Adobe Signは普段の業務でも利用頻度の高いPDFを利用し、文書の送信、署名、契約書の管理までを一貫して行える電子サインプラットフォームです。

どこにいても契約書の家訓人を行うことができ、誰にでも簡単に操作できることから年間80億件以上の署名実績を誇るとも言われており、電子サインサービス導入を検討している企業の選択肢として挙がることも少なくありません。

ここではAdobe Signを導入することで、これまでの業務がどう変わるのか、電子サインサービスとしてAdobe Signのどこが優れているのかについてご説明します。

「Adobe Sign」とは

Adobeはデザイン系の企業の多くが導入しているPhotoshopやillustratorを始め、企業が利用する様々なアプリケーションを提供しています。

アメリカに本社を置くグローバル企業ということもあり、Adobe Signのセキュリティ基準は世界中で通用するものとなっており、この信頼性がAdobe Signの導入を決めた理由という企業も少なくありません。

電子署名は契約締結にかかる重要な事項であり、料金が安いからと言って無名の企業が提供するサービスを利用するわけにはいきません。

その点、Adobe Signであれば企業としての信頼性は高く、採用されているセキュリティについても問題はないと言えるため、選択肢の上位に来るのも当然と言えるでしょう。

電子署名を用いた電子契約やタイムスタンプ、電子上の手書きサインやAPI連携など、契約するプランによって利用できるサービスは異なるものの、日常的な業務、契約締結に必要な機能は備わっているため、紙の契約書からの切り替えもスムーズに進むはずです。

サービスを提供する企業の信頼性や安全性、サービス内容の全てにおいてバランスが良く、どのような事業内容であっても十分に活用可能なサービスであることは間違いなさそうです。

Adobe Signの特長

・多言語対応

Adobe Signの利用にあたっては、送信者と受信者のいずれも34言語から利用言語を選択することができます。

多くの電子署名サービスは日本語、あるいは日本語と英語のみ対応となっている中、34言語に対応しているAdobe Signは、グローバル企業にとって欠かせないサービスと言えます。

HIPAAやGLBAなど、アメリカの企画や規制にも対応しているため、世界規模のビジネスを行っている企業にとってのメリットは十分で、現在は国内のみの展開であっても、将来的にグローバル展開を視野に入れている企業には大きなメリットになります。

・Webサイトへ電子サイン欄の埋め込みが可能

Adobe SignにはWebサイトに電子サイン欄を埋め込める機能が搭載されています。

これを利用すれば自社のホームページに電子サインライン付きの申し込みページを作成し、オンラインで申し込みから契約締結までの流れを作ることができます。

・機能やライセンス数の柔軟なカスタマイズが可能

必要なライセンス数や機能は企業ごとに異なりますが、Adobe Signはライセンス数や機能のカスタマイズが可能です。

利用予定のない機能を省くことでコストを抑えることもでき、必要な機能だけを活用することができます。

また、Adobe製品の有料契約を行っている企業であれば、Adobe Signを新規に導入する際の相談や価格交渉もスムーズに進むはずです。

・従量料金制なし

契約書を作成するごとに月額の基本利用料金に加えて従量料金がかかるサービスもありますが、Adobe Signは従量料金不要です。

通常、基本料金+1通あたり数百円かかる料金が不要となれば、多少基本料金の設定が高めであっても、契約書作成数の多い企業にとってはコスト削減に繋がることが期待できます。

Adobe Signの活用例

・社内書類承認の時間短縮

社内で使われる稟議書は、通常文書を印刷して関係部署で確認をしてもらい、責任者が押印を行うことになりますが、関係部署が増えれば承認されるまでにかなりの時間を要することになります。

社内文書にAdobe Signを利用することで、関係部署の担当者宛に一斉に書類を確認してもらうことが可能になり、押印のための待ち時間が削減できます。

書類の確認は社内にいる時だけでなく、出先であっても可能なため、担当者の手を煩わせることもありません。

・工事請負契約の承認フローをスムーズに

Adobe Signでは「順次処理」、「並列処理」といった承認フローの設定が可能です。

これを利用すれば建設会社が工事請負契約を締結するまでにかかる時間を大幅に削減することができます。

これまでは各部門の担当者一人ずつが契約書の確認を行っていたため、どこかで承認が滞ると次に回すことができませんでしたが、「契約書を作成」、「部門担当者に同時にメール送信」、全員の署名が完了次第次の承認者にメール送信」というフローを設定すれば、最後の署名が終わった時点で全員が署名した契約書がクラウドに保存されるという流れが作れます。

・顧客からの申込書を電子化

契約のためにわざわざ来訪してもらうとなれば顧客の負担が増えることになるうえ、担当するスタッフの手間もかかるため業務効率が著しく低下することも考えられます。

申込書に不備があった場合など、再度来訪を促すことにもなるため顧客離れに繋がることもあるかもしれません。

Adobe SignはOfficeとの連携も可能なので、Wordで申込書を作成し、Adobe Signで入力可能な電子フォームに設定、顧客にそのフォームを送信するという流れを作ることもできます。

自宅で申込書に記入できるため顧客の手間を軽減、もし不備があったとしてもデータのやり取りだけで済むので郵送や来訪に比べると申し込みの受理、契約の締結までの時間を短縮可能です。

様々な申し込みフォームを作成、テンプレートとして保存しておくこともでき、受理した申込書をデータとして管理しておけば契約更新や申し込み内容変更といったケースにも素早く対応でき、顧客満足度の向上も期待できます。

Adobe Signの基本スペック

サービス名称 Adobe Sign
対応ファイル形式 PDF
無料版 あり(14日間・機能制限あり)
アカウント数 プランによる
導入企業 ソニー銀行、HITACHI、RICOHなど多数
価格 Acrobat Pro DC(個人向け):1580円 Adobe Sign小規模企業版(2〜9ユーザー):3882円/1ライセンス Adobe Signビジネス/エンタープライズ版(10ユーザー以上):要問合せ
他社サービスとの連携 可(Microsoft365、Salesforceなど)

Adobe Signの企業情報

会社名 アドビ株式会社 (英語表記:Adobe Inc.)
設立 1982年12月
所在地

【東京】
東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー

(元Marketoオフィス)
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー34F

【大阪】
(元Marketoオフィス)
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー18F