イライラするのはなぜ?

労働環境における大きな問題が「人間関係」。
在宅ワークなどで、直接人と接する機会が減りつつありますが、チャットやメールの返信がない。文章の意味がわからない‥など、別のストレスが溜まることも。

労働環境だけでなく、人がイライラする原因は何なのか?
引用記事には「べき論」で物を考えるためと書かれています。
例えば、電車内でメイクをする人に腹が立ったとする。これは「車内でメイクをするべきではない」という信念があるからです。

もし、これが異文化圏であり、誰でも外でメイクをするような風習が当たり前にあるという地域だった場合「そんなものかな。」という程度で済むかもしれません。
ただし、生理的、倫理的なものほど、自分の信念が強い傾向にあるため、頭でわかっていても何か腹立たしい、納得しづらいことはあるかもしれません。

職場での怒りや悲しみ、理不尽さは多くの場合、人の考え方、いわゆる思考から来るもの。
「こちらが早く仕事を終わらせても、向こうが進まず、自分たちの遅れになる。」
といったようなことです。
これは「仕事のスピードはこうあるべき」という信念に相手が従っていないため、起きる現象。

当然のことですが、自分の常識=人の常識ではありません。
仲間にしてみれば「やたらに早いスピードでどんどん仕事を送ってくる。非常識なやつ。」と思っている可能性もある。

こういった場合「自分にとっての合理性は、相手にとっての不合理性」と、引用記事では述べられています。
違うものさしを押し付け合うため、統一した「合理性」という見解がない状態になってしまうのですね。

こういった状況を根本的に解決するには、結局話し合いしかありません。
少なくとも「合理性」というものさしが違っていることは確か。
その落としどころを探らなくては、全員「不合理な状態」に置かれることになります。
職場の雰囲気が悪いというのは、こうした原因があるせいかもしれません。

いわゆる風通しのよい職場は、会話やコミュニケーションが多いと言いますね。
不合理な状態を絶えず解決できる状態にある。
また自分の正義が相手にとって絶対ではないという状態を確認できるため、と思われます。

怒りという感情はともすれば、被害妄想を生みます。「嫌がらせで遅いんじゃないか。」というようなこと。
こういった状況になると、お酒の席で陰口が出てしまうことも。
「大体あいつは」と、仕事の方法に関係なく相手の価値観を否定することにまで発展しかねない。
これがエスカレートすると「いじめ」の構図ができてしまいます。

そうならないためには、話し合いが大事。
元を正せば、多くの場合「ものさしの押し付け合い」であることが多いもの。
そういう原因がわかり、相手に自分の価値観が通じるだけで、ある程度ネガティブ感情が治まることも多いのです。

ネガティブ感情が登場したら

とはいえ、仕事をやる上での信念は誰にでもありますね。曲げたくないこともある。

職場や仕事がらみでネガティブな感情が出てきた場合、まず書きだすことを引用記事では勧めています。
自分の感情を整理することですね。

例えば誰かのせいで、仕事の流れが遅い。そう思うこと自体は間違っていません。
思考の動機が「円滑に仕事を進めること」だからです。
この考えが他人に通用しないからといって、放棄することはありません。

その場合、感情に「仲間思いこころ」など名前を付けておくと有効であるよう。

また職場などの人間関係では、理不尽な要求を呑む羽目にもなりますね。
そういった自分を責め、ストレスが溜まってしまうこともあります。

これは自分の信念を捨てたことになるのか。
信念とは必ずしも我を通すことではありません。全体の流れが良くなるように、自分の意見は飲み込むこともあるでしょう。
それもまた「仲間思いこころ」としてもいいのではないか。

逆に多少仲間を犠牲にしても、自分の意見を大事にしたいときもありますね。
それも、また1つの考え方です。

どちらにしても、こういった考え方は1つ選択してしまえば、あとは未来に向かうだけ。ネーミングを付けておき感情を正当化するだけで、前に進みやすくなります。もちろん反省は必要ですが。

たまに爆発しておく

しかし、こういった考え方より、先に頭に来てしまうこともありますね。
思考より先に感情が出てしまうケースです。
そういった場合はトイレで叫ぶ、深呼吸をするなど儀式を設定しておくとよいでしょう。
感情を表に出すことで起きるトラブルも回避できます。
またある程度形にすることで、ストレスを溜めこまずに済みます。

生理的嫌悪など感情に近い部分であれば、あるほど、感情的に無理となってしまうもの。そういったときあまり心に負担をかけると、健康を害することにも。
「負担がかかったぞ、逃がすぞ」という行動を決めておくと、予防になります。

ネガティブな感情は、他人が存在する以上持って当たり前。最後は「人は人、自分は自分」と考え、過去は変えられない、今は変えられると心しておくとよいですね。