改善されていない経費精算業務

職場の改善で、最初に考えられるのは「業務の効率化、自動化」。
ソフトに組み込めばよいロボットRPAも登場、さぞ現在の単純業務はスピードアップしているであろう。

‥と思いきや、ROBOT PAYMENTが都内在住の会社経営者・会社役員に意識調査を行ったところ、何と半数弱が「効率化されていない」という回答。
都心においては、効率化されている会社(自称)そうでない会社と真っ2つに分かれるようなのです。

経営者の実感として、まだまだ雑務が多いと感じる企業もあるよう。
では具体的に効率化されていない業務は何なのか?を見てみましょう。

効率化したい業務の内訳は?

この意識調査では「自動化したい業務」という項目があります。
その回答を見てみましょう。

第1位は「経費精算」
ある程度まとまって、やってくる類の計算がこれ。特定の時期に業務が忙しくなるという状態を改善できないということでしょうか。
だとすると、社員の残業調整はかなり難しいかじ取りになりそう。
ただし企業が小さい場合、雇用側がやっている可能性も高く、経営者が忙しさを体感しやすい作業ともいえる。

続いて第2位「伝票の起算、整理」3位が「取引先からの入金確認」
ひたすら経理が続きます。自動化したい、そして実際にできそうなものは経理関係ということでしょう。

この2つは、比較的、定期的な業務。しかし量が多いなど、面倒ではあります。
ここまですべてRPAに任せられそうな作業。
しかし、RPAは導入するのにコストがかかるなどの理由で、導入しているのは大企業であるのが現状。
企業の大半は「中小企業」 単純業務の効率化を行うのも大変なのかもしれませんね。

上位3つは、回答率が3割を超えています。他に3割を超えるものは「請求書発行」などやはり経理が目立ちですが、「勤怠管理」もランクイン。
残業の上限規制を行うには、労働者の働き方を把握することは欠かせませんが、その労力がまず大変であるよう。
「働き方改革」の導入は、想像以上の負担なのかもしれません。

意外に低ランク(13%がイエス解答)なのが「社内会議」。
このアンケート回答者は、会社経営者など雇用者側。会議については「参加する社員が意義を感じていない」可能性もあります。
このアンケート回答をした会社について、社員の回答も知りたいところ。

そして項目内での最下位は「営業担当とのコミュニケーション」
負担ではないのか、自動化できるイメージがないのかが不明です。

しかし、コミュニケーションがいつも対面である必要もない。
業務を細分化していくと、部分的に効率化できる所もあるのかもしれません。

「作業の全面自動化」となると、それ相応の準備が必要になります。
それは企業にとってはかなりの負担が予想される。現状の工夫をするだけで出来る効率化を図りつつ、自動化への下地を作るのが現実的でしょうか。

しかし中小企業の場合、社員への愛着が強いケースもあります。自動化してまでリストラやコストカットをしたくないという心理もあるかもしれませんね。