Test My Site(テストマイサイト)とは

Test My Siteは、モバイルを限定して、ウェブサイトのページの表示速度を調べることが可能なツールです。

老若男女問わず、スマホによる情報収集が行われる現代の中で、モバイルによるウェブサイトの表示速度は非常に重要です。ウェブサイトの表示速度が遅い事で、ページが開かないから他のウェブサイトへ移ってしまったり、ユーザーをイライラさせてしまったりと、購買意欲があるユーザーを逃してしまい、機会損失につながってしまいます。

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SEO対策として、検索順位を高く維持し、多くの人にストレスなくウェブサイトを閲覧してもらう事が出来るようにするためにも、Test My Siteによりページ表示速度を測定し、改善方法を提案してもらい、速やかに対策を取るようにしましょう。では早速、Test My Siteではどんなことができるのか?機能や利用方法について、詳しく見ていきましょう。

Test My Site(テストマイサイト)の機能

Test My Siteでは、ウェブサイトを読み込み、ページを表示させるまでにかかる時間を測定することができます。パソコンのウェブサイトには対応しておらず、モバイル限定となります。その他、ページ読み込み中に離脱してしまうユーザーの割合を把握する事も可能ですし、同業者のウェブサイトと自社ウェブサイトを比較し、どちらの方が、より素早くページを開くことができるのかを測定したり、ページ速度を速くするための対策について提案してもらったりすることが可能となります。

ページを表示するまでに時間がかかってしまい、読み込みが行われるまでに1秒加算されてしまう事で、CV率は20%も低下すると言われていますから、これらの機能を活用して、スムーズなページ表示を目指していきましょう。

Test My Site(テストマイサイト)の利用方法

Test My Siteには、TOP画面にURLを入力する部分がありますから、そこへモバイルサイトのURLを入力して右側の実行タブをクリックするだけです。数分でウェブサイトの診断を行う事が可能となっており、スピーディーに表示速度の測定や、分析を行う事が出来ます。

測定が終了すると、結果が画面に表示されます。

【SEOの教科書のTest My Site】
Testmysite-SEO

右側にモバイルの画像、左側に診断結果が表示されており、一番上の項目が読み込み時間、そのすぐ下には、読み込み中に離脱したユーザーの割合を表示させることができます。良好であれば、緑色で記載されており、普通であればオレンジ、注意が必要な場合には、赤でこれらの項目が表示されます。設定としては、5秒を超えると普通になり、8秒を超えると改善が必要と色分けされています。

ページ離脱者の割合が記載されているすぐ下には、詳しいレポートを出力するというボタンがあります。こちらをクリックすると、1週間程度で分析結果をレポートにして、メールで届けてくれます。メール内には、改善が必要となる項目の表示だけではなく、改善方法についても記載されています。改善が必要な部分は、クリックできるようになっていますから、その部分をクリックする事で、対処法を調べることなく、簡単にウェブサイト内を改善することができます。

先ほどのページ速度や離脱率の画面から下にスクロールしていくと、業種内での比較画面になります。同業種のウェブサイトに比べ、自社Webサイトが遅い場合には、改善が必要になると考えましょう。設定により、他業種との比較も可能になります。

そのままスクロールしていくと、サイトの速度を上げる、という画面になります。こちらでは、対策を取ることで、どの位の速度アップが可能になるのかが記載されています。秒数が記載されているすぐ下には、優先度の高い修正点を確認という部分がありますから、こちらをクリックする事で、改善策を表示することができます。

Test My Site(テストマイサイト)で提案される改善項目

Test My Siteから改善策として提案される項目には、

  • 画像の圧縮
  • GZIPでリソースを圧縮
  • リソースを圧縮
  • キャッシュを利用
  • スクロールを行わない場合に閲覧可能となるJavaScript/CSSをブロックする
  • リダイレクトの停止
  • 画像に表示されるコンテンツを先に読み込む
  • サーバーの応答時間の短縮

等があります。これらの項目の中で、訂正が必要と判断される場合、赤のバツ印が付きます。要検討の場合には、オレンジのビックリマーク、良好である場合には、緑のチェックマークがつきますから、一目みるだけで、改善が必要となる物を把握することが可能となっています。

提案された改善策を実行する

速度アップの為の改善策は上記の様にたくさん用意されているのですが、専門的な知識がないと難しいと感じる物も少なくありません。そのため、簡単に取り入れることができる改善策をいくつかご紹介したいと思います。

画像の圧縮

画像のフォーマットを適正にすることで、画像を表示するため時間がかかってしまうのを防ぐことができるのですが、その他にも、画像サイズを小さくする事でも、ページの読み込み速度を速くすることができます。
リサイズして画像を小さくする、もしくは画質を下げてアップする事でも、ページ速度を速くすることが可能です。

キャッシュを有効にする

.htaccess内に、

<IfModule mod_deflate.c>
SetOutputFilter DEFLATE
を入力するだけで、簡単にキャッシュを有効化できます。
こちらの入力は、mod_deflateがサーバーに存在する場合にのみ活用できます。
サーバーにmod_deflateがない場合には、GIF、JPGなどの圧縮をなくすために、
<IfModule mod_deflate.c>
SetOutputFilter DEFLATE
#圧縮しないファイル
SetEnvIfNoCase Request_URI \.(?:gif|jpe?g|png|ico)$ no-gzip dont-vary
</IfModule>

を入力する事で、キャッシュを有効にし、表示速度を速くすることができます。

Test My SiteとPageSpeed Insightsはどう違うの?

Test My Siteは、Googleから提供されたモバイル限定の速度測定ツールです。

ですが、同じくGoogleから提供されているPageSpeed Insightsというツールもあります。こちらもページ速度を測定することができるツールとなっており、PageSpeed Insightsの場合には、モバイルだけではなくパソコンを利用したウェブサイトの速度測定が可能になります。その他、PageSpeed Insightsの場合には、同業種を指定した上での検索を行う事ができませんし、Test My Siteの場合には、詳細レポートをメールで送ってもらう事もできるので、モバイル版でより詳しくウェブサイトのページ速度を測定したい場合には、Test My Siteを活用し、パソコンでのウェブサイトチェックを行う場合には、PageSpeed Insightsの方が便利です。

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Test My Site(テストマイサイト)にかかる料金

PageSpeed Insightsは無料で利用することができるツールです。Test My Siteも無料で利用することが可能となります。

Test My Siteの場合には、無料で詳細レポートをメール送信してくれるのですが、この詳細レポートも無料となっています。レポートは1週間程度で送信とウェブサイトに記載されていますが、実際には、30分から40分程度で配信されますから、比較的早く、レポートを手にする事が出来るでしょう。どちらも無料で何度でも利用することができますから、パソコン、モバイルとシーンに合わせて使い分けると良いでしょう。

以上、Test My Siteとはどんなツールなのか、機能や利用方法等について詳しく見てきました。モバイル版のページ表示速度測定ツールとして、いつでもスムーズにファーストビューが表示されるよう、活用してみてください。

ページ表示速度が速いと、CV率がアップするだけではなく、ウェブサイトの評価が上がり、SEO対策にも有効となります。Webサイトを立ち上げて年数が経過している場合や、記事数やコンテンツが増えてきた場合には、頻繁にチェックを行い、いつでもスムーズにウェブサイトが表示されるよう、対策を取っていくことが大切です。