ある元サラリーマンの体験談

ワークライフバランスが叫ばれる現代ですが、休み取り放題、休日出勤率0
それでも出世するというのは、なかなか難しい。
しかし、これをやってのけた人物がいます。

それは堀公俊氏(日本ファシリテーション協会フェロー)。現在はフリーランスですが、それ以前はサラリーマンとして休日取り放題&出世コースを歩んでいたよう。
もちろん、この体験談、参考にした人が後を絶たないようですが「真似はしないように」と釘をさして、お話をされているよう。

堀公俊氏は、なぜこういった働き方が可能だったのか?そして他人が真似してはいけない理由とは?
ご本人の口からそれを語っている記事があります。

高プロの先駆け

まず堀公俊氏は、休みは取り放題の反面、移動中にも仕事をするなど、成果を出す工夫を怠っていません。

そして、複数の部署での企画を担当しており、どの部署でも何でも好きなようにやらせてくれる企業であったということ。

また副業を許す会社であったため、会社員時代から執筆活動も行い、それを本業にフィードバックしていたとのこと。

つまり、労働者に主体性や積極性、企画能力があり、会社側がそれを活かす環境であったということ。
この2つが噛み合わなくては、堀公俊氏の働き方は成立しません。

高プロ制度の先駆けとも言える働き方ですが、労働者、雇用者側の意識がかなり高くないと成立しない制度であることがわかりますね。

ハイリスクハイリターンにしないために
高プロ制度は、企業、労働者ともにかなりハイレベルでないと成立しない。
いろいろな要素がすべてキチンと噛み合ってはじめて有効になる制度、かなりハイリスクともいえます。

しかし、そこに関して堀公俊氏は参考になる話をしています。
漠然と「流動性の高さ、創造性の高さ」などといっても真似はしづらい、具体的には何をすればいいのか。

堀公俊氏は、米国マッキンゼーカンパニーが提唱した「7S」を引き合いに出しています。
戦略(Strategy)組織構造(Structure)(System)企業の価値観を共有すること(Shared Value)能力(Skill)人材(Staff)企業の文化(Style)がその7つ。

企業側だけで可能なのは、前者3つの改革。会社として戦略を持ち、そのために必要な組織を作っておく。
問題は後半の4つ。労働意識の高い人材に、企業の価値観をしっかり理解してもらい、行動に移してもらう。

まず労働者が優秀な人材であること、企業理念と一致した価値観を持つことが1番重要になります。
堀公俊氏の働き方は、この7つが高いレベルでバランスが取れた状態にあったからこそ可能だった。1つでも欠けてはいけないのです。

それだけ働き方改革は難しいとも言えますが、上の7つと現状を照合して、1つずつ改善していくことは可能。
まずそれを雇用者、労働者双方が考え見つけていくことが大事なようです。