どこから手をつける?働き方改革

働き方改革という言葉は今やだれでも知っている言葉。しかし実際にできている企業はそこまで多くないよう。
その貴重な成功企業の1つが日本ビジネスシステムズ。この会社に取材をした記事を読むと、働き方改革の進め方がわかります。

まず問題を見つける
職場の問題を見つけるのは、比較的簡単。「できる、いない」「やりたい、やりたくない」の2つを座標軸にして、4分割します。
すると「できるし、やりたいこと」「できるが、やりたくないこと」などに分かれますね。

解決方法は「できるが、やりたくない」「できないが、やりたい」の2つに絞られます。前者の場合、モチベーションを上げること、後者の場合、スキルを身につけることの2点が解決方法。
「できない、やりたくない」しかし、必要なことがあれば、この2点を行うことが必要。

それを具体的に考えて、解決方法を実行すればよいだけ。日本ビジネスシステムズは、的確に問題を捉え、解決方法を見つけるシステムが機能しているため、社内改革が順調に進むようです。

モチベーションを上げるには?

「できるけど、やりたくない」場合、人に任せるという方法もあります。
日本ビジネスシステムズはそのための社内SNS機能が発達。
Microsoft Surfaceを使ったIT整備や、在宅勤務制度。また1on1で指導を受ける。ブラザーシスター制度といった、縦関係ではなく、兄弟のような形でサポートする制度など、人をつなぐ体制が万全。これにより本人のモチベーションを上げることも可能。
問題を発見した時に声をあげやすくなります。

また職場の課題発見には「職場の問題かるた」を導入。ちなみに「き」は「聞かない、聞けない、微妙な空気」
1つカードを選んでみて「この状態、今ないかな」とチェックするのです。

大事なのは、これを選んだあと「あるある談義」で盛り上がらないこと。
それでは解決にはつながりません。
「聞かない」ケースをどのようにすればよいか?解決方法を必ず考えることが大事なようです。

やりたいことをやるには

日本ビジネスシステムズでは、勉強会「Boot Camp」があり、好きな時刻に受講可能。ちなみに時刻選択の幅が広いのは、社員からの要望があったから。

つまり、現実に日本ビジネスシステムズで起きていることは「社員が好きに発言して動く」ということ。
現実に仕事をしているときに「仕事のモチベーション、会社に貢献すること」など働き方改革に関することを意識して、社員が働いているわけではない。
色々なテーマが混在しているのが職場です。

そこから意見をピックアップして動くチーフハピネスオフィサーがいるのが、日本ビジネスシステムズ。実はこれは自称であって、正式な役職名が付けられないポジション。
「従業員を幸せにする責任者」という意味ですが、そのために人事に掛け合い、広報をしてと、実際の業務内容は従来の日本企業にはない形の見えないもの。

流動性の高さとまとめる仕組みがあることが、働き方改革成功の秘訣のよう。
なお、何をもって成功としているのか?というと、社内での投票「イノベーションアワード」です。すべてにおいて労働者の意思が反映できること、これがまず1番大事ですね。