意外に評価が高い「昭和的勤務」

働き方改革の骨子は「長時間労働の是正」。それに伴い、テレワークなど好きな時間、好きな場所で働く方法もどんどん取り入れられています。
新しい時代の到来という雰囲気ですね。逆に昭和世代にとっては「ついていけない」と感じることもあるかもしれません。

ではテレワークなどの働き方は、本当に今っぽいと思われているのか?
そして世間の評価は高いのか?
ワークスモバイルジャパンが現代のビジネスマンに「昭和的な働き方とは?」を聞いた調査結果があるようです。

まず「昭和っぽい」と感じる働き方No1は?
「有給・病欠・産休などの休暇が取りづらい」(56.3%)がトップ。休みたいときに休めない、休暇の取りづらさが1番昭和的なイメージを持たれるよう。
「平成なんだから、好きな時に休ませてくれよ」という心の叫びも入っているのかもしれませんね。

続いて2位「働く時間が長い」、3位は「残業が評価される」。頑張っている姿を評価するという根性論が昭和認定されているようです。
さらに4位「会社の飲み会は強制参加」、5位は「上司が退社するまで帰れない雰囲気がある」

会社に拘束される時間が長い、会社の比重が大きいことが昭和的。ワークライフバランスを重んじる平成サラリーマンには違和感が強い部分かもしれません。会議が多いなど、仕事の効率の悪さも「昭和認定」されているようです。

では、こういった昭和的労働に対する評価はどうなっているのか?
まず不満点、「残業が多い、仕事の効率が悪い IT活用が遅れている」
ネットのご時世、もっと何とかならないのか?という仕事の方法に不満が多いよう。
次に「社員の関係がプライベートにまで関わる」
ワークライフバランス重視、休みの日には仕事は完全放棄したい現在のビジネスマンには、この点も不評。

言われたことをやればよい「昭和的労働」

逆に評価されている点は、「年功序列で昇進」「残業代を稼げる」「社員同士の仲が良い」
社員の仲が良いというのはさておき、考えなくても昇進できる、適当に残業しておけば、給与が増える、という「昭和の楽な部分」が評価されています。
昭和的労働というのは、言われたとおりに動いていれば、ある程度評価される部分がある。それが現在のビジネスマンにも好評なようです。

最後に「今っぽい」と感じる点、第1位は「有給・病欠・産休などの休暇が取りやすい」続いて「帰りやすい」「残業と評価に関係がない」「フレックスタイム」「テレワーク」などが続きます。

現在のビジネスマンは「好きなように休暇を取りたい」と感じている。
労働形態は好きなようにさせてほしい、そして会社と自分は緩くつながっていたい。

しかし成果主義に関しては、「労働時間で算定してもらえる方が楽」と考えているようでもある。
本当はこの部分を変えて「結果を出す企業づくり」をしなくては、会社は生き残れないとも言われる。
昭和の遺産は、よくも悪くも企業内にまだ大きな影響を与えているようですね。