大企業のデメリットとは

大企業信仰が崩れつつあるとはいえ、大企業は、まだまだ就職先として「ステイタスのある会社」とされています。
その考え方が、大企業をダメにしている可能性もあるようです。

引用中の記事では「大企業の短所」が5つほど挙げられていますが、3つにまとめてみました。

上にいくほど「えらい」

大企業の構造は社長を頂点に、中間管理職、ヒラとピラミッド型になります。
この構造の場合、下に無能な人間が集まる可能性が高いとか。

というのは、有能な人間はどんどん上に行く、いきおい下は余った人間だらけになる。つまり無能集団であるという理屈。
しかし、ここで疑問がわきます。「出世する人だけが有能なのか?」ということ。

出世していく人というのは、リーダーの資質を備えた人ということ。
つまり上に行く人がある程度有能であるのは確実ですが、下にいる人間が無能とは言い切れないのです。

しかし、大企業の場合、上に行く人は「偉い」という考え方になっている。
すると、下にいる人間は「自分の職務を遂行」することより「上に行くこと、上に気に入られること」を主に考えるようになる。
本来の能力を活かせないまま、本当に無能化してしまうのです。

そして上に立つ人間は「自分がえらい」と思うあまり、自分の過去の成功体験にしがみつきがち。今の時代にそぐわない指示を出してしまう可能性が多い。
「偉い人、偉くない人」ができてしまうのが、大企業を「困った集団」にしているようですね。

仲間意識の限界

引用記事中では、人間が仲間意識を持てる人数の限界は150人とされています。
それ以上になると、利害関係など別の要素が必要になるのです。
大企業の場合、1つの部署に150人の人間がいることは珍しくない。
そうすると、隣の部署は下手をすると「敵扱い」されてしまうのです。
「隣の部署より結果を出すぞ」という妙な目標ができる。

この構図を会社全体で見ると、社内で足を引っ張り合い、何の結果も出ないということに。
いうまでもなく隣の部署は仲間。連携を取って、会社への貢献を高めるのが本筋ですね。

ずっと同じところにいる

大企業の場合、部署があります。そして「経理畑」などというように、1つの部署の中を異動することが多い。
流動性がなくなり、使えない人材がよけいに増えてしまう。たとえばある社員が、その部署に合っていなかったとしても「無能な社員」のまま終わってしまうのです。

そして最近の働き方改革に伴い、大企業ではノー残業が増えています。すると「仕事の外注」が増える。よけいに能力が身につかなくなるという悪循環が起きます。

逆にいうと、この3点をクリアすれば、大企業=大型チームなのですから、大きな成果を出す可能性は高い。
まずは「役職に就く人がえらいわけではない。」「適材適所」から始めるとよさそうですね。