しっかりとしたビジョンやミッションを設定している会社をみると、多くの人は「凄いな」「やる気を感じるな」など、その会社が優良な企業に見えるのではないでしょうか。

そのようなものがあれば逆境を乗り越えられる支えになり、事業を存続させる力になります。しかし、本当に最初から明確なビジョンやミッションは必要でしょうか?

 

ビジョンやミッションは、最初から無くても何とかなる

 

起業することを決心してビジネスを始めるにあたり、ビジョンやミッションをしっかりと決めるのは、とても素晴らしいことです。

 

ビジョン(vision)とは、「実現したいと願う、将来の己の姿」のこと

ミッション(mission)とは、「己の存在意義であり、その企業が果たすべき使命」です

 

これらが最初からしっかり決まっている企業というのは、当然ながらスタートから共通意識を持った人を集めることができるでしょう。

だからといって、自分もしっかりとした未来像に対して知恵を振り絞って考え「ビジョンやミッション」を掲げなくては、と力まなくてもいいのです。最初からなんて、掲げなくても大丈夫です安心してください。

学生のうちに己のキャリアが描けないならば、起業して市場をよく見てから考えるのも悪くありません。うすっぺらいビジョンやミッションを堂々と掲げるよりも、「現在思案中」としておくのもなかなかセンスがあります。なによりもそれこそが「正直」であり、嘘をつかない人です。

 

 

自分がどこに向かいたのか、どこを目指しているのか、という目標は大切ですが、その目標に対してビジョンやミッションをなにも無理にくっつけることはありません。

「思案中」の状態からゆるぎない価値を見出したら、その時に明確なビジョンやミッションが見えてくるはずです。

 

 

「ツールのスペシャリスト」という選択肢もある

 

現代は、データが先行していく時代。アナログの時代のように、ペンと紙さえあれば情報が伝わるというわけではありません。また、多くの情報も整理ができなければ単なる情報でしかなくデータとはいえません。データは、集めて分析してこそ価値があり、それを利用できる人が生き残るのが今の時代の流れです。

もちろん、起業する上で「顧客はどこにいるか?」を考える必要はあります。でも市場分析の前に「自分が何をやりたいのか」が大切です。当たり前ですがまったく何もやりたくないのであれば、何もできない。逆にコレ!というのを見つけられる人は稀有でしょう。

 

 

つまり、何となくで良いのです。成功体験を通して好きになるかもしれないし、挑戦してみて好きじゃなければやめれば良い。そして、ある程度頑張った後に会社ごろと売る、という選択肢もあります。

 

そして、自分がコレだと決めたツールを使いこなせるスペシャリストになったら、今度はそのスキルを自分の価値として売り込みながら、市場を開拓していけば良いのです。自分とは違うスキルを持つ人と、チームを組んでも良いでしょう。

世の中には非常に多くのツールがあります。1人が1つのツールのスペシャリストなら、5人あつまれば5つのツールのスペシャリスト集団です。

ただし、移り変わりの早い今の世の中では、データやツールの寿命は思ったほど長くは無いことも忘れないようにしなければいけません。

数年前には、ブログやYouTube、アフィリエイトビジネスも、ごく短期間でブルーオーシャンへと成長しました。でも現在はこれらのツールも、レッドオーシャン化しています。この市場で戦うだけでは、疲弊しか生まれません。自分の得意なジャンルを作り、その認知のためにこれらを利用するのが得策です。

 

 

まとめ

 

まずはスモールスタートからでも大丈夫です。ビジョンやミッションはおのずと起業してからついてくるものです。けれども、やりたいことや進みたい方向の目標はなんとなく持ちましょう。そして、自分に合ったものに出会ったら、そのツールを使いこなせるように頑張るのです。

ツールを自由に操れるようになれば、データを活かしたビジネスにも挑戦できるようになります。