「1人で仕事」に向く人、向かない人

自分の好きな時間、場所で仕事ができるリモートワーク。
便利な反面「まぁ、明日でいいや!」とネットゲームをしてしまったり‥という社員もいるのでは?
すでに多様な働き方を実践中の、サイボウズ株式会社の社員の3名に訊いてみたそうです。

まず、リモートワークを行う場所は、自宅、実家など。
仕事内容は、企画立案、記事執筆、予算管理、電話担当と「内勤で可能」なものすべてをやっているよう。場所、内容ともに3名バラバラです。
ところで、気になる「サボり」はないの‥?

インタビューされた3人とも「ない」という回答。
むしろ目に見えない場所で、結果は出さないといけないので、緊張感がある。
会社は行けば働いてるように見えるので、逆に楽。
‥なるほど!

在宅ワークは「仕事してます」ポーズを見せられない。目に見える結果を出さなくてはいけない。むしろ「サボれない」環境なんですね。

とはいえ「塾に行かないと勉強できないタイプはきついかも。進研ゼミができるタイプはOK」というわかりやすい例え。
やっぱり、テスト勉強を家で出来るタイプじゃないと、サボってしまうのでしょうか。

「リモートワーク」が当たり前の環境

テスト勉強は結果にバラツキが出ます。目標も人それぞれ。
そして、連携プレーを取る必要もない。

対してリモートワークの場合、進捗状況は会社に見られている。
そして全員で結果を出さなくてはいけない。

そのため必要に応じて、会社や他の社員に連絡をとらなくてはいけません。
「今、どこまで出来ている?」「この辺りですね。」
という打ち合わせをする場合、「進んでいて当然」という空気になるわけです。

そうなると、仕事のやり方に違いは出ても「サボって進んでいない」
という状況にはなりづらい。
逆にチームプレーヤーとして、自分の責任を果たさなくては、という自立意識が強くなります。

また他人のサポートが欲しいときに、頼むこともうまくなるよう。
在宅勤務の場合、1人で行き詰まると、自分の責任が果たせなくなる。
他の人にしわ寄せが行ってしまいます。
そのため「つながりを自主的に確保する」意識が高くなります。

このように社員全員の自立意識が高くなる、また新入社員もこういう社風を期待して入社するため、よりリモートワークが促進される。
自然に「やりやすい環境」が出来ていくんですね。

段取り上手になれる

また、仕事をする中で「この案件は明日、Aさんと話をしてから」「この入力だけは今日中にやるかな」という段取りが組めるようになります。
タスク管理がうまくなっていくのですね。

このように「リモートワークはいいことだらけ」に見えますが、やはり対面で仕事をしないと無理なこともある。「どっちがいいという話ではない」というのが、インタビューを受けた3人共通の言葉。

会社が環境を作れば、サボり体質でも「リモートワークの世界」に慣れていくようです。でも進研ゼミを3日で放り出した人は要注意かも‥。