多様化するスポーツ参加者

最近スポーツ界では、世界での活躍から不祥事まで、色々なニュースが流れています。それだけ多くの人がスポーツに関心を持ち、参加するようになったということ。

スポーツ用品メーカーにも、その変化が表れているようです。
「スポーツを通じて社会貢献」が経営理念の「ミズノ」
スポーツの多様化、参加者の多様化に応じて、女性の雇用、働き方改革などを進めているようです。
同社の水野明人社長は「多様化はもはや当たり前」と述べ、女性の雇用を増やしているとのこと。

今までどうしても男性社員が多くなりがちだったスポーツ用品メーカー、女性社員の比率を上げることを意識して行っているよう。
「変える」という意識を持たないと、女性社員が増えず、社内風土も「男社会のまま」になってしまうから、ということ。

ただし雇用や育成基準は「能力重視」と、特に「女性だから」という意識を持つのではなく「会社に役立つ人」という等身大の発想。
その流れで「女性社員チーム」中心のプロジェクトもできています。

その1つが、グローバルフラッグシップストア「MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI」(大阪市北区茶屋町)この町はファッション関連の施設が多い地区。
女性向け商品販売だけでなく、現代の傾向「モノからコトへ」とシフト、この場所で実践しているようです。

ミズノでは、子供の体力向上などのイベントはありましたが、女性向けは手薄。そこで「「Ready Lady プロジェクト」を立ち上げました。
これにより「女性の健康に強いメーカー」というイメージを持ってもらうのが目標。

最近は女性のランナー、山ガールなど、オシャレな人も増えています。
またカラフルアイテムを持って、スポーツを楽しむ女性は10代から高齢者までと幅広い。
ミズノでは、女性社員が自信を持って、仕事ができるようになってきたとのこと。
今後は管理職が増えていくことでしょう。
スポーツ、健康分野を牽引していく女性が、ぐんぐん増えそうですね。

スポーツって素晴らしい

ミズノの改革は、女性雇用だけでなく「ノー残業デー」を週3日に増やすなどの働き方改革もあります。
会社が体育会系ということで「長時間労働が美徳」とされてきた部分を変えていく、とのこと。

体育会系はもちろんマイナスばかりではない。本来、スポーツは皆で楽しみつつ、技術、体力を向上をしていく素晴らしいもの。
ミズノでは社内運動会のほか、駅伝も開催、これにより社員同士のコミュニケーションも強くなっているよう。

スポーツの世界は、色々な組織の問題も報道されますが、本来は人との関係を良好に保ち、礼儀を重んじる世界。
スポーツ用品メーカーが旗を振ることで、体育会系のプラスの面が、世の中にどんどん出てくるといいですね。