キーワードが重要。ウェブサイト制作にキーワードをどう使うか」にて説明したように、キーワードの絞り込みが大切なことがわかりましたが、その段階で分類やどう扱うべきか悩むこともあるはずです。たとえば「スイミング」と「水泳」は、どちらも根本的には同じ意味ですよね。そのためどちらを選択すべきか、迷うことケースがかならず出てきます。一見するとどちらも狙っていく方が、効率的なようにも見えますが、実はそうではありません。

このような問題に対応するために、本稿ではより詳しいキーワードの絞り込み方について解説します。

類似するキーワードをチェックする

検索キーワードを選び、絞り込むときには、類似する言葉がないかをよく見ておきましょう。

似ているキーワードであっても、一人ひとり使い方が違う場合があり、類似はしているものの別の検索意図の場合があるためです。たとえば「スイミング」「水泳」「競泳」は、どれも言葉としては、類似していますが、ほかにも同じ意味の言葉があるかもしれません。

検索意図が同じでも違うキーワード

検索意図が同じなのに、違うキーワードがある場合は注意が必要です。

キーワードを広げるときに、検索意図が同じ別の言葉を見落としている場合は、とくに注意してください。もし今検討しているキーワードよりも、見落としている言葉の方が、検索されている場合なら、かなりの痛手となる恐れがあるからです。できる限りSEOの効果を最大化するための、キーワード選びが大切ということですね。

より一般的な言葉・キーワードを選ぶ

ほかにもより一般的な言葉を選ぶことも大切です。たとえば同じ泳ぎでも「水泳」は使っても「競泳」は使いませんよね。

仮に競泳がある程度の検索ボリュームがあったとしても、おそらく使っているのは競技者や関係者が中心のはずです。そのため仮に検索結果で上位を取れたとしても、検索ユーザーが対象としている一般の顧客とは異なるため、成果に結びつきにくい恐れが高いことが分かります。

つまりターゲットとしている検索ユーザーが、一般的に使う言葉を選ぶことが大切ということです。もちろん競泳者がターゲットなら、逆に「水泳」を狙わないことが正解なので、その点には注意してください。

検索回数の多い方を選ぶ

先ほども少し触れましたが、似たような言葉があり、どちらも検索ユーザーが使いそうな言葉の場合は、検索回数が多い方を選ぶこともおすすめです。

すべてに当てはまるとは限りませんが、似たような言葉であれば、検索回数の多い言葉の方が、より一般的に使われている可能性が高いといえます。

たとえば「水泳」の検索回数は月間40,500回ですが、「スイミング」の検索回数は9,900回です。

つまり多くの人は、泳ぎについて話題にするときには、スイミングよりも水泳というキーワードを使っていると推測できます。より一般的な言葉でコンテンツを作る方が、ユーザーに響きますし、検索回数が多いということは、何よりも潜在的な顧客がいるということ。
「似た言葉があるときは、検索回数が多い方を選ぶ」と覚えておきましょう。

実際にキーワードで検索してみる

すべては無理でも、気になるキーワードやどちらを選ぶか迷っているキーワードがあれば、実際に検索してみることをおすすめします。検索結果は検索エンジンに、その時点で「検索意図に近い」と判断されたコンテンツが上位に並ぶものです。

もちろん検索意図とは外れたキーワードであることもありますが、基本的には最も検索意図に近いコンテンツが並んでいるはず。そのためどんなコンテンツが表示されているかをチェックしてみると、いろいろなことが分かります。

運営サイトと関連性の弱いキーワードのケース

とても似ているAとBというキーワードがあり、どちらを採用するか迷ってしまったら、両方で検索してみてください。するとじつは、どちらかのキーワードでは、かなり関連性が低いと分かることがあります。関連性が低いのであれば、上位表示を狙う意味もあまりなく、また検索意図的に評価されること自体が難しいでしょう。

似ているキーワードでも全く違う検索結果のケース

たとえば「水泳」と検索すると、水泳の連盟・ウィキペディア・スイミングスクール・水泳の効果など、多用な検索意図に対する答えを検索結果の1ページ目全体で応えている印象です。つまり「水泳」という曖昧なキーワードのため、検索エンジンがさまざまなニーズを満たすべく、種類の異なる検索結果を提供しているということ。

対して「スイミング」と検索すると、1ページ目はほぼすべてスイミングスクールのサイトが表示されました。これは「スイミング」で検索している人が、スクールについて検索しているケースが多いからだと推測できます。このように、かなり似ているキーワードでも、まったく異なる検索結果となるのはよくあること。製作するコンテンツに、最もマッチしていそうなキーワードを選択するようにしてください。

キーワードは検索結果を眺めることが大事

似ているキーワードを例に、検索してみる理由を説明しましたが、そうでない場合でも、検索結果を眺めることはとても大切です。
繰り返しにはなりますが、検索結果は検索ユーザーの検索意図に近いコンテンツを提供しようとします。

日々刻々と検索結果は変化していますが、それでも現時点で最も検索意図に近いと判断されたコンテンツが上位にいるということ。つまりコンテンツを製作するときには、どんな場合でもかならず一度は検索して、その結果を眺めてから検索意図を理解する必要があるのです。

また表示されているコンテンツを見るときには、1ページ目全体を眺めるようにします。なぜなら検索エンジンは、検索結果の1ページ目全体で、検索ユーザーのニーズを満たそうとするからです。なお検索意図に寄り添うコンテンツにするために、検索結果を参考にすると、どうしても似たコンテンツになってしまいます。

それを避けるために、オリジナリティのある要素を加えていくことが大切なのですが、あまりにも検索意図からズレてしまうとそもそも評価されずに上位表示できません。検索意図を満たしながらも、オリジナリティのあるコンテンツを作る、という難題をクリアできれば、かならずあなたのウェブサイトも評価されるはずです。

検索結果は検索意図にどこまでも近づいていく

検索結果は毎日変わっています。激戦区のキーワードになると、数時間置きにガラッと入れ替わる光景も多々あるでしょう。その理由も検索意図に合わせて、検索ユーザーのニーズを満たそうとしているからです。

コンテンツを作る側は、100%ニーズに応えるために製作することを目指しますが、厳密に言うとそれはできないこと。これは検索エンジンであっても同じで、すべての検索ユーザーを100%完全に満足させることはできないのです。ですが検索エンジンは、限りなく100%のニーズに応えるために、日々チューニングを繰り返しています。

こうして検索結果は、検索意図にどこまでも近づいていくのです。これがウェブサイトの製作者が、検索結果をよく見なければならない理由です。

検索するときはシークレットウィンドウで

検索結果をチェックするときには、いつものウインドウで検索すると、使っている人の行動パターンや位置情報から、自動でカスタマイズされた結果が表示されます。

そのため検索結果を調べるときは、だれが見ても同じ結果となる「シークレットウインドウ」を使いましょう。GoogleChrome・MicrosoftEdge・AppleSafari・MozillaFirefox、各ブラウザで呼び名は違うものの、それぞれで利用可能なのでぜひ活用してください。

今後コンテンツを製作するうえで、シークレットウインドウは度々利用されます。

シークレットウインドウとは?SEOでは正確な順位計測の為にシークレットウインドウを使います。
シークレットウインドウとは  シークレットウインドウってなに? インターネットにアクセスしたとき、何もしなければ履歴が残ります。いつ、どのタイミ…