今回は少し変わった記事にしました。弊社、ベンチャーネットの事業の一角である、オウンドメディア構築の必要性・優位性についてお話しようと思います。
コーポレートドメインによるオウンドメディアが全盛期
現状、SEO対策における「絶対に検索順位が上がる」やり方は存在しません。
以前までは、中古ドメインからバックリンクを構築したり、キーワードを網羅して記事を大量に投下したり、などある程度高確なやり方がありましたが、Googleが全てにおいて対策をしている為、手法がなくなり(効果が薄くなり)つつあります。個人事業主であるアフィリエイターやブロガーの事業撤退が多いのもこの影響です。中規模以上のそういった事業を行っている方はほとんどがPPC広告などSEO対策とはまた別の形を模索しています。今までは通じたSEO対策のやり方が、薄くなり形を変えるコトは定期的にある為、今回もその流れに沿っていると思われます。
そして、次のやり方として現状1番効果的で成果が出ているやり方が、コーポレートドメインにおけるSEO対策です。
コーポレートドメインというのはSEOの教科書もそうですが、co.jp、もしくは.jpなどのその会社が1番使用しているドメインがコーポレートドメインに当てはまります。
SEO対策の手法に関しては結果論が多いです。ここ数年コーポレートドメインによる上位サイトが増えてきたと同時に、個人の小規模サイトがどんどん飛ばされ、結果、コーポレートドメインによるサイトが1番強いのでは?と言われ始めたのが2019年からです。以前までは、キーワードのカテゴリ毎(特にYMYL)に言われていただけですが、現状は全般に波及したと言っても過言ではありません。
コーポレートドメインの権威性が重要
一言でコーポレートドメインといっても運営履歴などから様々なドメインに分けることができます。コーポレートサイトは会社を立ち上げた際、自社の告知、及び銀行の審査などの為に会社の実態を表すために構築されていると思います。長年メールアドレスなどの活用でしか利用していないドメインでもあるはずです。新規で立ち上げたばかりコーポレートドメインはあまり意味がありません。様々な事業とともに成長して、現状自社内で1番権威性を持つドメインがコーポレートドメインであるケースが多く、その中で重要な要素は3点あります。
- お知らせ・リリース情報などの定期的な更新をしている
- できれば会社とWEBの運営が10年以上のドメイン
- コーポレートサイトだからこそブラックハットなどの過度なSEO対策をしたことがない
更新は行っていて運営は長い方が良いです。新しいドメインであればあるほど、古いドメインほど効果が現状でておりません。少なくとも3年以上は運営があると望ましいです。また、過去にブラックハットなやり方のSEO対策をしている場合、コーポレートドメインといえどもスパム認定になっている可能性がある為、こちらはあまりよくありません。
会社を立ち上げてコーポレートサイトは作ったけれど、ずっとメールでしか使用していなかった、過度なSEO対策はしていない・・・このようなコーポレートドメインが1番有効かと思われます。
コーポレートドメイン・コーポレートサイトの活用
弊社で受注しているオウンドメディア構築及びSEO対策にて、実績が出ている為、新規のクライアント用にデータを見せたりできるよう自社で構築し始めたSEO対策事業部のオウンドメディアがSEOの教科書です。こちらは2020年3月から構築を開始しました。
それぞれの各事業部の責任者が各オウンドメディアを担当しています。ここで1番先行して構築を行っているSEO対策の教科書のエイチレフスのデータを見てみましょう。
17日(記事を書いている当日笑)に若干アクセスが落ちてますが、現状、2020年8月から立て続けに起きているGoogleのバグやサーチコンソールの改変などの影響と思われます。本日までほぼアクセスは右肩の純増です。このようにアクセスを獲得してドメイン・サイトの権威性を高めていき、狙ったキーワードで上位表示していくのが今の流行りのやり方です。一般的に需要の多い一般名詞などをみても、大手のサブドメインを活用したコーポレートドメインによるオウンドメディアがほぼ検索上位を占めているのもこれらが要因となっています。
今後の課題として、ボリュームの少ないキーワードをどれだけ網羅してコーポレートサイトを上位表示できるか?が重要になります。特にGoogleのコアアルゴリズムアップデートは今後も重要キーワード(検索ボリュームの多いキーワード)に対して上位表示しているサイトに特化して進化すると思われるためです。
上げやすいドメイン、Googleに好まれやすいドメインこれらにあたるコーポレートドメインにて、他社(アフィリエイターや代理店)に頼らず、自社集客=オウンドメディアの構築は必須になっていくでしょう。
コーポレートドメインでのオウンドメディア構築
ベンチャーネットではクライアントの企業様のオウンドメディア構築をお手伝いさせて頂いていますが、アクセスが運べるオウンドメディア構築に必要な要素は実は弊社のようなSEO会社ではなく、クライアント側にあります。要素を簡潔にまとめると2点です。
- 自分(貴社)がいる業界の情報がWEBを見た時に足りない感じる。
- 自分(貴社)がいる業界の第一人者が自分(貴社)という自負がある。
上記2点がもし貴社に存在している場合、是非、ベンチャーネットにお声がけ下さい。弊社もオウンドメディアの責任者を事業責任者にしている理由は上記にあります。この状態の際に差し込めるコンテンツを作成できるか否かでオウンドメディアの将来性は大きく変わります。