「クレジットカードや電子マネー決済を導入したいけれど手続きが面倒」、「複数の決済に対応したいけれど情報管理が大変」といった悩みは、決済代行会社が解決してくれます。決済代行会社は、いわば企業の大切なお金を預ける業者のため、信頼性が高いかどうか確認が必要です。また、自社に適した決済代行会社を選ばなければ、そのメリットを十分に得られません。

そこで今回は、決済代行会社の選び方5つと、信頼性が高い業者10社をご紹介します。

決済代行会社を利用するメリット3つ

決済代行会社を利用するメリットについて、利用しない場合と比較しながら詳しくご紹介します。

1.クレジットカード決済を簡単に導入できる

クレジットカード決済を導入する場合、自分で決済会社と契約する必要があります。複数社と契約を交わすために複数の審査を受けるのが面倒な方は多いのではないでしょうか。決済代行会社は、クレジットカード会社と利用者の間に入り、カード決済や口座振替などの決済システムを提供する業者です。

決済代行会社を利用すれば、複数のカード会社と契約を交わす必要がありません。決済代行会社がまとめて審査を代行してくれます。

2.セキュリティレベルが高い

決済代行会社は預かったお金を企業へ支払うことが責務のため、非常に高度なセキュリティ対策を行っています。セキュリティコード認証や3Dセキュアなど、より高度なセキュリティオプションを提供する決済代行会社もあります。

また、カード情報は決済代行会社が管理するため、情報管理のリスクがありません。

3.経理作業の負担が大幅に軽減される

複数の決済サービスと契約する場合、それぞれの業者の支払いサイクルで入金されます。そのため、頻繁に経理作業が発生します。決済代行会社を利用すれば、入金サイクルが一元化されるため、経理負担を大幅に軽減できるのです。

決済代行会社の選び方のポイント5つ

 

自社に合った決済代行会社を選ばなければ、そのメリットを十分に得られません。決済代行会社の選び方のポイントを5つご紹介します。

1.自社に合った決済手段か確認する

企業間取引や一般消費者向け、ECサイト向けなど、さまざまな利用シーンを想定した決済手段があります。決済代行会社によって決済手段が異なるため、自社との相性の確認が必要です。

例えば、ECサイトではクレジットカード決済のみならず、コンビニ決済や後払い決済など多種多様な決済手段に対応することで、顧客の新規開拓のチャンスを得られます。また、観光客が多い路面店であれば、海外決済に対応している決済代行会社を選んだ方がよいでしょう。

決済手段は自社の売上に深く関係するため、慎重に選ぶことが大切です。

2.資金繰りを踏まえて入金サイクルを選ぶ

入金サイクルは決済代行会社によって異なります。月1~2回のサイクルでの入金が一般的ですが、オプションで入金サイクルを短縮できる決済代行会社もあります。資金繰りにもかかわるため、自社に合った入金サイクルの決済代行会社を選びましょう。

3.サポート体制の質を確認する

決済代行会社は企業のお金を預かる立場のため、十分なサポート体制が構築されていることが求められます。多くの企業がメールや電話でサポートをしていますが、中には24時間対応のような手厚いサポートを提供している決済代行会社もあります。

具体的なサポート内容と対応時間について事前に確認しておきましょう。

4.事務処理を効率化できるか

決済の処理方法には、次のような種類があります。

一括処理・・・一覧画面から複数選択して一括で処理する方法
ファイル処理・・・CSVファイルに処理内容を用意して一気に数百件を処理する方法
自動検知・・・コンビニ決済やペイジー決済に割り当てられる支払い番号を自動取得して、決済完了ステータスを変更することで入金消込が不要になる機能

自社に合った処理方法を導入している決済代行会社を選びましょう。

5.信頼性が高い企業が提供しているか

決済代行会社は、いわば企業のお金を一時的に預かる立場のため、信頼性については最優先で確認が必要です。どれだけ優れた機能、サービスを提供していると謳っていても、信頼性が低い企業だと嘘の可能性があります。

多額の預かり金をもって計画倒産のような大問題が起こる可能性もゼロではないため、信頼性が高い企業を選ぶことが大切です。

信頼性が高いおすすめの決済代行会社10選

決済代行会社の中から1つずつ特徴を調べるのは大変でしょう。そこで、信頼性が高いおすすめの決済代行会社を10社ご紹介します。

1位:GMOペイメントゲートウェイ

GMOペイメントゲートウェイは、国内と海外の両方に対応している決済代行会社です。国内向けとしてクレジットカード決済やコンビニ決済などを自由に選べる「PG マルチペイメントサービス」、海外向けとして海外の顧客からの支払いを円で入金できる「他通過クレジットカード決済」などを提供しています。
国内外に顧客がいる企業は導入を検討してはいかがでしょうか。GMOペイメントゲートウェイについては、こちらで詳しく紹介しています。

GMOペイメントゲートウェイのおすすめポイント

2位:PAYGENT

PAYGENTは国内最大手の株式会社エヌ・ティ・ティ・データと業界最大手のクレジットカード会社三菱UFJニコス株式会社の折半出資企業です。培われた優れた信頼性により、多くの企業に導入されています。

また、ビジネスモデルや希望に合わせた決済手段を一括導入できるため、即効性が高い導入効果が期待できます。1つのモジュールで全ての決済を導入できる「モジュール組み込みタイプ」、事業者のサイトからPAYGENTのシステムにリンクするだけで導入できる「リンクタイプ」、メールリンクから決済できる「メールリンクタイプ」など、便利な決済手段を導入しています。

PAYGENTについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

PAYGENTのおすすめポイント

3位:ZEUS

ZEUSは、1999年にはクレジットカード決済代行サービスの展開を始めた決済代行のパイオニアです。今では生命保険事業や損害保険事業を展開するSBIインシュアランスグループに導入されるまでに成長しています。

多種多様な決済システム、24時間有人カスタマーサポート対応というように、充実したサービスを提供しています。

決済システムには、ZEUSの決済画面にリンクすることで導入できる「画面遷移型」、事業者のクレジットカード情報入力画面にプログラムを組み込む「トークン型」、「SSLサーバーを構築して決済情報を取得し、ZEUSに送信して決済処理する「データ伝送型」などがあります。

ZEUSについて詳しくは、こちらの記事で解説しています。

ZEUSのおすすめポイント

4位:ロボットペイメント

ロボットペイメントは、決済手数料が2.65%~と業界最安値の決済代行サービスです。接続方式には、サイトにリンクを埋め込むだけでよい「HTMLリンク方式」、店舗ごとの項目やデザインを設定できる「Gateway方式」、決済データをCSVファイルにまとめて一括で決済できる「CSV方式」などがあります。

ロボットペイメントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

ロボットペイメントのおすすめポイント

5位:SMBCファイナンスサービス

SMBCファイナンスサービスは、決済代行サービスの導入におけるサポートや相談対応ができる決済代行会社です。接続方式には、決済ステーションで情報入力して決済する「画面連携方式」、事業者のサイト内で情報入力して決済ステーションに送信する「データ連携方式」、CSVファイルを決済ステーションに送信して一括で決済する「一括処理方式」などがあります。

SMBCファイナンシャルサービスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

SMBCファイナンスサービスのおすすめポイント

6位:三菱UFJニコス

三菱UFJニコスは、主要なクレジットカード決済に対応、コンビニ決済、ネットバンキング決済、口座振替など、多種多様な決済方法に対応している決済代行会社です。事業者の利用環境に合わせてサービスをカスタマイズできるオプションが多数揃っているため、決済代行会社を利用するメリットを享受しやすいでしょう。

QRコードを読み取るだけで決済できる「QRコード決済」、モバイル型決済端末の暮ピコで継続課金できる「クレピコ決済」などがあります。また、クレジットカードの承認結果や入金結果がリアルタイムで通知されるため、安心して利用できます。

三菱UFJニコスについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

三菱UFJニコスのおすすめポイント

7位:ヤマトフィナンシャル

ヤマトフィナンシャルは、初期費用がかからない決済代行会社のため、企業の立ち上げから間がなく、できるだけ経費を減らしたい事業者に向いています。オプションが豊富に用意されており、自社に合った決済代行サービスへカスタマイズできます。

ヤマト運輸株式会社として培ってきた事業展開ノウハウを活かし、的確なカスタイマイズの提案ができることが特徴です。また、主要なカードブランド、国際的なカードブランドにも対応しているほか、本人認証サービスや不正検知機能などを標準搭載しています。

ヤマトファイナンシャルについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ヤマトフィナンシャルのおすすめポイント

 

8位:ベリトランス

ペリトランスは、クレジットカード決済やコンビニ決済、電子マネー決済などに対応している決済代行会社です。中規模から大規模の会社までペリトランスを導入しており、豊富な実績に裏打ちされた安定したサービスに定評があります。

銀嶺やPayPalなどをいち早く導入していることから、時代の変化に随時対応できる会社と言えるでしょう。また、事業者のビジネスモデルに対応した多彩な決済手段を提供しているため、顧客のニーズに速やかに対応できます。さらに、クレジットカード情報を保持せずに済むトークン型やリンク型を採用し、セキュリティオプションも豊富に用意しています。

ペリトランスについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ベリトランスのおすすめポイント

9位:ソニーペイメントサービス

ソニーペイメントサービスは、16のカード会社と21のカードブラントに直接ネットワーク接続しているため、レスポンスが非常に早いことが特徴です。決済が早いことは顧客満足度や購買意欲に直結します。

また、セキュリティ性に優れた3Dセキュアのほか、独自の認証アシストサービスを導入しているため、安心して利用できます。

ソニーペイメントサービスについては、こちらで詳しく解説しています。

ソニーペイメントサービスのおすすめポイント

10位:SBペイメントサービス

SBペイメントサービスは、QR決済やオンライン決済など20種類の決済方法に対応しています。また、多くの企業が信頼を置くセキュリティを採用しているため、安心して利用できます。

ソフトバンクのグループ会社のため、世間からの信頼が厚いことが特徴です。導入時には、経験豊富なスタッフが事業規模や商材に応じたカスタイマイズ提案をしてくれるため、導入に不安を感じている方に向いています。

SBペイメントサービスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

SBペイメントサービスのおすすめポイント

まとめ

決済代行会社を利用すれば、日々の経理業務の負担が大きく減るほか、クレジットカード情報を保持しないことによる管理労力の削減、多彩な決済手段による顧客満足度の向上などが期待できます。自社に合った決済代行会社を選ばなければ十分な効果を得られないため、事業規模やタイプなどを踏まえて慎重に選びましょう。