地方で始まる「人気店舗閉鎖」

急激に進む少子高齢化のせいもあり、ここ数年企業は人手不足になっています。
地方では特にその傾向が強く、人気飲食店が閉鎖に追い込まれるケースもあるようなのです。

栃木県では、すでにこういった現象が続出しているよう。
実情が書かれた記事を見てみましょう。
栃木の有効求人倍率は、1.44倍(2018年5月)
数値だけ見ても、かなり人手が足りない企業が出てきますが、「キツイ」イメージがある飲食店にしわ寄せが着ているようです。

創作居酒屋「豚鳥(とんちょう)」は、ランチが人気のお店。
しかし人手が確保できず、ランチを打ち切ることに。片岡翔店長は「時給2千円でも昼間の人材の確保ができず、お金ではないということだろう」とコメント。
夜間のみの営業という状況に、苦悩されているよう。
その他、黒潮鮨(ずし)では、やはり人手不足のため、週末の客数制限を行っています。

飲食店の場合、「皆が遊びたい時間」に働くことになりますね。
そういう時間に限って店は「かき入れ時」。雇用のミスマッチが起きやすくなる。
しかも、飲食店というのは、キツイイメージを持たれがち。より敬遠される傾向にあります。

こういったことが続くと、飲食店のサービスが落ちる。「あの店には行かなくてもいいや」となる。
売り上げが落ち、人手を確保する賃金が払えなくなる。最悪、店が無くなってしまうという悪循環になります。

地方では、こういった人気店が観光収入や地域活性化にもなっている。
「いい飲食店がない」となれば、その地域に観光客が来なくなり、街全体の収入が落ちるという悪循環になってしまいます。