要点が見えないのだが‥

よく雑誌の見出しに「年収1000万の人、300万の人、ここが違う!」
というようなものがありますね。

これを見て思うことは何でしょう。生活習慣の違いなどが挙げられ、ここを変えれば「あなたももっと稼げます」という話なのだろう、と、大体推測できますね。

しかし、この推測能力、いわゆる「忖度」が「オンライン会議では足を引っ張る」というのです。

具体例を想像して考えてみましょう。「年収300万の人っていますよね~」と切り出されたとしましょう。
年収の話ということはわかりますが「この話、どこに着地するのだろう。」と思いますよね。

収入アップの話なのか、収入300万円層に向けた商品販売の話なのか、全く分かりません。
これを防ぐには、PREPを意識することが大事と言われています。
要点(Point)、理由(Reason)、事例(Example)、結論(Point)の4つですね。

収入の話で言えば「年収を上げるというテーマの記事を書こうと思います。」
理由「年収という言葉や数字がついた見出しの記事はよく読まれる傾向にあります。」
事例「データを出す」
結論「数字を上げた見出しを使いたいと思います。」

これならば、話が行き違う可能性は少ないですね。
これを抑えないと、話がどんどんずれていく可能性もあります。

また聞く側も、相槌を打つことが大事。
「数字が入った見出しの記事が読まれる傾向にあります」に対して、「本当にそうなのか? でも自分もそうだし良いな。」と「本当にそうなのか? 安直なので止めておいた方が」では、意見が逆になります。

あとで「自分はあの案には反対だった」ということも起きてくる。
無言、無表情では「反対をされないのでいいだろう」と思われかねません。
オンラインだけでなく「会議が無駄」になる原因の1つは、「間違った忖度」にあるようなのです。

公私を分けよう

オンラインだけでなくメールなど文字でも「忖度を前提」にしたミスは起きます。
例えば「検討します」という言葉、事実上、否定の意味に使われることが多いですね。
しかし、文字通りに受け取ると「では正確な返事はいつもらえるのか?」になります。
相手がずっと返事を待っていることも起きるのです。ビジネスなど公的なやり取りでは、イエスノーをはっきりさせておきましょう。

逆にプライベートの場合、ラインスタンプなど「どうにでも解釈可能」なものが、
人間関係を潤滑にすることも、よくあります。
もちろん、仕事上の相手でもスタンプなどを使うことで距離を縮める効果はあります。

「何かをきちんと伝えたい」のか、そうでないのか、まずそこをはっきりさせる。
何かを伝えたい場合は、どんなときでもPREPを踏まえる、返事ははっきりしておく、この2点が大事です。