まだ灯りがついている

夜中近くに外を歩いていたら、まだ灯りが付いている会社がある。
「まだ働いているのか。」と思う。そういうことありますよね。企業の「残業度」は「点灯」という見た目で解ります。

この光景をリアルに撮影、公開しているのが「TokyoWorkers」
同社は「タイムラプス動画」という連続撮影した画像を動画にしたものをTwitter、YouTube、ブログで公開しているそうです。

対象企業は、電通を始め、大手企業が多数。見た目一発で残業状況がわかると、就活生を始め、今話題になっているようです。

大手企業がもれなくつるし上げ‥ということではないよう。
TokyoWorkersの意図はどこにあるのでしょうか。

発端は電通過労自殺報道、この件を受け電通は「22時消灯」を発表。
「本当に消灯しているのか?」が気になり、同社を夜に動画撮影、YouTubeにアップしたのが最初。

さらに「企業の残業をチェックするために、夜に企業に電話をかけている」という記事を書いた就活生がいたことなどから、「実際に目で見て解る」という方法はわかりやすくて面白いということで、撮影&画像アップが本格的にスタートしたようです。

最初は「面白さ」が先行していたものの、現在は「ワークライフバランスの意味を問う」という理由もあるよう。

仮に早めに消灯している企業があったとする。しかし、その企業の業績がどんどん落ちていたとする。
そうなると「ノー残業」は本末転倒になってしまいます。
そういったことを「自分の頭で考えてほしい」という意味があるようですね。

消灯が早いのはどこだ?

大手企業が複数撮影されているとなると「職種別の傾向があるのか?」が気になりますが、食品業界は早い傾向にあるよう。
身体を作る「食品」を作るのに「社員が健康を犠牲にしていては説得力がない。」ということでしょうか。

逆に遅いのは、IT企業、ベンチャー企業。ベンチャー企業の場合、これから会社がスタートしていく状況。多少、無理をしてでも、会社を立派にしていく方が優先されるのでしょう。
そう考えると「消灯時刻が早い」ベンチャー企業は逆に「会社としてうまく言っているのか?」という見方もできる。
入社前に、具体的にこういった状況がわかるのは、ありがたいですね。

次に「会社からクレームは来ないのか?」については、「今の所なし、そこまで知名度がない」という、やや残念な回答。

残念と言えば、TokyoWorkersの撮影チームは、当然夜仕事をしているわけです。
深夜、自転車で都内を回るので、朝がつらいこともあるよう。
ただし、基本的な業務に支障が出ないようにはなっているようです。

すべての日本人が夜寝ているという状況になれば、この仕事もなくて済む。
しかし、救急医療やコンビニ、インフラ整備など、今では欠かせない夜間業務もありますね。
そういった業種がある以上、ある程度夜に仕事をするのは仕方ないのかもしれませんね。