ペルソナとは?

 

誰をターゲットにウェブサイトを運営するのか

商品を売るため、会社をPRするためなど、ウェブサイトを開設、運営するきっかけはそれぞれ違いがありますが、そのウェブサイトを見てもらいたいターゲットが必ずいることは同じではないでしょうか。一人でも多くのネットユーザーにアクセスしてもらえば、商品の売り上げアップに繋がるでしょうし、知名度もどんどん上がります。そのためにも、ある程度顧客のターゲットを絞ることがポイントになってきます。

しかし、実際にウェブサイトにアクセスする人がどんな人なのか目に見えるわけではないので、象徴的なネットユーザー像を設定する必要があります。

ペルソナは、その象徴的なウェブユーザー像を意味しており、ウェブサイトを開設、運営するにあたりマーケティングのひとつの手法として取り入れる必要があると言われています。

 

ペルソナ設定の違い

ペルソナと一言でいっても一般的なペルソナとSEO対策のペルソナふたつの設定があることをぜひ覚えておいてください。

SEO対策のペルソナとは、検索エンジンを使ったネットユーザーが関心を持つウェブサイトにアクセスするので、設定はネットユーザーに重きを置くパターンになります。そのため、ネットユーザーがどんなキーワードで検索してウェブサイトに辿り着くのか、ここがポイントになるので、まずはペルソナがありきでコンテンツを仕上げていくという流れになります。

一般的なペルソナ設定とは、自社のサービスや製品に関心を持つターゲットはどんな人なのか、それに的を絞るための設定で、理想とするユーザー像となります。うちで取り扱う商品はこういった人たちに手に取ってもらいたいと考える理想像です。売り出したいという思いが企業側にあるため、設定は企業側に重きを置くパターンです。この場合、流れとしては先に商品やサービスがあって、そこからペルソナを設定していきます。

これを踏まえて考えると、SEO対策の場合はどんなキーワードを軸としてコンテンツを作り上げていくか、ここが重要なカギを握ることになります。ただし、ネットユーザー一人ひとりにどんなキーワードを使って検索するか直接聞くことはできないので、ネットユーザーがどんなキーワードを用いて検索エンジンを使っているのか調べる必要がでてきます。

SEOに効果的なペルソナの選び方

 

なぜペルソナ設定が重要なのか

ウェブサイトを開設して運営するためになぜペルソナが重要になるのか、それは不特定多数のユーザーに対して大きく宣伝するよりも、ある程度ユーザーに的を絞って情報を配信することで、効率よくアクセス数を増やすことができて結果的に利益アップにつなげることができます。効率よくウェブサイトを運営するためにペルソナ設定が重要な役割を担うというわけです。

ウェブサイトにアクセスしてくれそうなユーザーが欲しがっている情報をコンテンツに盛り込むことでアクセス数や売り上げのアップに繋がるわけですから、ペルソナ設定は必要不可欠になります。例えばおおまかに的を絞るとなると男性か女性か、それとも性別は問わないか、年齢はいくつぐらいをターゲットにするかなど考えていきましょう。

 

ペルソナ設定のメリット

ウェブサイトを運営するためにマーケティングの観点から見ると、ターゲットを絞ることで具体的なコンテンツ作りが可能になります。こういうタイプの人にPRしたいと的を絞ることで、そのユーザーが何を欲しがっているのかが見えてきます。すると、そういったユーザーはほかにもたくさんいるので、多くの共感を得られるウェブサイトになるというわけです。

例えば、女性用の下着を扱うのなら、ターゲットは男性ではなく女性になりますし、取り扱う下着の種類が豊富なら年齢は特に絞らなくてもいいでしょうけれど、派手目の下着を取り扱うなら年齢層は的を絞ったほうがいいかもしれません。このように、ターゲットを絞ることでその人たちから多くの支持を得られ、共感してもらえます。

これらの作業を一人で担うとどうしてもイメージに偏りがでてしまうので、チームを作って複数で取り組めばそれぞれが持つイメージから一貫したコンテンツを生み出すことができるでしょう。

 

ペルソナ設定で必要となる項目とは

多くの人にウェブサイトを見てもらいたいという気持ちが前面に出てしまうとコンテンツがぼやけてしまうので、極端な話をすれば想像する人物を一人設定してしまうほうがいいいのです。

まずは年齢と性別、次に学歴、職業、収入、既婚か未婚か、趣味や住んでる場所、家族構成、SNSでどんな人と繋がっているか、その数は何人ぐらいか、休みの日はなにをして過ごしているか、出かける地域は何処が多いか、どんなテレビ番組を好んでみるのかなど、これらの項目を軸に架空の人物像を考えていきます。イメージしやすいように顔写真を使ってペルソナ設定をするケースもあります。

ペルソナ設定のやり方

 

架空の人物像を作り上げていこう

女性で年齢は20代半ば、専門学校を卒業して服飾関係の仕事をしている、年収は350万円、未婚で趣味はサーフィン、一人暮らしでSNSはサーフィン仲間とのつながりが多く、週末になると海にい出かけるのが日課、天気が悪い日はゲームに明け暮れることもある、などと具体的にイメージしてみてください。これがペルソナです。

ここで先ほどの下着の話を戻すと、女性であることのほかに、20代半ばという軸、サーフィンが趣味なので着替える頻度が多いなど、この三つを軸にするだけでもだいぶターゲットを絞ることができます。女性向けの下着というだけではだいぶぼんやりしていたところ、年齢や趣味などをペルソナ設定から抽出するだけで、コンテンツ作りのコツが明確になってきます。どんな色の下着がほしいのか、どんな形なら着替えやすいのか、どんな素材が心地いいと思うのかなど次々にコンテンツ作りのヒントが浮かんできます。

 

ペルソナが使うキーワードを改めて考えてみよう

ウェブサイトを作り上げていくためにペルソナ設定は必要不可欠ではありますが、同じように軸となるキーワードをどうするか、ここもしっかり考えていかなければなりません。ペルソナ設定をしたとき、このペルソナはどんなキーワードを使って検索してくるのか想像する必要があります。

もしもそのキーワードが的外れだったら、そのペルソナが検索するキーワードではウェブサイトはヒットしないことになるわけです。先ほどの下着の話で言えば、下着とはまったく関係のないキーワードを盛り込んでしまえばペルソナは永遠に訪問してくれないというわけです。

もしも同じ職場にペルソナに似た同僚がいれば意見を聞いてみるのもひとつの方法ですし、そういった第三者の意見は新鮮で頼りになることも少なくありません。また、インターネットから情報を仕入れるのもひとつの方法です。例えばネットユーザーが知りたい情報を検索するためによく使われているヤフーの知恵袋を使って調べてみるとか、関連する商品のレビューを参考にするのもいいでしょう。

ペルソナ設定をもっと深くしたいなら、ペルソナの深層心理も設定してみてはいかがでしょうか。なぜいま下着がほしいのか、いま手元にある下着ではなぜ不満なのかなど架空の設定をもう少し詳しく掘り下げてみてください。手元にある下着に不満なのは、もう着古して古くなった可能性もあれば、サイズアップ、サイズダウンしたことで不満なのかもしれません。ペルソナ設定はどんどん想像力を膨らませて、ウェブサイトのコンテンツをより良いものに仕上げていきましょう。