残業意識に対する思わぬ結果

残業‥ダラダラやっているのも無駄な気はするけど、一斉消灯で持ち帰り仕事をするのも何だかな。
いや、そこで仕事を置いて帰れば、より効率の良い仕事が出来るのでは?など、色々な意見があります。
時刻通りに働いて、結果が出ないと逆に意味が無いこともある。

そんな残業に対する意識調査を「abcross for エンジニア」が、20~59歳の公務員・会社員1万145人を対象に行いました。

まず、日本の残業は多いと思うか?という問いには、総じて「非常に当てはまる、当てはまる」という回答が多い。
残業時間0の会社では率72.1%、そして残業が71~100時間のグループでは87.2%。
しかし残業が101時間以上のグループでは賛同率82.9%とやや低めになる傾向が。

「残業ゼロで終わるように企業・団体の幹部が仕事のやり方を考えるべきだ」という問いには、残業71~100時間のグループが、53.7%が「非常に当てはまる」と1番多く賛同。

また「「社会人として成長するためには、残業が必要なときもある」という問いには、残業0時間のグループで賛同率が41.3%と半数割れ。
31~40時間のグループが63.8%と最も高くなり、40時間を超えたところから、再び低下。

ただし、「非常に当てはまる」の項目については、残業時間と比例、101時間以上のグループでは23.9%が「非常に当てはまる」と回答。

勤務先の傾向により、残業意識が異なるという結果が見られます。

残業をなくしたい? 必要?

そんな会社に対して「自分の勤めている企業・団体で残業を減らすのは無理だと思う」という項目は、やはり残業時間に応じて増加。
0時間のグループの賛同率は24.2%ですが、残業71~100時間のグループは78.7%が賛同。

総合すると、残業時間0の会社では「世間の残業は多い、残業など必要ない。やればできる」という考え。

逆に中間では「必要なときもあるが、無駄なときもある。多分会社に言っても意味は無い」
多い会社では「必要なのでやっている」という考え方が見られます。

問題は「残業が無くていい」と回答は、無駄を省くという意味なのか、向上心が無くてもいい、ということなのか、どちらにも考えられること。

これについては残業する理由の回答結果にヒントがあります。
残業する理由は大きく2つ「担当業務で成果を出す」「残業代を稼ぐ」
前者は残業が多い会社に多く、後者は少ない会社に多い傾向があります。

一見すると「残業を多くすると成果は出る」と思いますが、この成果についての客観的な評価が無い以上「自己満足」という可能性もあり。
また成果が出たとして、健康や家庭にしわ寄せが着ていることも考えられる。

残業に対する客観的な評価が無い以上、残業に関するものさしは作りにくいと言える。また職種によっては、ある時期は残業続きだが、暇なときは暇という方法にならざるを得ないものもあります。

この場合の負担は、月の残業時間では測れない。まだまだ残業については、調べるべきことが多くありそうですね。