僕のバーチャル社員さんたちを紹介する時間がやってまいりました。今回は営業を得意とする大竹さんと、とても頼りになるプロのライター岡部さんのご紹介です。

岡部さんは「レバレッジ起業の書籍の出版」というプロジェクトのチームメンバーでもありました。そして、大竹さんとプロジェクトのチームを組み、お仕事をしてもらうことも多々あります。そんなお二人の「働き方」に対する視点とは何なのでしょうか。

 

 

広告業界を渡り歩いた営業マン 大竹さん

 

彼は50代です。バーチャルチームの中でも最年長であり、僕とチームを組んで10年近くになります。営業マンとして、全国津々浦々を飛び回ってくれています。

 

 

私は、サラリーマン時代からずっと「営業職」です。最初は、大手の不動産関連の会社に就職し、物件情報を全国に流通させるという仕事をしていました。その後、いくつか会社を変わりましたが、ずっと営業、広報、マーケティングなどの仕事をしてきました。

私が独立して起業しようと思ったきっかけは、40歳あたりから「なるべく子供の生活スタイルに合わせられる仕事がしたい」と感じるようになったからです。サラリーマンには長期の夏休みなどはないですよね。海外では長期休暇はよく耳にしますが。

そういうこともあって、子供と過ごす時間を確保できる仕事がしたいと考えて、一人社長としての独立を決意しました。

しかし、最初から上手くはいきませんでした。まぁ儲からないこと。どうにかしなければと一念発起し、かつてお世話になっていた方達に連絡をして、運よくお客さんを紹介してもらいました。そして、このチャンスを逃さず、一つひとつ積み上げながら、丁寧な仕事を心がけてきました。

サラリーマン時代に学べたことは、人との付き合い方でしょうか。その中でも私が最も大切だと思ったのは「気くばり、目くばり、心くばり」の3つです。この3つは「優しさ」からなるものでもあります。

そして、人は恥をかいた分、他者に優しくなれます。だから思い切っていろいろなことにトライして、失敗してかいた恥は、糧にもなります。こんな感じで人との接し方を学んでいくと思いますし、誰にたいしても一肌脱げる、ということに繋がっていくんだと感じます。

私は20年近くのサラリーマン生活を送り、40歳過ぎに独立をしました。社会の仕組みや業界の構図も20年の間に見ることができたのです。しくみや構図を十分に理解した上で、今のクライアントのところへ行けるわけですから、こうした経験は必要だったのだなと思います。

いつの時代も流行を作り上げていくのは、若い世代です。彼らに合わせる広い心を持つことも必要だと痛感しています。経験を積み重ねた上で生産性を上げていく方法を考え出すのが、私たちの世代かもしれません。

歳を重ねるにつれ、それなりに守るものも出てきます。自分の大切な人を守りつつ、社会の中でどう生きていくか?と考えたとき、サラリーマン時代に学んだ経験が活きてくるのだと思います。

 

 

自分の好きなことを仕事にする、元看護師ライター おかべさん

 

おかべさんは、元看護師という専門知識のスキルをもつライターさんです。医療の現場で培われた判断力や分析力は、素晴らしいものです。さらにフットワークの軽い彼女に、僕はいつも助けられています。

 

 

元看護師ライター、あるいは現役看護師ライターって、今では世の中にたくさんいますよね。「働き方革命」のおかげもあって、医療職でライターを兼業している人も、増えてきたように思います。

私は最初、看護師として8年ほど働き、その後はこれまた異業種ですがITの世界へ飛び込みました。そこで10年が過ぎるころ、自分はもっと子供(当時3歳)のそばにいるべきか?と考える出来事があり、家の近くの総合病院にて、パート職員として再び看護職に就きました。

しかし、10年のブランクは衝撃だらけで、毎日が浦島太郎状態。多くの「昔の常識は、今の非常識」を目の当たりにし、人間関係にも悩みました。そして鬱になりかけたことをきっかけに、潔く看護職からも身を引きました。そして今から10年前に「パソコンとネット環境があればできる仕事で、さらに子どものそばにいる時間を確保できる」という理由から選んだのが、フリーライターの仕事です。

でも、やるからには稼ぎたいじゃないですか(笑)。好奇心だけはあふれるほど持っていますから、お声がかかれば、日本全国どこへでも飛んで行きます。子どもも大きくなりましたしね。

 

ライターという仕事は、自分が書いたモノが誰かのためになり、報酬が入る。ここで大事なのは「過程」ではなく、「できたモノ」です。もちろん、「過程」も大事ですが、少しくらいわき道に逸れても、「できたモノ」がちゃんとしていれば、誰かの役に立つ。それでOKだと思うのです。

フリーランスのライターは、締め切りを厳守するとか、クライアントの希望通りに仕上がるかどうかで、毎月の売上が変わってくる世界でもあります。でも、その人の歩んできた道が波乱万丈なほど、面白い仕事ができる職業だと思います。

小さな投資からでも起業しやすいですし、どこかのバーチャルチームのメンバーになることも面白い。対面での人間関係に不安を感じるなら、出社しなくても良い「雇われない働き方」を目指せば良い。大事なのは、稼ぐための仕組みを学ぶことだと思います。それが理解できたら、仕事は向こうから舞い込んでくるようになるでしょう。

それから、起業するとかバーチャルチームのメンバーになる働き方って、時間をコントロールできれば、もっと別の仕事もできたりします。私も実際、ライター以外にも仕事を持っています。こういう働き方も結構、人生を楽しめると思いますよ。

 

 

共通する「想い」

 

大竹さんとおかべさんは同世代、年代的には僕よりも少し上です。

お二人には、共通した想いがありました。「仕事ももちろん大事だけど、家族や子どもも大事」という想いです。

 

 

大竹さんは、営業スキルと、テクノロジーでお金を生み出すスキルも持っています。大竹さんの名言は「会社を替わることは恥ずかしいことではない」です。一つの会社で忍耐強く我慢して働いて定年を迎えることが日本社会では美学と捉えられがちですが、大竹さんのようなポテンシャルを持った40代は、これから増えてくるかもしれません。

おかべさん自身も、実は起業家なのです。彼女は、働きたいけど中々外に出られない(子供が小さいとか理由はいろいろ)ママさんパートさんズや、もっと別のママさんバーチャル社員とチームを作っていたりします。医療分野だけではなく、ITやものづくりの世界も眺めることができる視野の広い「看護師ライター」って、やっぱり面白い存在です。

 

まとめ

 

人生100年時代といわれて久しいですが、「働く」人生って一体、いつまでになるのでしょうか。

どこかの企業に雇用されることだけが人生ではなく、自分のやりたい仕事を、やりたい方法でできるバーチャル社員はやはり、「自分が働きたいだけ働く」という生き方を選べるような気がしませんか?

時代が求める市場は、刻々と変化します。その中にあっていつまでも自分の価値を高めていく「バーチャル社長」という働き方もまた、刻々と変化していくのです。