モバイルフレンドリーとは?

モバイルフレンドリーが誕生したきっかけ

昔はインターネットに接続するために必要なものといえばパソコンが一般的でした。お世辞にもパソコンは安い買い物ではないですから、今のようにインターネットが世間一般に普及することは珍しい時代で、ウェブサイトを作成する際にターゲットになるのはパソコンを持っているユーザーでした。

ところが時は流れて、今は世代問わずスマホを持ち歩く時代になりました。据え置きのパソコンでインターネットに雪像していた時代に比べたら、格段にインターネットが身近なものになったため、これまで通りパソコンユーザーを相手にするだけではウェブサイトのアクセス数を伸ばすことが難しくなったのです。

そこで、ターゲットをパソコンユーザーだけでなくスマホのようなモバイルを使ってインターネットにアクセスする人たちにも広げる必要がでてきました。

モバイルフレンドリーとは、2015年4月に誕生したアルゴリズムで、スマホやタブレットを使ってインターネットにアクセスしたときにそれらに適した表示が最適化なされている状態を指しています。モバイルに対応させることをモバイルフレンドリーや、モバイルフレンドリー化と呼んでいます。

パソコンユーザーよりモバイルユーザーが多くなった

スマホやタブレットは手軽に持ち運ぶことができるので、いつでも好きなときにインターネットに接続することができます。そのため、パソコンを使うよりスマホを使う機会が多くなっているようで、ウェブサイトを運営していく際にはモバイルゆーーざー向けの運営も意識する必要があります。それを疎かにしてしまうと、スマホから二度とアクセスしてもらえなくなる可能性が高くなりますし、なにより検索順位が下の方に追いやられてしまいますので、早急にモバイルフレンドリー対策が必要です。

2015年にモバイルフレンドリーが誕生したあと、翌年2016年にもモバイルフレンドリーのアップデートがありました。ウェブサイトを1つのコンテンツとしてではなく、それぞれのコンテンツがモバイルフレンドリーの対象になりますし、モバイルで検索したときの順位だけに反映されますので、パソコンとは違う結果が伴います。

日本語はもちろんのこと、世界の言葉すべての検索結果に影響があるので、ウェブサイトを管理、運営する際には必ずモバイルフレンドリーも忘れずに対策を取っていきましょう。

モバイルフレンドリーのやり方

モバイルフレンドリーのおすすめのやり方

モバイルフレンドリーといっても3つのやり方があるので、それぞれ覚えて帰ってください。ひとつはダイナミックサービングタイプです。これはパソコンからアクセスしたときもモバイルからアクセスしたときも、ウェブサイトのURLアドレスは一緒のタイプです。それでもモバイル用に表示される仕組みは、ユーザーエージェント機能を使うためです。これによってモバイルからそのウェブサイトにアクセスすると、モバイルで表示するためのファイルが反応して、モバイル用の画面に表示されるという仕組みになっています。

もうひとつがセパレートタイプです。こちらは先ほどのダイナミックサービングタイプと違い、パソコンとモバイルそれぞれアクセスしたときのURLアドレスが異なるタイプです。そのため、アドレスが違うので検索クローラーにそれぞれのURLアドレスに巡回してもらう必要があるので、必ずそれぞれにアノテーションの設定を忘れないようにしてください。巡回クローラーが回ってこないと検索結果に表示されませんのでご注意ください。

最後にレスポンシブWebデザインです。こちらを選択する人が多いのは、Googleがおすすめしていることが一番大きな理由かもしれません。なぜGoogleがほかのふたつではなくレスポンシブWebデザインをおすすめしているのか、それはURLアドレスのみならずファイルも同じであることがポイントになっていました。しかも、ウェブサイトを運営、管理する側にとっても管理しやすいことからレスポンシブWebデザインが選ばれるのです。

モバイルフレンドリーの対応方法

まずは文字の大きさを調節してください。パソコンなら多少文字が大きくても問題なかったとしても、スマホで表示させたときに文字が大きすぎると読むのが大変です。スマホの小さな画面でも違和感のない読みやすい文字サイズを意識してください。また、Googleではviewportタグを使うようおすすめしています。これによってウェブサイトを訪問してくるデバイスのサイズ情報を拾うことができます。

さらにリンクはあまりくっつけないほうがいいでしょう。スマホの画面は小さいので、リンク同士が近すぎると間違って違うリンクをタップしてしまう恐れがあるので、できるだけリンク同士の距離は離すようにしてください。

そのほか、ホームぺージの表示を速くさせるためにブラウザのキャッシュを使ったり、コンテンツにある画像は最適化を行いサイズを出来る限り小さくしましょう。

モバイルフレンドリーかどうか確認しよう

モバイルフレンドリーテスト

こちらはGoogleが利用料金ゼロ円で提供しているツールです。お金は一切必要ありません。このモバイルフレンドリーテストを使えば、運営しているウェブサイトがモバイルでアクセスしたときに見やすい形に仕上がっているかどうか確認することができます。

モバイルフレンドリーテストとは?モバイルフレンドリーテストツールの使い方や機能
モバイルフレンドリーとは モバイルフレンドリーとは、ウェブサイトをモバイル表示に変換することができているかどうかを分析、改善する事です。 近年、…

ひとつは文字が適したサイズで表示されているかどうか、そのほかリンク同士がしっかり離れているか、ビューボートに関する設定なども調べることができます。やり方はウェブサイトのURLアドレスを入力するだけなので簡単です。もしもモバイルフレンドリーではなかった場合「モバイルフレンドリーではありません」と表示されますので、早急に改善していきましょう。

GoogleSearchConsoleを使う

Googleサーチコンソールもモバイルフレンドリーを確認できるツールです。モバイルユーザビリティレポートをご覧ください。ここにコンテンツがモバイルフレンド対応になっているかどうかを見ることができます。

Googleサーチコンソールで検索結果の状況を把握し修正する
検索ユーザーに満足してもらうウェブサイトを作ったものの、思ったように検索順位が上がらないことはよくあります。むしろどれだけ懸命にコンテンツを作っ…

このほかPageSpeed Insightsというツールもあり、こちらは本来ページ速度などの測定に使われることが多いのですが、モバイルフレンドリーになっているかどうかも確認することができるので、ぜひ一度試してみてください。

PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)とは?PageSpeed Insightsの使い方や機能
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)とは PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)とは、ウェ…

モバイルフレンドリーのために覚えておきたいこと

文字が小さすぎないこととか、リンク同士が隣り合っていないことなど条件がありますが、そのほかにも、例えばflashはモバイル向けのウェブサイトには適していないこともぜひ覚えておいてください。Flash対応のブラウザがモバイルには存在していないので、もしもflashがあった場合はそれ用のアプリが必要になります。

スマホはできるだけ不要なアプリをダウンロードしたくないと考えるユーザーが多いので、flash対応のウェブサイトだった場合は回れ右でユーザーが帰ってしまう恐れがあります。これはSEOの評価にも大きく響いてしまいますから、flashの使用は控えるようにしましょう。

また、スマホは片手で操作することが多いので、できるだけ操作が簡単なほうがスマホユーザーのためになります。そこで、スクロールはタテだけでウェブサイトを見れるようにしてください。そのために、コンテンツの幅が広すぎないように必ず調整しましょう。

最後に広告です。コンテンツを見るのに邪魔をするような大きいサイズで広告を表示させてしまうと、モバイルユーザーの作業を邪魔していると判断されてしまい、モバイルフレンドリーとみなされなくなってしまいます。広告は適度なサイズで表示させるようにしてください。

アルゴリズムとは?SEOでよく聞くアルゴリズムって何?
アルゴリズムとは? SEOにおけるアルゴリズムとは ウェブサイト運営者にとって、ライバルが運営するウェブサイトよりも優れたウェブサイトに仕上げる…