意外な点が高評価

「働き方改革」というと、サラリーマンなどをイメージしますが、主婦にも大きな影響があります。
主婦といってもワーキングマザーから、パート、夫の勤労事情を心配する専業主婦まで、立ち位置はさまざま。

彼女たちの「働き方改革」に対する意見は、どんなものなのか?
人材サービス『しゅふJOB』の調査機関「しゅふJOB総研」(2018年3月14日~3月28日)が主婦の皆さんを対象にしたアンケート結果が、公表されているようです。

仕事だけに生きる男性とは、違った形の「労働意識」が見えてきそう。
さて気になる結果はどんな感じなのでしょう。

まず、労働時間意識について
Q1.働き方改革が推進されて、労働時間減少を実感することはありますか?(単一回答)
ある 24.6%
ない 75.4%
4人に1人が「減った実感」を持っているようです。家族や自分の残業が減ったと感じる人が、このくらいということなんでしょうか。

実感していない3/4強の人たちは「関係ない、契約社員だし」
という声が多いよう。そもそもバリバリ働く正社員と言うポジション自体が、まだ主婦からは遠い場所なんですね‥。

では、どういうときに「Q;労働時間の減少を実感するのか?」という問いについては、
1位、時短勤務の求人が増えた 46.9%
と主婦ならではの感覚がトップに。
パート、バイト情報を探したら、意外に、簡単に出来そうな案件が多かった、ということのよう。
「ノー残業」の世界に縁がない代わりに、主婦が簡単に働ける環境ができつつあるよう。

既婚女性には、ありがたい状況。
この流れが「フルタイム勤務主流から、在宅勤務など多様な働き方へ」とつながるのか、要注目ですね。

収入が減る理由とは‥

では、家庭の収入はどうなっているのか?
1位は何も影響はない 65.9%。

では増減は?というと、
・配偶者またはパートナーの収入が減った 14.9%
・自分の収入が減った 13.8%
逆に、・配偶者またはパートナーの収入が増えた 1.1%
・自分の収入が増えた 2.5%

「減ったチーム」の圧勝という嬉しくない結果に。
また減った人たちに顕著な傾向は「労働時間が短くなった」というもの。

「基本給は変わらず。残業代がなくなり、ボーナスカット」という声が多い。
ここで疑問、働き方改革は労働者のためのものですが「時短になって、残業代分の収入が減る」のを、労働者は良しとしているのか?

引用記事では「働くお母さん方が大変そう」という声も出ていますが、家族を養うお金が足りなくなっては、何の意味もないのでは。

多様な働き方が増えていくのはいいことですが、時間、給与ともに余裕ができて
子供をたくさん持ちたい気持ちになる。
そんな方向に行ってもらいたい「働き方改革」ですが、現状では「給与に余裕」は、ごく一部の人だけの話のよう。
まずは、万人の収入アップが大きな課題ですね。