットを管理できる大企業向けの規模まで幅広く備わっています。
そのため、世界中で今最も注目されているRPAツールで、グローバルでは6000社以上、日本でも1,500社以上の導入実績があり、誰もが知る大企業から中小企業、官公庁や自治体まで幅広い業界で採用されています。

  • ナカシャクリエイティブ株式会社
  • ポリプラスチックス株式会社
  • 日本通運株式会社
  • 出光興行株式会社
  • ブリヂストンファイナンス株式会社
  • NECマネジメントパートナー株式会社
  • 株式会社ビズリーチ
  • 伊藤忠プラスチックス株式会社
  • 住信SBIネット銀行株式会社
  • JXTGエネルギー株式会社
  • 早稲田大学
  • SCSKサービスウェア株式会社
  • 株式会社マイナビ
  • 日立キャピタル株式会社
  • 日本リック株式会社
  • 株式会社サイバーエージェント
  • 株式会社オプテージ
  • 多摩市、別府市、南砺市、加賀市
  • 茨城県
  • 伊予銀行
  • 株式会社マルハン
  • 株式会社リコー
  • 帝人株式会社
  • 日本取引所グループ

このような名だたる組織がUiPathを採用し、業務効率化、労働力確保、作業時間・残業時間削減に繋がったと答えています。
特に多くの企業から導入のきっかけとして「使いやすさ」「学習のしやすさ」「情報量の多さ」が挙げられています。

RPAツールの中には、マニュアルが日本語非対応や、導入後の支援が不十分のツールも多い中で、導入後の不安が一掃できるUiPathが多くの企業に支持されています。

また、グローバル企業からも強く支持されており、国内から海外へ適用業務を広げる際、あらゆる言語や地域で活用出来、規模に応じた拡張ができると評価されています。

UiPathで提供されているライセンス

UiPathには2022年3月現在、3つのライセンスが用意されています。それぞれ用途が異なり、利用できる機能やサポートが異なっています。
有償ライセンスを購入する前に2つのトライアルライセンスがありますので、機能を試してから導入するか決めることができます。

  • 有償ライセンス
  • エンタープライズ用評価版
  • Communityエディション

有償ライセンス

商用目的で利用できるライセンスです
有償となりますが、すべての機能と充実したサポートを受けることが出来ます。
取扱代理店でハンズ・オンやデモを行い、契約することがほとんどです。
取扱代理店によって金額は変わる可能性がございますので、契約の際確認してみてください。1000台以上のロボットを管理することも可能ですので、大規模な自動化を行う大企業向けのライセンスです。
多くのロボットも「UiPath Orchestrator 」にて一括で管理することができます。
導入後の日本語でのサポートも充実しており、不明点があってもすぐに解決することができます。

エンタープライズ用評価版

すべての機能を試すことができるライセンスです。
利用期間は60日ですが、無償で利用することができます。
サポートは受けられませんが、有償ライセンスを利用する前にお試しで利用することができますので、おすすめです。
日本語サポートはありませんが、日本語のフォーラムで他のユーザーに質問をして疑問を解決することができます。

Communityエディション

個人ユーザーや一定の条件を満たす組織なら、無償で利用できるライセンスです。
管理機能に制限がありますが、中小企業などで、小さい規模で使用したい場合はおすすめです。
サポートを受けることはできませんが、日本語のフォーラムがありますので、他のユーザーに質問をすることができます。
UiPathのホームページよりアカウント登録をして、アプリをダウンロードすれば使用することができます。

UiPath vs WinActor 各種比較

比較項目UiPathWinActor
スケジュール起動Orchestrator/タスクスケジューラWinDirector/タスクスケジューラ
ロボット動作個人PC上/自律型個人PC
シンクライアント対応対応アリ対応ナシ
SAP対応対応アリ対応ナシ
ブラウザ対応IE,Chrome,Firefox
(Edge)
IE,Chrome
(Edge,Firefox)
ロボット実装方法操作記録、UI、画像座標操作記録、画像座標
個人利用の可否×
実際の操作感モダンなUIVer7以降、モダンなUI
サポート体制国内・海外含めた企業群国内SIerが中心
費用感(参考)約5万円~/月(Studio)約7.6万円~/月(フル機能版)

基本的な操作やシナリオ作成では差がつかないので、細かい面で差が生じうる面でそれぞれの機能を見てみます。

機能全体を見てみると、UiPathのほうが若干優れているように見受けられます。ただ、これはさまざまなRPAにおいて言えるのですが、「この機能があるからこのRPAを選択する」といった形で、機能差でRPAを選択することはあまりないと思われます。

というのも、選考の過程で重要となってくるのは、費用や実際の操作感、サポート体制だからです。

ただ、費用面で見ても、UiPathとWinActorでそこまで差があるわけではありません。表に示したのはあくまで参考価格ですが、両製品で有意に価格差があるようには見受けられません。

個人的に感じた一番の違いは、「ツールを取り巻く企業群・ユーザー層」にあると思われます。

WinActorの方は、導入企業・導入パートナー企業とともに日系企業が大半を占めており、WinActorの開発元であるNTTアドバンストテクノロジ社の色を反映している印象があります。対してUiPathは外資系のツールともあって、WinActorに比べて様々な企業が関わっている印象があります。個人や小規模事業者が無償で利用できるのもツールに関わる風土を反映していると思われます。

「ツールの利用に、企業文化なんか関係あるの?」と思われるかもしれませんが、企業文化はツールの開発やサポートにも反映されています。自社の企業文化や取引企業の企業文化を踏まえてツールを選定するのもひとつの視点です。

UiPathまとめ

  • UiPathは世界的シェアを誇り、日本でも売り上げNo.1を誇る
  • 開放的なユーザーコミュニティがあり、個人でも学習可能
  • 機能に関してもWinActorと比べて充実した傾向にある
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