働き方革命の「仕組み」と「哲学」

カテゴリー: 働き方事例

カテゴリ一 記事一覧

求めるものは効率のよさではない Sansan株式会社

効率重視といわれる日本社会、しかしその反面、必要のない会議の存在など「効率のよさ」とは無関係な現象もあります。 こういった会議が重視される背景には、日本社会は「横並び」であることにより、効率を上げて来たという歴史があるから。 かつての高度経済成長期のように、一定品質の商品を量産しなくてはいけないとな

子供は社会が育てる freee株式会社

イクメンという言葉がすっかり当たり前になってきた半面、「形ばかりのイクメン」も問題になり始めている昨今。 そもそも男性が育児をすることは当たり前で、名称を付ける必要はないという意見もあります。 しかし、こういった議論があること自体、どこか育児が他人事になっている感も否めない。 最近目立つ児童虐待など

従業員もお客様である 株式会社ローソン

働き方改革に伴い、長時間労働は減りつつありますが、一方でサービス業界の働き方は、一向に改善されていないようです。 個人個人の生き方が尊重されるようになった今、消費の仕方も千差万別。 それに伴い、ネット通販や24時間営業も当たり前に。当然それに対応する人材が必要になる。 長時間労働だけでも大変だが、運

社員は何のためにいる 株式会社メルカリ

働き方改革が進む中、副業解禁も進められていますが、早くから副業を解禁しているのが、フリマアプリ運営でおなじみのメルカリ。 メルカリでは、フレックスタイム導入を始めとした革新的な労働形態が取り入れられていますが、その反面、在宅ワークは原則不可というルールもあるようです。 実はメルカリでは「改革」が行わ

必要な設備投資にお金をかけよ 創建ホーム株式会社

仕事の効率アップと言って、思いつくのが機械化やIT整備。 人でなくてもできることを機械に任せることで、人員削減が可能。 削減した人員には別の作業をしてもらい、業績アップにつなげる。 これが理想の「効率アップ」ですが、機械に任せる手間やお金だけがかかり、実態が伴わないこともあります。 また逆に、こうい

令和時代のキーワードは「物流」 日通商事

令和の時代を迎え、働き方改革が進み始めていますが、こんな時代のキーワードともいえるのが「物流」。 インフラ整備に伴い、ネット通販などが盛んになっている今の時代。 実店舗を介さずにモノを買うということは、個別配送が増えるということ。 また少子高齢化に伴い、買い物に行けない高齢者も増える。そういった人た

危機管理をワンランクアップ、株式会社メンバーズ

働き方改革に伴い進むテレワーク、出社しなくても働ける方法として、各企業で導入が進められています。 テレワークが進む主な理由は、多様な働き方の促進。 労働人口が減少している中、フルタイムで出社できる人材ばかりではなく、育児や介護休暇が必要な労働者や、障害を抱え通勤が困難な人、高齢者など様々な人材を確保

習うより慣れろ 株式会社リンク・ソリューション

グローバル化が必要な理由 多様な人材活用が叫ばれる働き方改革ですが、何のために多様な人材が必要なのか。 それを考えずに「多様性」という言葉だけにとらわれてしまうと、女性や障がい者の割合目標だけを達成すればよいという、実に無意味な結果に終わります。 多様な人材として挙げられる例に「外国人」がありますが

遠慮のいらない会社へ 株式会社サイバーエージェント

企業が福利厚生を行う理由は、社員個人の待遇を良くするという意味だけでなく、社内の空気を良くためでもあります。 仮に福利厚生がない場合を考えてみましょう。 社員の置かれている環境にゆとりがなくなる。ゆとりがなくなれば、他の社員を慮る気持ちもなくなる。 誰かがミスをした場合、フォローするのではなく「あい

社員に長く活躍してもらうには 東京ラインプリンタ印刷株式会社

高齢化社会に伴い、労働市場でも高齢化は進んでいます。 それに伴い企業が考えなくてはいけないのが「高齢者対策」。 高齢の社員を雇うために必要なこととして、健康維持があります。 高齢者の場合、病気を抱えている人も多い、また単純に体力がない。 そうでなくても、ふとしたことで体調を崩しやすく、また治りが遅い

長く働くということ 本田技研工業株式会社

人生100年時代、働き方に対する意識も、セカンドキャリアを考えておくなど、終身雇用制からの変化を迫られています。 これからの社会、老後が長くなっていくのは確かなようですが、それを踏まえて、キャリアをどのように形成していくのかは、難しいところ。 キャリア形成の方法としては、まず第1ステージと第2ステー

女性の活躍とは何か 資生堂

女性の意見が反映されない国、日本 男女共同参画基本法の制定から今年で20年、しかし世界の性別格差を評価した2019年のジェンダーギャップ指数は、調査対象153か国中121位。 前年よりさらに低い数値を記録、過去最低の数字になってしまいました。 この数値は、単純に男女の格差を比較しているもの。 労働率

介護離職防止へ SMBC日興証券

異例の週休4日が可能に 多様な働き方が進む昨今、SMBC日興証券では、ついに、介護離職防止のため、来春から、週休4日も認めるというニュースが発表されました。 また証券会社としては、異例の副業解禁も行うとのこと。 まず、週休4日は40代以上、理由は介護と限定するようですが、副業解禁と合わせて、大手企業

高齢者社会を見据えた企業へ 株式会社みずほフィナンシャルグループ

高齢者を戦力に 昨今の働き方が急激に変化していく理由に「IT化」があります。 AIにとって代わられる仕事などが議論にされるように、IT技術の進歩は目覚ましく、単調労働は遠からず、機械化されるとも言われる。 こういった流れを後押しするのが「少子高齢化」による人手不足。 モノ作りから接客まで、今まではマ

女性の活躍は地方から始まる 株式会社ふくや

人材不足は強みにもなる 人手不足が叫ばれる昨今の労働市場、介護など一部の業種では人材の「質の劣化」が問題視されるケースもあります。 しかしその反面、人材を選ぶ幅があっても、マンパワーを活かせていない会社もある。 人材の選択肢が少ないことは、必ずしも弱みとは限りません。 地方の場合、首都圏ほどに人材が

テレワークで広がる障がい者雇用 ジョブサポートパワー株式会社

テレワーク促進で見えてくるもの 今後の労働市場に欠かせないワードが「多様性」。 昭和型の働き方では、労働現場の主な戦力は男性、サポートする形で女性労働者がいるといった形がメインでした。 例外的に、退職者が元の職場で働いたり、また障がいのある人でも、一般企業に対応できる労働者は、一般企業で働くといくと

競争社会で生き残るために、カルビー株式会社

すべての労働者が働きやすくなるように。働き方改革にはそんなイメージがあります。 では、労働者が働きやすくなる目的は何か。目的の1つは企業収益を上げるため。 日本はいうまでもなく資本主義社会の国家。 働いて得た利益を労働者や会社に還元する、そのお金で企業を大きくする。 つまり企業とは「儲けがすべて」と

形にこだわらないこと増木工業株式会社

ノー残業は目的ではなく手段 2019年4月に施行された働き方改革には、ノー残業、同一労働同一賃金などいくつか目玉になる柱があります。 しかし、こういった言葉だけを守ろうとして本末転倒になっている企業も散見される。 そもそもなぜ働き方改革が必要なのか。 その大きな理由は、従来の日本型労働形態と、現在企

中小企業にこそ必要な働き方改革 エヌビーエス株式会社

働き方改革関連法案施行から、来年4月で1年。 それと同時に、中小企業でも、長時間労働に対して罰則が適用されるようになります。 大企業の場合、会社の体力が安定していることも多く、これを機に労働形態を見直す余裕があるケースが多い。 しかし、中小企業の場合、目先の利益確保などに手一杯でとても社内改革などを

大切なのは人を育てること、日本電産株式会社

言い訳をしない意識改革 働き方改革に伴い、過重労働は減りつつありますが、それでも仕事量は減らず、持ち帰り残業をしている企業が多いのもまた事実。 形だけのノー残業に終わっているケースも珍しくありません。 しかし、形だけ労働時間を減らしておけばよいと考える企業と、残業が多くあるような労働形態でよいのか?

まず目標を設定、味の素株式会社

長時間労働の是正を主な骨子とする働き方改革。 過重労働が減るのはよいが、元々そこまでヘビーな労働環境でもない。 むしろ残業代が減る方が困るなどの理由で、あまり大きな改革を遂げられない企業もあることでしょう。 しかし、有無を言わさずトップダウンで「16時半退社」を実行している企業があります。それが調味

人生とは働くこと 東レ株式会社

効率化は何のため? 働き方改革最大のテーマ「長時間労働の是正」に向けて、仕事の効率化を図る企業も多く見られるようになりました。 そもそも効率化は何のために行うのか。仕事の時間をなるべく短くするため。 しかし「何のために短くするのか。」というと、残念ながらその答えが「残業をしないため」という企業も、あ

まず女性が働きやすい会社に アステラス製薬

これからの労働現場で欠かせないのが「ダイバーシティ(多様性)」という視点。 2019年のラグビーWカップに出場した日本代表チームは、驚きの実力を見せつけ話題になりましたが、大躍進を遂げた理由の1つが多様な民族で構成されているチームであるということ。 他民族で成り立つチームが目指す「ONE TEAM」

安心感が職場に利益をもたらす 生活協同組合コープみらい

働き方改革がうまく行っている会社の事例を見て行くと、いわゆる「成果主義」的な概念を取り入れている企業が多く見られます。 労働の権利は労働者にあり、好きな働き方が選べるが、その代わり「結果を出す」という義務を果たせという考え方です。 正論ではありますが、結果が出せなかったらどうしようという安心感を欠い

好きなように働き結果を出すサイボウズ

社員全員が選ぶ「働き方」 働き方改革最大の目玉が「長時間労働の是正」。しかし労働時間を見直そうとすると、各社員の労働時間を考え直さなくてはいけない。 それだけで膨大な手間がかかってしまいます。そのため、目先の無駄を減らすだけに終わっている企業が多いのが現実。 しかし、そんな「労働時間の初期設定」自体

IT業界でも残業はなくせる SCSK株式会社

慣習を破る 働き方改革の大きな目玉である「長時間労働の是正」。 残業時間に法的な罰則規定を設けたことで、一定の効果が見込まれる反面、持ち帰り残業が増えている、仕事の量を減らさざるを得ないなど弊害も多く見られます。 残業が多い仕事といえば、IT業界。 24時間いつでもどこでもつながるインターネットとい

朝型勤務で残業をなくした伊藤忠商事

商社の慣習は理にかなっているのか? 働き方改革が進まない理由の1つに、残業があります。 今回の働き方改革の大きな目玉は「過重労働の禁止」。長時間労働に対して、罰則規定を設け、労働者の過重労働を防止するというもの。 具体的には、残業時間は月45時間以内と規定されています。 このため、各企業は仕事の効率

働き方改革~うまくいっているのは どんな会社か

グローバルな環境を活かしたイケア・ジャパン この4月からスタートした働き方改革ですが、ノー残業は形だけで持ち帰り仕事が増えている、仕事が終わらない。 また同一労働、同一賃金にした結果、正社員の給与が低下したというケースも見られます。 残念ながら、働き方改革関連法案施行で、すべての会社がよい方向へ行っ