「テレワーク」進んでますか?

以前はごく一部の話であった在宅勤務、今では「テレワーク」はかなりポピュラーな言葉になりつつあります。
それに伴いモバイルワークオフィス「ちょくちょく…」を運営するザイマックスが座談会を実施。

「ちょくちょく…」を導入している日立ソリューションズ、リクルートコミュニケーションズ、リコーの3社の社員が参加。
テレワークをしているワーキングパパ&ママの本音が聞けたよう。
「ちょくちょく…」はサテライトオフィスでもありますが、キッズスペースも併設、より柔軟な働き方が可能になるようです。

まず日立ソリューションズのワーママ、子供は保育園児。
子供が病気になり保育所に預けられないときなどに「ちょくちょく…」を活用。
保育園の呼び出しにも対応できるように。
また会議に参加できないという悩みがありましたが、サテライトオフィスがあるためWeb会議という形で参加可能。
これにより、仕事に対して向き合う意欲が維持できているそう。

次にリクルートコミュニケーションズで働くワーパパ。妻は専業主婦ですが、体調を崩した場合などに「ちょくちょく…」を利用。
普段も育児サポートができるため、家族関係が良好になったよう。

リコーはこの6月に実施を開始。先の2社のような効果を期待しているさなかであるようです。

これを読んで「やっぱり大企業の待遇は違う」と感じる人も多いのでは。
やはりこのようなサテライトオフィスを持つ規模の会社でないと、テレワークは無理なのではないか。

実はテレワークを実施している企業は、大体10%程度。(各種アンケートの平均値)言葉が知られている割に、進んでいないのですね。
また実施していない企業の7割が「テレワークができる作業がない」と回答。

しかし、質問項目を「社外で資料作成や仕事用のメールをするか?」という問いにすると16%が「イエス」となるよう。

つまり「サテライトオフィスがなければ」など「テレワーク」という概念を大げさに捉えすぎている部分もあるのです。
子供のいる社員の働き方に融通を利かせる、そういったことから始めるだけでテレワークは進むのではないか。

企業から見たテレワーク

では雇用側から見たテレワークの課題は何か?
実際に実施している3社の意見を見てみましょう。

まずトップダウンが大事、そもそも上司が認めなければ「育児があるので退社」はしにくい。そういう空気を作ること。

またテレワークをする社員を限定せず、社員間の公平性を維持する。
そして個々の働き方をきちんと把握して、会社全体がチームとして機能するようにする。そのためのケアをしっかりすること。

大事なことは「サテライトオフィスの存在」ではなく、社員同士の連携サポートなどソフトの面。
テレワークに大事なことはハード面の整備というよりは「育児があるので帰ります」と言える社風づくりがまず先決のようですね。