Avidemuxとは

フィルタが70種類以上搭載されている無料動画編集ソフト

Avidemuxは多種多様なフィルタを動画ファイルに設定できる、無料動画編集ソフトです。ぼかしやシャープ、ノイズ除去などの豊富なフィルタが標準搭載されており、理想の映像を思いのまま作成することができます。GNU GPLライセンスに基づいて、Microsoft WindowsやMac OS X、Linuxで使用可能です。

動画配信サイト投稿への動画ファイルの適合やTV番組を録画した動画のCMなどの不要部分のカット、動画ファイルの中の音声ファイルのみの抽出など、様々な動画編集を行うことができます。難しい操作はなく、ベーシック用とプロ用の中間のようなソフトといえます。

様々な動画フォーマットの編集や変換を行うことが可能

DVDにも対応しており、様々な動画フォーマットの編集や変換を行うことができます。AVIやMPEG、MOV、OGG、NuppelVideoをサポートしており、DivXやRAW、DVなどの高画質コーデックやMP3やWMAなどのオーディオにも対応しております。

わかりやすい構成のソフト

メニューやアイコンがわかりやすくまとまって配置されており、操作が難しくありません。メイン画面はプレビュー画面が大きく表示されており、タイムラインも表示されています。プレビュー画面を見ながらフィルター設定ができるので、はじめての方でもわかりやすく簡単に編集ができます。

avidemuxのインストール・操作方法のキャプチャ

ホスティングサイト「FossHub」で公開されており、その中の「Avidemux」のページからダウンロードします。使用環境が64bitの場合は「Avidemux 64-bit Windows Installer」を、32bitの場合は「Avidemux 32-bit Windows XP Installer」をクリックしてダウンロードします。セットアップウィザードが開始するので、流れに沿って進めてダウンロードを進めていきます。日本語化となっておりますが、初期状態では文字化けしている部分があります。日本語パッチをダウンロードすることで、日本語化することができます。

画面構成はこのようになっています。動画出力の画面がデフォルトで表示されているのが他の動画編集ソフトにはない特徴といえます。シンプルな画面構成で誰でも簡単に使うことができます。

コーデックを「Copy」以外で選択するとフィルタのボタンをクリックすることができます。標準で多数のフィルタが備えられており、フィルタをクリックして複数フィルタを選択することができます。

動画出力の画面の中からコーデックを選択

豊富な種類のフィルタを選択可能

音声もフィルタ変更が可能になっている

YouTube動画編集者がavidemuxを使ってみた感想

普段Adobe Premire ProでYouTube動画編集している筆者がavidemuxを使ってみました。
画面構成はシンプルでわかりやすいですが、音声と動画でそれぞれコーデックを選ばないといけない点や、組み合わせによってエラーが生じる点は初心者にとって難しいです。
また、使用者が少ないのか、ほかのフリーの動画編集ソフトに比べて記事や説明が少ない印象でした。
さまざななOSで対応している点は高評価ですが、個人的には同じフリーソフトならOpenShot Video Editorの方が使いやすく、AviUtlの方が高機能で説明が充実している印象です。帯に短し襷に長し、というのがavidemuxに対する私の評価です。

Avidemuxの使い方

編集したい素材の開き方や不要部分のカット

メニューの「ファイル」の中の「開く」を選択、若しくは主ツールバーの「開く」ボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログから編集したい素材の動画ファイルを開きます。

また、エクスプローラからファイルをドラッグ&ドロップしても開くことができます。カット編集により不要部分を削除する場合、ウィンドウ下部のスライダーを不要部分の頭までドラッグし「A」ボタンをクリック、スライダーを不要部分の末尾まで移動し、「B」ボタンをクリックすることで不要部分選択となります。メニューの「編集」から「削除」を選択することで、削除となります。

音声のみのカットと音声の差し替え

無圧縮出力の場合、音声を動画から削除することができます。上部メニューの「音声」の中の「トラック選択」を選択し、「音声トラック構成設定」の中の有効となっている「トラック1」のチェックを外して「OK」をクリックすることで音声のみカットとなります。画像編集などの処理を行ったあと「Copy」で出力すると音声が削除された映像のファイル作成ができます。

「音声トラックの構成設定」では、「音声トラック追加」を選択することでAACやMP3などの音声ファイルを指定することで映像の音声の変更ができます。「音声トラックの構成設定」の中の「トラック1「や「トラック2」を有効にすることで、多重音声としてファイル出力されます。

映像フィルタの適用

強力なフィルタ機能を搭載しており、ノイズ除去や輪郭のシャープ化、グレースケール、フェード処理なども行うことができます。フィルタ使用の際にはエンコードが必要となり、「映像出力」より「Copy」以外のコーディックの選択をすることでフィルタが選択可能となります。使いたいフィルタをダブルクリックすることで設定が必要なフィルタ設定が開いて、「アクティブなフィルタ」に追加されることで複数フィルタの併用が可能となります。追加したフィルタは、「プレビュー」にて効果を確認することができます。

Avidemuxのメリットとデメリット

Avidemuxのメリット

Avidemuxの1番のメリットは、使いやすいシンプルな画面設計になっていることです。わかりにくい配置と表示となっているので、迷わず快適に作業を行うことができます。また、無料のソフトなので無駄な費用を支払わず使い続けることができます。ベーシックとプロ用の中間のようなソフトであり、無料で多くの動画編集機能を搭載しているのは大変お得といえます。また、大きなプレビューとなっており、プレビュー画面を確認しながらフィルタ設定が可能です。動画修正は細かい確認が必要となるので、慣れていない方でも使いやすいソフトです。

Avidemuxのデメリット

Avidemuxの1番のデメリットは、日本語版となっていますが部分的に文字化けとなってしまうことです。ただし、日本語パッチを使うことで日本語化対応ができますので、問題はないといえます。また、追加するフレーム間に画面サイズの違いがある場合、エラーが発生してファイル追加が出来ない場合があります。この場合、あらかじめ素材の形式を揃えて置くことで解決します。

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